『老舗・和菓子』
 


 昨日、自宅近隣に多くの老舗があると話しましたが、今日は和菓子の老舗をお話しします。
 中世の堺は国際貿易などで大きな富を成した商人たちの間で、「茶の湯」(茶道)が広まりました。
 この「茶の湯」を「わび茶」として発展させたのが、堺の商人出身の武野紹鴎(ジョウオウ・利休の師匠)。
 そして千利休と今井宗久(ソウキュウ)と津田宗及(ソウギュウ)は「天下三宗匠」と呼ばれていた。
 そんな関係で堺は茶請けの和菓子作りも盛んになったとか。
 以下は自宅周辺(徒歩15分圏内)の和菓子屋を紹介します。

 くるみ餅の『かん袋』は鎌倉時代・元徳元年(1329年)に創業。
 芥子餅の『本家 小嶋』は室町時代・天文元年(1532年)に創業。
 大寺餅の『大寺餅河合堂』は安土桃山時代・慶長元年(1596年)に創業。
 けし餅の『小島屋』は江戸時代・延宝年間(1670年代)に創業。
 最中の皮専門店『泉忠』は江戸時代・寛政年間(1790年代)に創業
 肉桂餅の『八百源来弘堂』は江戸時代・寛政年間(1790年代)に創業。
 抹茶かき氷の『つぼ市製茶本舗』は江戸時代・嘉永三年(1850年)に創業。
 むらしぐれの『むか新』は明治25年(1892年)に創業。
 斗々屋饅頭の『丸市菓子舗』は明治28年(1895年)に創業。
 乳守もなかの『南曜堂』は大正10年(1921年)に創業。
 大鏡の『曽呂利』は昭和25年(1950年)に創業。
 天神餅の『御菓子司 天神餅』は昭和27年(1952年)に創業。

 以上の店は自宅近隣ですが、堺には他にも多くの和菓子の老舗があります。
※宗匠(そうしょう)とは。意味や解説、類語。文芸・技芸などの道に熟達しており、人に教える立場にある人。特に、和歌・連歌・俳諧・茶道・花道などの師匠。

※明日は『もののはじまりなんでも堺』をお届けします
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