マジック１ａ

マジック芸の種あかし（14・15・16・17・18・19回）

第14回・大金持ちになれる名刺
２枚の名刺の下に100円玉を隠しておく。そして名刺と両手を交互に見せて仕掛けがないことを確かめてもらう。その時の100円玉の“移動”の注目！
	①相手に左手を見せている時は、100円玉を２枚の名刺の下に持つ。
	②次は右手を見せる。名刺を左手に持ち替えた時に100円玉を移す。
	③上にある名刺を右手にとって裏を見せる。100円玉は“左手”に残す。
	④右手に取った名刺を戻し、100円玉と一緒に、２枚とも右手に持ち替える。
	⑤今度は下の名刺。左手にとって裏を見せる。100円玉は“右手” に残す。
	⑥左手の名刺を右手の名刺の下に戻して100円玉を名刺の間に挟む。
	⑦２枚の名刺を軽く振るだけで、100円玉が落ちてくる。
第15回切ったはずのロープ
１mのロープと、６cmの同じ種類のロープ、セロテープを用意。６cmのロープは２つに折り、セロテープで根元をおさえ、固定する。長いロープを切ると見せかけてこれを切るのです。
	①タネのロープは左手に隠しておく。右手から左手に１mのロープを持ち替える時、そのロープの輪を一度左手の中納める。
	②そして、輪を出す時はタネのロープを出す。ハサミで切るのはタネのロープを切る。
第16回伸びるロープ
用意するのは１m50cmのロープ1本。右手の甲にタネを仕掛けます。ポイントは、手に隠し持ったタネが見物人に見えないように注意します。鏡を見て、よく練習する事。
	①ロープを、端から15cmほど残して、指にグルグル巻きます。適当に巻いたロープを指からはずして、横に何回か巻き、20cmほど残します。巻き終わりは、図の黄色い部分の様に、ロープを少し巻いたところにはさみます。
	②このタネを右図の様に、右手の人差し指と中指ではさんで手の甲に隠します。見物人に見せるのは下図。 ③Ａの部分を左手でとる時に、見物人に分からないように、タネも一緒に左手のひらにとります。 ④タネを左手に隠して、ロープの端と端を結びます。
	⑤一度、輪を見物人に見せてください。 ⑥次に、ロープを徐々に左右に引きながら出していきます。見物人には、小さかったロープに輪が、大きくなってしまった様に見えます。
第17回ロープの背くらべ
用意するのは50cmｔ30cmと10cmの計ロープ３本。ロープに仕掛けをする時と仕掛けを解く時は、素早く、しかも、見えないように注意する事。それには、指先がよく動くように練習しておく事です。
	①仕掛けはロープを左手に持ち替え、長さを揃える仕草をする時にします。短いロープを小指にかけて上に折り、長いロープの頭を引っ込めます。そして、先に折った短いロープの頭を出します。
	②長いロープの先端は、折って上に出した短いロープの輪に掛け、下に折り返します。
	③次に真ん中の短く下がっているロープ（長いロープの折り返した部分) を引っ張り、30cmのロープの長さに合わせます。
	④ロープの長さを元に戻す時は、左手で長さを調整してから、右手に持ち替え、観客にロープを見せます。ロープを右手に持ち帰る時に、長いロープの折り返した部分と、 を右手で取り、短いロープの片端を取らないようにする。
第18回・お金が消えるハンカチ-2
用意するのは100円玉とハンカチ。ポイントは硬貨を巻き込む回数と、相手にハンカチを渡す時に左手の動きを素早くする事。
	①100円玉は心持ち中心より左寄りに置く。
	②硬貨を巻き込む回数を多くすると、硬貨が落ちにくくなる。
	③左右に引く時は、しっかりと引っ張ると、落ちない。
	④相手にハンカチを渡す時、ハンカチを縦にすると、硬貨は下に落ちるので、悟られないように素早く左手で硬貨を受け、隠し持つ。 ※この時、右手に注意を引く。
第19回魔法の扇子
用意するのは扇子、おわん、ミカン、糸。タネはミカンのヘタに針で糸を通し、扇子の柄に結びます。ポイントは①糸の長さはミカンが扇子にかくれる程度に。②おわんの中のミカンを観客に見せる時、手でミカンを持ち上げすぎない事。扇子まで持ち上がってしまうので、気をつける。③扇子を開く時も、ミカンが宙に浮かない様に注意して開ける。
	①タネは、ミカンのヘタに針で糸を通し、扇子の柄に結びます。糸の色は服の色やテーブルの色に合わせるとよい。
	②ミカンをおわんの中に入れます。扇子はさりげなく閉じ、おわんのそばに置く。くれぐれも、扇子とミカンがつながっている事がバレない様に、おわんのミカンを観客に見せます。
	③「この魔法の扇子で、おわんを扇ぎます。…」といって、２、３回あおぎます。
	④扇子にミカンがつながったまま、静かに隣のおわんに扇子を移動。
	⑤ココでもう一度、扇子でおわんを扇いでから、ミカンをおわんに入れます。
	⑥ここで、扇子を閉じて、「ミカンが隣のおわんに移ってしまいました」といって、おわんの中のミカンを観客に見せます。

