hitomi's poetry-1a

君と一緒に“Let it be”
(1) 君の机の引き出しの ポツンと片隅に 
黒い小さな mystic・box

ツマミをひねって ゼンマイを捲く ゆっくりと
静かに “Let it be”が流れてきた

空気を伝って 僕の耳を そっとかすめるよ
オルゴールの 音色 寂しそに

この(うた)が好きだったんだ ああ、愛しいHitomi 
僕もビートルズを 聞いてたよ 若かれし頃
心にきざむ 懐かしの ワンフレーズ “Let it be”
僕と一緒に 口ずさみ ひとときを過ごしたかった
(2) 君の部屋の白壁に ポツンと立てかけた
君にあげた 白いfolk・guitar

そっと手にとり おもむろに弾く ポロロンと
思えば 「“Let it be”の譜面ない?」

少し以前 僕に尋ねたことが あったっけ
ギター あれから うまくなったかな?

この(うた)が好きだったんだ ああ、愛しいHitomi 
僕もビートルズを 弾いてたよ 若かれし頃
心に残る 思い出の ミュージック “Let it be”
僕と一緒に ギターデュオ ひとときを過ごしたかった

この(うた)が好きだったんだ ああ、いとしいHitomi 
僕もビートルズを 聞いてたよ 若かれし頃
心にきざむ 懐かしの ワンフレーズ “Let it be”
僕と一緒に 口ずさみ ひとときを過ごしたかった

※mystic=神秘的であるさま