【着る】
●字典
着る(きる)=[動カ上一][カ上一]衣類などを身につける。からだ全体または上半身にまといつける。着用する。物事を自分の身に引き受ける。(「…をきる」の形で)身に負う。かぶる。(「…にきる」の形で)相手の行為をありがたく受ける。こうむる。◆「きる」は本来、衣服などを身につける意で、着物以外に袴(はかま)・笠・烏帽子・兜(かぶと)・布団・刀などについても用いられた。現代では主としてからだ全体や上半身に着用するものをいい、袴やズボンなどは「はく」、帽子や笠などは「かぶる」、刀などは「おびる」というように、どの部分につけるかによって異なる語が用いられる。
羽織る(はおる)=[動ラ五(四)]《名詞「はおり(羽織)」の動詞化》着物の上から軽く掛けるようにして着る。


●作例
着物をきる。 上着をきる。 ひとの罪をきる。 恩にきる。 
ガウンを羽織る。   

【詩歌用語】
「着る」着ける。着する。体する。纏(まと)う。羽織る。着飾る。着こなす。着替える。着用。着衣。厚着。薄着。召す。着用。身に着ける。身に纏う。着用。


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