【表情】
●字典
打ち拉ぐ・打拉ぐ(うちひしぐ)=強いショックを与え、意欲・気力を失わせる。
打ち拉がれる=相次ぐ生活の苦しみや予期せぬ不幸な出来事にあって、生きる意欲を全く失ってしまうほど深い悲しみや絶望感に襲われる。
表情(ひょうじょう)=感情や情緒を顔つきや身振りに表すこと。また、その顔つきや身振り。一般に、状況・ようす。

●作例
「自分に向って何だか表情しているような可憐な花/宮本・伸子」
表情の豊かな。 表情のない顔。 彼女は悲しげな表情をしている。  怒りの表情が顔に浮かんだ。 
困惑の表情が顔をかすめた。 それを聞いても表情一つ変えなかった。 表情がくもる。 
全国各地の歳末の表情
相好を崩す。 色をなす。 顔色を変えて怒る。 見得を切る。
汗を拭いながら薄く笑う。
何もかも失い、うちひしがれている。

【詩歌用語】
「表情」見え・見得。目つき。顔つき。面(おも)持ち。顔。顔つき。顔色。色。血相。形相。気色(きしよく)。神色(しんしよく) 。面(おも)持ち。目付き。眼差し。面構え。思わせ振り。素面(しらふ)。表情。面容。顔容。容相。相好(そうごう)。人相。剣幕。泣き顔。泣き面。笑い顔。笑顔。見え。見得。姿。形。態度。
 
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