作詞コーナー(バックナンバー)

★みち★ぼくの風船 ★誰も知らない道 ★テン・オクロック・サンバ★恋するわたし★涙の三十路 ★和歌の浦旅情

みち 愛の影 試験の歌
森きょう子 佐藤ゆうじ 秋本喜代子
(1)
野菊の咲いていた あの道を
なにも言わずに 歩いたときに
二人は愛を 感じたはずよ
だけどあなたは いつの日からか
小さな道を つくったの
私の通れない まわり道
やさしくひびいた あなたの声も
今はなにも きこえない

(2)
木の葉の舞い散る 冬の道
なにも言わずに 歩いていたら
二人の思い出 分かれていった
いくら呼んでも 答えてくれぬ
あなたの姿 さがすとき
私の心は こおりつきそう
あやしいあなたの ほおえみも
今は涙に 消えていく
(1)
わるいことだけど ときどき私
あなたの不幸を 祈ります
不幸になったら 悲しくなったら
あなたは私を
思い出してくれるでしょうか

(2)
長い苦しみが 私をいつか
くらい女に 変えたのね
愛を願って 私はいつか
こころに憎しみ 育ててた
こんな気持ちは たまらないけれど
あなたに私を
思い出してほしいからなの
見目麗しい 迷信じみた話で信じ難く
(1)
私の好きな 尊敬すべき問題用紙
なにがなんたって
これが配られるときが 最高さ
おお 出とる出とる
(2)
私の好きな 尊敬すべき問題用紙
なにがなんたって
これを解くときが 最高さ
さあ 計算計算

セリフ 問題用紙は大切にしなくっちゃ
「答以外を書いたら無効」
ですって 計算するとこ」ないわね
(3)
私の好きな 尊敬すべき問題用紙
なにがなんたって
しかたがないから また白紙
ああ むなしいなあ
ぼくの風船 テン・オクロック・サンバ 恋するわたし
おかひさ泰大 ナガサキケイコ
沢本めぐみ
(1)
君の手にあるのは
夢でふくらんだ風船
坊や
その手を離しちゃだめだよ
しっかり 握っているんだ
いつまでも いつまでも
君の手で
君の手にあるのは
夢でふくらんだ風船

(2)
小さな手にあるのは
夢でふくらんだ風船
坊や
それは明日の神さまだよ
しっかり握っているんだ
どこまでも どこまでも
君の手で
小さな手にあるのは
夢でふくらんだ風船
テン・オクロック・サンバ
月の静かな 今夜は
テン・オクロック・サンバ
とてもあなたに 逢いたいの
テン・オクロック・サンバ
ふたりっきりで 踊ろうサンバ
サンバ・サンバ・サンバ
サンバ・サンバ・サンバヤー
パパパヤ

テン・オクロック・サンバ
部屋の灯りは 消してね
テン・オクロック・サンバ
夢をみるような しあわせ
テン・オクロック・サンバ
もっと強く抱いて もっと
サンバ・サンバ・サンバ
サンバ・サンバ・サンバヤー
パパパヤ

ふたり あなたとわたし
おとな 恋のふたり
熱い 熱い 熱い夜を サーンバ!
HEY!

テン・オクロック・サンバ
甘いカクテル 酔ったわ
テン・オクロック・サンバ
あなたひとりが ほしいの
テン・オクロック・サンバ
もえる 愛のリズム もえる
サンバ・サンバ・サンバ
サンバ・サンバ・サンバヤー
パパパヤ
(1)
朝の光が こんなにうれしい
風の香りが こんなにやさしい
なんてすてきな わたしがうつる
小さな部屋の 小さな鏡
これが恋ね
いまが恋ね
愛するあなたが いるからなのね

(2)
人のざわめき こんなにたのしい
誰かの口笛 合わせて歌うの
なんてかわいい わたしがうつる
赤い鏡に 燃えるくちびる
これが恋ね
いまが恋ね
愛するあなたが いるからなのね

(3)
夜の静けさ こんなにしあわせ
あまいくちづけ 秘密の約束
なんてきれいな わたしがうつる
あなたの瞳 小さな海に
これが恋ね
いまが恋ね
恋するあなたが いるからなのね
誰も知らない道    涙の三十路(みそじ) 和歌の浦旅情
嶋田 俊彦 木村 伸行 ほりきた弘
(1)
誰も知らない道を 一人で歩こう
古い時計の 古い時計の針をとめて
誰も知らない道を 一人で歩こう
白い花束 白い花束 胸にかかえ
「きのう」という名の花びらを
今日またひとひら ちぎって捨てて 捨てて
誰も知らない道を 一人で歩こう
古い時計の 針をとめて歩こう

(2)
誰も知らない道を 一人で歩こう
古い時計の 古い時計の針をとめて
誰も知らない道を 一人で歩こう
君の面影 君の面影 胸にいだき
遠い故郷の思い出を
明日へののぞみに つないで燃えて燃えて
誰も知らない道を 一人で歩こう
古い時計の 針をとめて歩こう
(1)
来るんじゃないよ (もうすぐ30)
なりたくないよ (もうすぐ30)
だけど、しょうがないじゃない
あきらめの境地
Ah…Ah…もうすぐ30

(2)
なるんじゃない (もうすぐ30)
人は誰も通る道 (もうすぐ30)
それがどうした文句があるか
開きなおろうか
Ah…Ah…もうすぐ30
(1) 
和歌の浦をひとりさまよい
浜木綿の花に 落としぬ
ああ、再び語り合わん
我が心の愛し乙女よ

(2)
和歌の浦をひとりさまよい
過ぎし日々を 思いおこしぬ
ああ、とこしえに我を去りぬ
我が心の愛し乙女よ

(3)
和歌の浦を日ごとたたずみ
高なるうしおに ひとり歌いぬ
ああ、帰らぬ我が恋よ
我が心の愛し乙女よ
愛の影
田上サチ子
(1)
野辺に咲いた 白菊は
若い二人 愛の姿
青い空は どこまでも
若い二人 愛の姿
そんな二人は 若すぎたのか
何も語らず 黄昏の街
風の音も 淋しそうに
(2)
胸につもる 喜びも
若い二人 ともに分かち
心痛む 悲しみも
若い二人 共に分けた
そんな二人に 別れはきたが
いつかきっと 心の中で
愛の日が 戻るように