小池都知事


 東京都の小池都知事が過度の疲労を理由に今週いっぱい公務から離れると、ニュースで報道していた。

 妻 「小池百合子知事、過労かな」
 私 「いや、カロウと違うで。家老は藩主を補佐する立場や。小池都知事は言わば藩主や」
 妻 「その家老と違うがな。過度の疲労の事やん」
 私 「ああ、緊急事態宣言でも感染者がなかなか減れへんので気疲れかな」
 妻 「人流がなかなか減ってないからね」
 私 「そやから、知事みずから『stay home』を実践したんやで」
 妻 「ホームと違う、ホスピタルや。入院て言うてたで」
 私 「入院は発熱と違うか?」
 妻 「何で?」
 私 「小池都知事はこれまで、いろんなキーワードを提唱してきたやろ」
 妻 「うん、stay homeに3密に東京アラートに5つの小(コ)にテレハーフ」
 私 「よう覚えてるなあ。小池都知事検定があったら100点取れるで」
 妻 「そんな検定はあれへんわ」
 私 「あ、90点やなあ。最近、新たなキーワードの『抑える』を提言してるわ」
 妻 「知ってるよ。外出を抑える、帰省を抑える、出勤を抑える…やろ」
 私 「知ってるやん。ほんだら100点やるわ」
 妻 「100点貰ってもうれしないって!因みにキーワードと発熱、何の関係があるの?」
 私 「新たなキーワードを考えるのに頭を使い過ぎての知恵熱や」
 妻 「そんなんで頭を使ってない。コロナとオリンピック問題で頭を使ってるんや」
 私 「流行語大賞狙いに頭を使(ツコ)うてるのかなあと思たわ」
 妻 「なんでやねん」
 私 「前からクールビズとかスマートシティとかトミファとか、流行語狙いの言葉を発してるやん」
 妻 「トミファて何?」
 私 「ファミマの親戚と違うで、都民ファーストや」
 妻 「都民ファーストは提言と違って都議選の時に立ち上げた地域政党の名前やん」
 私 「よう知ってるなあ。100点やるわ」
 妻 「アンタに100点貰っても、何の役にも立てへんわ!」

※5つの小=小人数、小一時間、小声、小皿(に料理を分ける)、小まめ(にマスク、換気、消毒)
※テレハーフ=半日テレワーク。
 謎かけ:小池都知事とかけて、ヤクザと解く。どちらも(都政・渡世)に生きる。

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