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第14回・大金持ちになれる名刺
２枚の名刺の下に100円玉を隠しておく。そして名刺と両手を交互に見せて仕掛けがないことを確かめてもらう。その時の100円玉の“移動”の注目！
	①相手に左手を見せている時は、100円玉を２枚の名刺の下に持つ。
	②次は右手を見せる。名刺を左手に持ち替えた時に100円玉を移す。
	③上にある名刺を右手にとって裏を見せる。100円玉は“左手”に残す。
	④右手に取った名刺を戻し、100円玉と一緒に、２枚とも右手に持ち替える。
	⑤今度は下の名刺。左手にとって裏を見せる。100円玉は“右手” に残す。
	⑥左手の名刺を右手の名刺の下に戻して100円玉を名刺の間に挟む。
	⑦２枚の名刺を軽く振るだけで、100円玉が落ちてくる。
第15回切ったはずのロープ
１mのロープと、６cmの同じ種類のロープ、セロテープを用意。６cmのロープは２つに折り、セロテープで根元をおさえ、固定する。長いロープを切ると見せかけてこれを切るのです。
	①タネのロープは左手に隠しておく。右手から左手に１mのロープを持ち替える時、そのロープの輪を一度左手の中納める。
	②そして、輪を出す時はタネのロープを出す。ハサミで切るのはタネのロープを切る。
第16回伸びるロープ
用意するのは１m50cmのロープ1本。右手の甲にタネを仕掛けます。ポイントは、手に隠し持ったタネが見物人に見えないように注意します。鏡を見て、よく練習する事。
	①ロープを、端から15cmほど残して、指にグルグル巻きます。適当に巻いたロープを指からはずして、横に何回か巻き、20cmほど残します。巻き終わりは、図の黄色い部分の様に、ロープを少し巻いたところにはさみます。
	②このタネを右図の様に、右手の人差し指と中指ではさんで手の甲に隠します。見物人に見せるのは下図。 ③Ａの部分を左手でとる時に、見物人に分からないように、タネも一緒に左手のひらにとります。 ④タネを左手に隠して、ロープの端と端を結びます。
	⑤一度、輪を見物人に見せてください。 ⑥次に、ロープを徐々に左右に引きながら出していきます。見物人には、小さかったロープに輪が、大きくなってしまった様に見えます。
第17回ロープの背くらべ
用意するのは50cmｔ30cmと10cmの計ロープ３本。ロープに仕掛けをする時と仕掛けを解く時は、素早く、しかも、見えないように注意する事。それには、指先がよく動くように練習しておく事です。
	①仕掛けはロープを左手に持ち替え、長さを揃える仕草をする時にします。短いロープを小指にかけて上に折り、長いロープの頭を引っ込めます。そして、先に折った短いロープの頭を出します。
	②長いロープの先端は、折って上に出した短いロープの輪に掛け、下に折り返します。
	③次に真ん中の短く下がっているロープ（長いロープの折り返した部分) を引っ張り、30cmのロープの長さに合わせます。
	④ロープの長さを元に戻す時は、左手で長さを調整してから、右手に持ち替え、観客にロープを見せます。ロープを右手に持ち帰る時に、長いロープの折り返した部分と、 を右手で取り、短いロープの片端を取らないようにする。
第18回・お金が消えるハンカチ-2
用意するのは100円玉とハンカチ。ポイントは硬貨を巻き込む回数と、相手にハンカチを渡す時に左手の動きを素早くする事。
	①100円玉は心持ち中心より左寄りに置く。
	②硬貨を巻き込む回数を多くすると、硬貨が落ちにくくなる。
	③左右に引く時は、しっかりと引っ張ると、落ちない。
	④相手にハンカチを渡す時、ハンカチを縦にすると、硬貨は下に落ちるので、悟られないように素早く左手で硬貨を受け、隠し持つ。 ※この時、右手に注意を引く。
第19回魔法の扇子
用意するのは扇子、おわん、ミカン、糸。タネはミカンのヘタに針で糸を通し、扇子の柄に結びます。ポイントは①糸の長さはミカンが扇子にかくれる程度に。②おわんの中のミカンを観客に見せる時、手でミカンを持ち上げすぎない事。扇子まで持ち上がってしまうので、気をつける。③扇子を開く時も、ミカンが宙に浮かない様に注意して開ける。
	①タネは、ミカンのヘタに針で糸を通し、扇子の柄に結びます。糸の色は服の色やテーブルの色に合わせるとよい。
	②ミカンをおわんの中に入れます。扇子はさりげなく閉じ、おわんのそばに置く。くれぐれも、扇子とミカンがつながっている事がバレない様に、おわんのミカンを観客に見せます。
	③「この魔法の扇子で、おわんを扇ぎます。…」といって、２、３回あおぎます。
	④扇子にミカンがつながったまま、静かに隣のおわんに扇子を移動。
	⑤ココでもう一度、扇子でおわんを扇いでから、ミカンをおわんに入れます。
	⑥ここで、扇子を閉じて、「ミカンが隣のおわんに移ってしまいました」といって、おわんの中のミカンを観客に見せます。