◆肌年齢は冬場のお手入れで決まります
いつまでも美しい素肌を願うのは、女性ならば当然の思い。
赤ちゃんの頃は、誰もがあのミズミズしい肌をもっていました。
けれど、年齢を重ねるごとに自然と老化は進んでいきます。
でも、その進み具合はお手入れ次第でいくらでも遅らせることが可能。
とくに、冬場のお手入れのクオリティで、その様子は確実に変わってきます。
同じ年齢なのに肌の輝きがまったく異なるのは、肌年齢に差がついてしまうからなのです。
赤ちゃんのミズミズしいあの肌感触を目標に、この季節も頑張ってお手入れしましょう。
★まずは、とにかく乾燥対策。
素肌がふっくらと潤う
<化粧水・ローション>で水分補給をもうひとガンバリ
化粧水・ローションによるパッティングは、スキンケアの基本中の基本。
しかも、洗顔後の無防備な素肌に与える一番目のアイテムだからこそ、
大切に意識しましょう。乾燥のひどい冬場は、いつもの季節より量を多
めに心がけましょう。
また、週に1〜2回位はローションパックのケアを。ローションを含ませた
コットンを、お顔全体にのせて約5分間そのまま。素肌がふっくらと潤い
はじめます。
ちりめんジワを定着させない為に
<栄養クリーム・美容液>でドライ化予防
肌の乾きがゲインでもっとも面倒なトラブルは、やはりちりめんジワです。この季節は特に油断
禁物。保湿を念入りに行い、シワの定着を防ぎましょう。通常のお手入れでの美容液が物足り
なくなってきたら、一段階しっとり効果の高いタイプに切り替えましょう。ただし、美容液でも乾燥
してしまうとき、また部分的な乾きが気になる場合は栄養クリームの併用をオススメします。お
顔全体はもちろん、乾燥しがちな目のまわりやUゾーンへのポイントケアもOKです。
心も体もリラックス
この時期、特に寒さで体も冷え疲れやストレスがたまりがち。そんなときはやはり、バスタブに
ゆっくり浸かり、心と体をその日のうちに癒してあげて下さい。まず、入浴は体に刺激を与える
ので入る前には手足から順に全身にたっぷりとお湯をかけ、体をお湯にならしておきましょう。
皿に8〜40℃位のお湯に入ったり出たりを3回繰り返し50分程度入浴する方法が効果的。ぬる
めなので、体に負担をかけることもなく、体を芯から温め、新陳代謝を活性化させ、その上、副
交感神経を刺激するので、リラックス&安眠効果も、絶大です。こうしたメンタルな面も、美肌づ
くりにはとても大切なポイントです。入浴剤をはじめ、ユズやショウブ、ミカンやレモンの皮を浴槽
に入れると湯あたりをよくしてくれます。
★寒さによるトラブルはこんなことも…
赤ら顔
赤ら顔とは、室内と外の湿度差が激しいために起こるトラブル。具体的には、極端
な温度変化に合わせて毛細血管が収縮を繰り返すうちに弾力を失ってしまい、頬
や鼻の部分に赤く浮き出してしまう状態です。対策としては、急激な温度変化の
環境を避けることが第一。人によっては足元が冷えただけで突然顔がほてるなど、
とてもやっかいなトラブルです。リラックスタイムにストレッチ体操を行うなど、常に
体内の新陳代謝を心掛けましょう。また、適度なフェイスマッサージは効果的。日
中でも指先を使って、肌がほんのり温まるように軽くたたいてあげましょう。
ドライ唇
唇は角質層が薄く汗腺も皮脂腺もないため、ケアを怠ると乾きによるトラブル
テキメンに現れます。
ひどくなると、皮がむけてひび割れ状態に。口元は美しい表情を決定づける
大切なポイントですから、念入りなスペシャルケアをしてあげましょう。オス
スメはラップ・パック。ていねいに口紅をクレンジングした後、リップクリーム
をたっぷり塗ります。その上に適当にカットしたラップをかぶせ約5分間おい
て下さい。ふっくらと柔らかな唇に戻ります。バスタイムの実行がいちばん
効果的。