『珍名さん』

 昨年の9月から妻と散歩をしているが最近は自宅から10分のコロナを避けて人通りが少ない堺港へ行っていが、その帰り道に難しい店の看板を目にする。
 それが、『盟神探湯』と『甑』。前者が[くがたち]で後者が[こしき]。そういえば以前、別のコースで『鼎』[かなえ]という店もあった。
 気になるので帰宅後ネットで調べると、盟神探湯は古代日本で行われていた神明裁判、甑は古代中国を発祥とする米などを蒸す為の土器。鼎は古代中国で作られた三本の脚の青銅器で共に人名でもある。
 珍名で思い出したのが近所の世継(ヨツギ)さん、お客さんで日生下(ヒウゲ)宗和(ソウワ)今長(イマナガ)仁田水(ニタミズ)篠丸(シノマル)海辺(ウミベ)倭谷(イタニ)連(ムラジ)、唄(バイ)、指吸(ユビスイ)、毛穴(ケナ)、宵(ヨイ)、帆足(ホアシ)、小路口(ショウジグチ)、柘植(ツゲ)酒匂(サコウ)成願(ジョウガン)とその知り合いの五百旗頭(イオキベ)奴井(ヌイ)左手(サテ)。
 私は気になると追及したくなる性分で、店の番付表から珍名を調べてみた。そんなにないと思っていたが全国で1000人以下の珍名を調べるとかなりあった。
 これこそ珍名と思うのが、胡(シタグイ)目(サガン)熨斗(ノシ)欅田(クヌギタ)尚和(ショウワ)下毛(シモゲ)七五三(シメ)葭川(ヨシカワ)貝淵(カイフチ)石走(イシバシリ)馬郡(マゴリ)浮穴(ウキナ)最所(サイシ)上硲(カミサコ)末下(マツシタ)曽方(ソガタ)国舛(クニマス)鍵澤(カギサワ)白露(ハクロ)蜂巣(ハチス)孔(コウ)萬所(マンドコロ)佐相(サソウ)草分(クサワケ)茅場(カヤバ)東一(トウイチ)重福(ジュウフク)亀津(カメツ)。
 珍名ではないと思っていたが全国1000名以下は次の通り。
 有満(アリミツ)中原田(ナカハラダ)柿坂(カキサカ)小平(コヒラ)樫井(カシイ)西泉(ニシイズミ)二井本(ニイモト)大汐(オオシオ)常藤(ツネトウ)吉澄(ヨシズミ)澤埜(サワノ)妻井(ツマイ)壷阪(ツボサカ)切畑(キリハタ)谷田辺(ヤタベ)桑元(クワモト)住原(スミハラ)戎本(エビスモト)吉嶋(ヨシジマ)高永(タカナガ)奥宮(オクミヤ)鎌苅(カマカリ)脇元(ワキモト)佐々岡(ササオカ)米園(ヨネゾノ)北埜(キタノ)溝木(ミゾキ)信木(ノブキ)原納(ハラノ)妹背(イモセ)。
 ※当店番付表は1999年から。全国人数は苗字由来netを参照。
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