鍋料理 |
M E N U |
@ウナギと水菜のはりはり鍋 A四川風激辛土鍋 B鶏だんご鍋 C志摩風海鮮蒸し鍋 Dサケの男爵鍋 Eピリ辛湯豆腐 F鶏のワンタン鍋 G幸(さち)寄せ鍋 H陳皮風味のシジミ鍋 Iタカ菜風味の鶏鍋 |
@ウナギと水菜のはりはり鍋 <材料>(5人分) ウナギ白焼き…2枚、堀川ゴボウ…10cm、水菜…2袋、九条ネギ…5本、京ニンジン…20g、 生ゆば(引き上げ)…2枚、米ぬか…適量、粉サンショウ…適量、だし汁(カツオ)、薄口しょう油、みりん <作り方> @・ウナギ白焼きは、はけで薄口しょう油適量を塗ってグリルで軽く焼き、7〜8mm幅に切る。 A・堀川ゴボウは米ぬかを加えた熱湯でやわらかく茹で、水にさらす。さらに熱湯で軽く茹でて 水気をきり、薄切りにする。 B・小鍋にだし汁1・1/2cup、薄口しょう油、みりん各大さじ1を一煮立ちさせ、Aを入れて一煮し、 火から下ろしてそのまま冷ます。 C・水菜は根元を取り、5cm長さに切る。 D・生ゆば1枚は半分に折りたたんで端からくるくると巻き、4cm長さに切る。残りも同様にする。 E・九条ネギは斜めに5cm長さに切る。 F・京ニンジンは薄切りにし、型で抜く。 G・鍋にだし汁4と1/2cup、薄口しょう油1/2cup、みりん大さじ2を一煮立ちさせて@を入れ、アクを 取り除きながら一煮し、BCDを順に加えて一煮し、EFを加えて軽く煮、粉サンショウをふっていただく。 ◆熱量277kcal、蛋白質18g、脂質14g、塩分3.2g |
A四川風激辛土鍋 <材料>(4人分) 蒸しアワビ…1個、蒸し鶏(もも)…1枚、干しナマコ(戻したもの)…1本、大正エビ(有頭)…4尾、 緑豆春雨(戻したもの)…80g、ロースハム(1cm厚さ)…1枚、ボイルホタテ…4個、木綿豆腐…小1丁、 キャベツ…4枚、長ネギ…1本、モヤシ…1/2袋、シメジ…1/2pack、生シイタケ…1/2袋、ニラ…1束、 赤トウガラシ…5本、ニンニク(みじん切り)大さじ1/2、ショウガ(みじん切り)小さじ1、乾燥薬草…適量、 トウチ(みじん切り)大さじ1/2、牛脂…20g、中華スープ(毛湯=マオタン)…8cup、老酒ほか <作り方> @・蒸しアワビと蒸し鶏は一口大のそぎ切りにする。 A・干しナマコと緑豆春雨は食べやすく切る。 B・大正エビは背わたを取り除く。 C・ロースハムは1cm幅に切る。 D・木綿豆腐は厚みを半分に切り、さらに2cm幅に切る。 E・キャベツはしんを取り除き、一口大に切る。 F・長ネギは1cm幅の斜め切りにする。 G・モヤシはひげ根を取り除く。 H・シメジは石づきを切り、小房に分ける。 I・生シイタケは軸を切り、飾り包丁を入れる。 J・ニラは10cm長さに切る。 K・赤トウガラシは種を取り除く。 L・中華鍋にサラダ油大さじ1を熱してニンニクとショウガ、トウチ、トウバンジャン大さじ4をよく炒め、 Kと乾燥薬草、牛脂、中華スープを加えて一煮立ちさせ、ごく弱火で煮汁が3/4量になるまで 煮詰めてこす。老酒大さじ4、塩小さじ1を加え混ぜる。 M・土鍋に@〜Jとボイルホタテを入れてLを注ぎ入れ、煮ながら食べる。 ◆乾燥薬草は日本では手に入りにくい。薬効は少なくなってしまうが、五香粉やホアジャオなどで代用するといい。 ◆かなり辛いので、大根おろしをつけたり、ご飯にかけて食べてもいい。また、残った煮汁にインスタントラーメンの めんを入れてもおいしい。 ◆熱量431kcal、タンパク質40g、脂質21g、塩分4.9g |
B鶏だんご鍋 <材料>(6人分) 鶏ひき肉…600g 長ネギ…3本 卵…2個 イチョウイモ(すりおろし)…大さじ3、 生シイタケ、水菜…各1袋 昆布(10cm長さ)…1枚 塩、薄口しょう油、みりん <作り方> @・長ネギ1・1/2本はみじん切りにし、残りは1cm厚さの斜め切りにする。 A・大きめのボウルに鶏ひき肉を入れて塩小さじ1/2をふり、木べらで粘りが出るまでよく練り混ぜ、卵を1個ずつ 割り入れてその都度よく練り混ぜる。イチョウイモを加えてさらによく練り混ぜ、みじん切りの@を加えて手で さっくりと混ぜ合わせる。 B・生シイタケは軸を切り、半分に切る。 C・水菜は根元を切り、5cm長さに切る。 D・鍋に昆布と水8cupを入れて弱火にかけ、気泡が出てきたら昆布を除き、薄口しょう油1/3cupを加えて 一煮立ちさせ、Aをスプーンで落とし入れてアクを除きながら茹でる。 E・Dに残りの@とBを加えて一煮し、薄口しょう油、みりん各大さじ1で調味してCを加える。 ◆熱量207kcal、タンパク質25g、脂質7g、塩分2.8g |
