必死のパッチ、父さんは
(情熱リレー走り隊〜天国の君へ)

最高の舞台に好敵手
緊張と不安の中、コースに立つ
出走順は後半の12番目
バトン後に、痛む踵(カカト)気づかって
気合で走るも膨脛(フクラハギ)、「ブチッ」と泣き
激しい痛みが左の脚(アシ)襲う
堪えて忍んで一目散
「頑張って!」かすかに感じた君のエール
ここで負けたら男がすたる
必死のパッチ、走ったで父さんは

思い返せば18日前
縁あって選ばれし11名
初顔合わせから和気藹々
監督、キャプテンの確かなリードの下
厳しく楽しい合同でする練習
腰痛と筋肉痛のオマケつく
運動不足に苦しんで
ひたすらに精を出すトレーニング
ここで負けたら迷惑かかる
必死のパッチ、走ったで父さんは

素晴らしいチームの団結が
熱き思いバトンに伝わって
3000mの目標を成し遂げた
若い仲間と一丸になれたのは
得難い喜びを分かち合えたのは
汗だくスタッフと君のお陰です
残暑が厳しい夏の日に
足腰痛め、辛い思いしたが
天国の君へエエ土産出来た
必死のパッチ、頑張ったで父さんは

※8月29日にテレビ局が企画した3000mリレーに、頑張っている親父を瞳に伝えようと出場した。