【音】
●字典
音韻(おんいん)=それぞれの言語で、意味の区別を示す弁別性を持った音声(の種類とその体系)。
音曲(おんぎょく)=近世日本の楽器による音楽・うたいものの総称。〔狭義では、三味線などに合わせてうたう俗曲を指す〕
音引き・音引(おんびき)=言葉や漢字をその発音や字音によって引く△こと(ようにした辞書)。〔校正で〕長音符号(としての「ー」)。号音(ごうおん)=合図のために鳴らす音。
轟音(ごうおん)=激しくとどろき渡る音。
松濤(しょうとう)=松の梢を渡る風の音を波の音にたとえていう語。松籟(し様らい)。
美音(びおん)=美しい音(声)。
潜まる(ひそまる)=(自五)物音がしなくなる〔静まる〕。

●作例
衣擦れのような、ひそやかな。 靴音まで冷え冷えとして。 石を踏むは、余韻を引きながら。
は暗闇の奥へ吸い込まれていく。 心に深く響く心地よい
あたりが潜まる。 騒ぎが潜まる。 

【詩歌用語】
「音」高音。低音。音域。音韻。音引。音階。音楽。音楽家。音感。音響。音曲。音源。音合わせ。音叉。音沙汰。音質。音信不通。音声。音速。音痴。音程。音頭。音波。音律。音符。音量。音色。山の音。反響音。調子。


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