高温多湿の日本では、夏の外出時は汗で体がベトベトになり、不愉快なもの。
この季節には汗対策は欠かせません。
汗には体温を調節する働きがあり、体にとって必要なものですが、汗を介して
刺激物が入りやすくなります。
さらに、汗をかいて皮膚が湿ってくると、汚れやホコリもつきやすく、雑菌が繁殖
しやすくなるため、肌のトラブルも起こりやすくなります。
特に肌の敏感な人は、健康な肌の人に比べて皮膚のバリア機能が低いため、
汗をそのまま放置しておくことは、皮膚トラブルの原因になりかねません。
また、子供は大人よりも皮膚の角質層が薄いので同じように注意が必要です。
汗をかいたら、そのままにせず、なるべく早く取り除くことが大切です。シャワー
や水で洗い流すのが一番ですが、外出先ではすぐにという訳にはいきません。
そんな時は、汗を拭き取るだけでも十分効果があります。この時、汗や汚れが
付着したハンカチでは、肌に汚れをうつすことになり逆効果です。清潔なシート
や布で、こすらずにそっと拭き取ることが大切です。
また、肌が敏感な人は汗の刺激に弱いだけでなく、潤いを保つ力も弱いので、
汗を拭いた後には、潤いを回復させるためのスキンケアが欠かせません。汗や
皮脂を拭き取るシートの中には、肌に優しいだけでなく、保湿成分を配合した敏
感肌用のものもあり、外出先で汗を拭くのに便利です。
汗の季節には、こまめに汗を拭いて、ダメージから皮膚を守ってあげましょう。 |
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