hitomi's poem

hitomiの詩 part72 お茶目さん



机の引き出しの中で、見つけた写真帳
1ページずつめくりながら、君の在りし日を偲ぶ
その中におどけた変顔が、私の目に留まった
女友達と楽しそうな、スリーショットのフォトグラフ
君は素直で純粋、そして愛嬌がありお茶目さん

思い返せば、君が幼い頃
私とじゃれ合っている時、君は死んだフリをして
うっすら片目を開いて、私の反応を見た
歌の番組を見ながら、口パクして踊ったり
君は無邪気な仕草で、人を笑わそうとするお茶目さん

辛い時、寂しい時でも、その場の雰囲気を見て
シラけさせないようにと、明るく振る舞う時がある
サービス精神が旺盛で、お茶目になれるのは
私のDNAを引き継いでいるからなのか…








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