『待機生活』


 妻がコロナに罹患して1週間後には体温が36.5度を下回り胸をなでおろしていたが、妻の2日後にうつった私は1週間経っても38.5度から下らない。
 妻は「発熱は3、4日くらいで収まると医者が言うてたのに38.5度が1週間も続くのはオカシイ。PCR検査をうけたら?」
 「PCR検査を受けても、薬もくれないで自宅で10日間じっとしてるだけやろ。PCR受けても受けへんかってもおんなじや」と私。
 妻は保険所に解熱鎮痛剤を送ってもらうように依頼したら「かかりつけ医で診察を受けて薬を処方して下さい」と言われたとか。
 だから妻は何度も病院に行くように言うが、「そのうちに熱は下がる」と私は取り合わない。
 そこで妻はヘルパーをしている知人に電話をして薬局で解熱鎮痛剤を買ってきてもらうように依頼したら、「水分補給も必要」とos-1を10本とのど飴も一緒に買ってきてくれた。
 問題は食料品だがコープ(生協)は週に3日分しか買っていない。役所から届いた2個のダンボール箱レトルト食品と缶詰とカップ麺だけで生野菜とか牛乳、パン、卵が無い。
 妻の姉と姪が、その不足分や注文品やフルーツなどを買ってきてくれている。
 因みに自宅待機中の私達は直接会う事が出来ないので、自宅ドアの前に大きなダンボールを敷きその上に荷物を置いてもらうようにしている。
 発熱、呼吸器症状(咳、咽頭痛、鼻汁、鼻づまり)、頭痛、倦怠感など浮かない待機生活の中で、こういう暖かい差し入れは心が安らぐ。
 どちらもお見舞いだからと金額は告げなかったが、「完治したら差し入れた人達に直接会って礼をしよな」と妻と話し合った。
#待機生活 #チャレン爺有村 #有村正


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