◆秋風が横切ったら、肌の乾燥が始まっています。

夏のオツリを清算したら、次は乾燥予防のケアを始めましょう。
「エッ、もう乾燥対策?」などとはいっていられません。
秋の気配とともに、肌はもうすでにドライ化しつつあります。
だからといって、特別なケアが必要なワケではないのです。
大切なのは、<自分の肌がどのくらい乾燥しているか>を知る事。
そして適切なケアを行えば、いつでも素肌は輝いています。
乾燥が招く乾燥トラブル。
肌の老化は、加齢とともに進行します。個人差はありますが、20代半ばから小ジワが気になり
はじめるといわれます。でも、体をいたわれば健康体でいられるように、肌にもこまめな気配りを
してあげれば美しさを保つ事は出来るのです。特にこの季節は、肌のドライ化に注意してほしい
もの。スキントラブルを引き起こす前に、季節にふさわしい気配りケアをはじめましょう。
肌のドライ化=シワ!
いつもみずみずしい素肌でいるには、皮膚に含まれる水分量を10〜
20%キープする事が理想です。この大切な水分保湿を調節するのが、
肌自身が持つNMF(ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)
とよばれる<自然保湿因子>。ただし、年齢と同時にそのNMFの働
きは衰え、更に乾燥した空気などが影響して、肌のドライ化は進みや
すくなります。そうなるとテキメンに現れるのが、ちりめんジワ。でも、
この程度のシワなら簡単に防げます。深い表情ジワに進行する前に、
外的要因の乾燥対策を心がけましょう。
肌の乾燥度チェック。
どのくらい肌が乾燥しているかを自分で知るには、洗顔後が目安になります。
洗顔後、何もつけずに一晩過ごしてみましょう。
□全体がカサつき部分的に粉をふいている・・・・・・・・・・・・・・・・
□メモと、口元がカサついている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□変わらない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□Tゾーンに皮脂が浮いている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□全体に皮脂が浮いている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
洗顔、クレンジングはやさしく。
洗顔のしすぎは皮膚を保護する皮脂膜もとってし
まう事があるので、肌の防御力を弱める上に、
ドライ化の原因にもなります。
「こする→拭く」の二重の刺激を与えてしまうワケ
ですから、炎症を起こしやすくなるのも無理あり
ません。ですから、<クレンジング、洗顔>時の
指の動きは「できるだけやさしく」を心がけて下さ
い。更に、洗顔後すぐに「化粧水→美容液」で
お手入れしましょう.無防備な状態で肌をドライ化
させるのは、ダメージ大です。また、洗顔直後は
基礎化粧の浸透が良くなっていますから、せっ
かくのタイミングを逃す手はありません。
フェイスブラシや洗顔スポ
ンジなど、余分な刺激と
なってしまう洗い方は一切
避けましょう。

faceブラシ

洗顔スポンジ
肌状態にベストな、タイムリーなお手入れを。
基本ケアで水分、栄養を与える事はもちろん大切。だけど、毎日
同じ量で…というワケにはいきません。今日はカサついてる…と
感じたら、化粧水、美容液などの量を多めに.逆に皮脂の浮きが
気になるのなら、洗顔をよく行い美容液を薄めにのばすなど.デイ
リーに自分でコントロールして、いつも快適な素肌をキープしまし
ょう。