【日】
●字典
日日並ぶ(かがなぶ)=(動バ下二)日数を重ねる。
日長し(けながし)=(形ク)日数を多く経過している。幾日もたって久しい。
日並ぶ(けならぶ)=(動バ下二)日数を重ねる。多くの日をかける。
日域(じついき)=日が照らす範囲 。転じて、天下。〔日の出るところの意から〕日本の異名。じついき。にちいき
日暮(じつぼ)=日ぐれ。夕方。
日一日(ひいちにち)=(副)。―と。一日たつごとに何かの程度が進むことを表わす。
一日(ひとひ)=いちにち。一日じゅう。ある日。〔雅〕ついたち。
ひねもす=(副)〔雅〕朝から晩まで。一日じゅう。ひめもす。
ひもすがら=(副)〔雅〕〔「ひねもす」と「夜もすがら」の合成語〕一日じゅう。


●作例
日日並べて夜には九夜、日には十日を/古事記(中)」
「君が行き日長くなりぬ/万葉 85」 「汝日域にわたつて/平治(上)」
「馬ないたく打ちてな行きそ日並べて見ても我が行く志賀にあらなくに/万葉 263」
日一日と暖かくなる。 春の海ひねもすのたりのたりかな。 
【詩歌用語】
「日」デー。日数。日を経る。一日。一昼夜。日日並ぶ。日長し。日並ぶ。日域。日暮。日暮れ。終日。終朝。尽日。 


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