1分間スピーチの話しのタネ
○よき人生を送る為の話材
★カイコだけが絹を吐く
 地球上には何千何万となく昆虫がいる。それらは、みんな木の葉っぱや草の茎を食べて生きている。しかしほとんどの昆虫は、それを黒や青い糞フンとして排泄しているにすぎないが、カイコだけは、やがてマユになって美しい絹糸を作り出す。
人間も、みんな同じように“人生の葉緑素”を食べているのに、ボケッと一生を終わるものもあれば、世のため、人のため、何か貢献をする人もいる。あるいは、そういう具体的な貢献が無くても自分を知ってくれている何十人かの人々に、美しい、よい思い出を残してくれる人もいる。違いはどこにあるのか?問題意識をもって、毎日毎日を送ったかどうか、である。

★教育とは 魂をかけて 苦闘することなり
 教える人、教え方によって、教わる人の考え方に影響し、一生まで左右することがある。そのことを踏まえ、教わる人にとって何が必要か、どう対処すべきか?を常に真剣に、状況判断しながら、誠実さと情熱を持って教育をする。

★語学を極めるには まず好きになる事
 語学に限らず、趣味や習い事の上達のコツは、まず好きになる事。誰でも好きなことなら、時間を惜しんででも物事に打ち込める。常にそのものの長所、自分に対してのメリットと達成した時をイメージする。そして、方法に創意工夫をし、熱意を持って根気よく続ける。また、勉強中は集中して、全力投球で取り組む。

★ののしられて、人は立ち、おだてられて、人は崩れる
 人を育てるには、おだててばかりではいけない。人間をダメにする。叱咤激励。叱るべきところはおもいきり叱り、励まして気を引き立たせる。また、褒めるべきところは褒めること。

★声、それは天からの贈り物
 声、それはこの世で唯ひとつ、人間が創った物でない楽器。それは誰にでも平等に与えられた楽器。それはどんなときでも音楽を奏でられる楽器。辛い時もうれしい時も、大切な「贈り物」を楽しみましょう。

★老いてなお なつかしきかな 母子草
「自分は年をとリ、子供の世話になっていても、親と子の立場は昔のまま変わらない」と、親はいつまでも思うものである。

★弓の力で 矢は走る
 いくら立派な矢でも単独ではただの飾り物。弓があって初めて、役目を果たす。自分独りで世の中は生きていけない。他人と協力し合って生きましょう。

★この世とは あの世までの ヒマつぶし
 所詮、この世に生きている期間はしれている。あの世では永遠に続く。ならば、細かいことにクヨクヨ悩まないで、気楽に暮らしましょう。

★一日を一生として暮らしならば、その日その日は有り難きかな
 
★諸行は過ぎ去るものなり。怠ることなく精進せよ

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