●上品な言葉遣い


 昨日、六十過ぎの女性客のH子さんと会話をしたが、その女性の言葉遣いがとても上品だ。着物姿がよく似合っていて、仕事は着物関係で職場は京都だとか。
 お母さんの事を「お母上(ハハウエ)」、兄さんの事を「お兄(アニイ)さん」、着物も「お着物」と言っている。

 私 「なんでも言葉の頭に“お”をつけると上品な言葉になるんやな」
 客K「お母上は言葉遣いに厳しく、幼い頃から“お”をつける様に言われてきたの」
 私 「味噌汁は?」
 客K「お味噌汁」
 私 「話は?」
 客K「お話」
 私 「手紙は?」
 客K「お手紙」
 私 「京都は?」
 客K「お京都」
 私 「ふつう地名には“お”は付けへんけど、品(ヒン)がええなぁ」
 客K「あら、そう?」
 私 「それでは奈良は?」
 客K「おナラ!あっ、」

 お澄ましな女性が上品な顔して、私にのせられて下品な言葉を発した。少しムッとしたがみんなが笑ったので、愛想笑いで取り繕(ツクロ)った。

※謎かけ:上品な言葉遣いとかけて、警察官の仕事と解く。どちらも(敬語・警護)があります
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