C志摩風海鮮蒸し鍋 <材料>(4人分) 伊勢エビ(250g)…2尾、アワビ(250g)…2はい、生ガキ(殻付き)…4個、タイ、カサゴ(各切り身)…各小4切れ、 鶏モモ肉…大1枚、鶏ひき肉…400g、ニンニク…1かけ、伊勢イモ(すりおろし)…20g、卵白…1/2個分、 片栗粉…小さじ1、絹ごし豆腐…1/2丁、油揚げ…2枚、長ネギ…1/2本、生シイタケ…4枚、キヌサヤ…8枚、 ゴボウ(30cm長さ)…1本、白菜…4枚、ニンジン…1/2本、薬味(もみじおろし、万能ネギ・小口切り)…適量、 ポン酢しょう油…各適量、鶏がらスープ、アワビ煮だし汁ほか <作り方> @・伊勢エビは縦半分に切って頭の黒い砂袋を取り除く。 A・アワビは身に塩をふってたわしでこすり、水洗いして水気をきる。生ガキは丁寧に洗って水気をきる。 B・鶏モモ肉は12等分に切る。 C・鶏ひき肉と伊勢イモ、卵白、片栗粉を軽くすり混ぜ、みじん切りにしたニンニク、酒小さじ1、塩小さじ1/3を 順に加え混ぜる。 D・絹ごし豆腐は8等分に切る。油揚げはざるにのせて熱湯を回しかけ、水気を絞って1cm幅に切る。 E・長ネギは7mm厚さの斜め切りに。生シイタケは軸を切り、飾り包丁を入れる。キヌサヤはへたを除く。 F・ゴボウは皮をこそげ落としてささがきにし、水にさらす。 G・白菜はしんをそぎ取り、熱湯で茹でて水気をきる。 H・ニンジンは5mm厚さの輪切りを4枚切って型で抜き、熱湯で茹でて水気をきる。残りは細切りにし、 熱湯で茹でて水気をきる。 I・巻きすにGの葉としんを交互にして少し重ねて並べ、Hの細切りをのせて端からくるくると巻く。 固く水気を絞って3cm長さに切る。 J・鍋に鶏がらスープ、だし汁、アワビ煮だし汁各2・1/2cup、ざらめ50g、薄口しょう油130ccを一煮立ちさせ、 穴のあいた内鍋を重ねて@Aとタイ、カサゴを並べる。フタをして蒸し、ポン酢しょう油と薬味で食べる。 K・Jの内鍋を取り除いて一煮立ちさせ、BとCをスプーンで落とし入れてアクを除きながら一煮する。 L・KにDEF、残りのH、Iを入れて煮、ポン酢しょう油と薬味で食べる。 ◆熱量612kcal、タンパク質75g、脂質19g、塩分9.3 |
Dサケの男爵鍋 <材料>(4人分) 生サケ…400g、ジャガイモ(男爵)…600g、玉ネギ…1個、マイタケ…100g、青ネギ…4本、バター…30g、 塩…適量、A(のりの佃煮(瓶詰め)…35g、煎りゴマ…大さじ3、青ネギ…4本、煮切り酒…1/4cup)、 B(だし…6cup、みりん…1/4cup、しょう油…1/4cup) <作り方> @・生サケは皮を取り、身に薄く塩をして20分置く。 A・@の生サケをサッと水洗いして水気をよくふき取り、3mm厚さの薄切りにする。 B・ジャガイモは皮をむいて細切り、バターを熱したフライパンで炒め、透明になったら取り出す。 C・玉ネギは薄切り、マイタケは一口大にほぐし、青ネギは斜め薄切りにする。かけダレAの青ネギは 小口切りする。 D・すり鉢にかけダレAの煎りゴマを入れてすり、かけダレAの煮切り酒、のりの佃煮、Cの小口切りした 青ネギを加えて混ぜ合わせる。 E・土鍋に鍋だしBのだし、みりん、しょう油を合わせて一煮立ちさせ、Bのジャガイモ、Cの玉ネギ、 マイタケをを入れて一煮立ちさせ、アクを取る。 F・食べる直前に、Eの土鍋にCの斜め切りした青ネギ、Aのサケを加え、サッと煮て、器に取り分け、 Dのかけダレをかけていただく。 |
Eピリ辛湯豆腐 <材料>(4人分) 木綿豆腐(400g)…2丁、ハルサメ…40g、長ネギ…2本、青ネギ…4本、ニンニク…40g、ショウガ…40g、 油…適量、A(水…7・1/2cup、昆布茶…小さじ2)、B(だし…1・1/2cup、酒…1/4cup、みりん…1/4cup、 しょう油…1/4cup、アミの塩辛…大さじ3、トウバンジャン…大さじ1、水溶き片栗粉…適量) <作り方> @・ハルサメはぬるま湯で戻し、食べやすい長さに切る。 A・ニンニク、ショウガはそれぞれみじん切りにし、長ネギは粗みじんに切り、青ネギは小口切りする。 B・フライパンに油を熱し、Aのニンニク、ショウガを炒め、香りがしてきたら、長ネギ、青ネギを加えてサッと 炒めと取り出し、薬味用の器に盛る。 C・Bのフライパンに油適量を熱し、かけだれBのアミの塩辛、トウバンジャンを加えて炒め、香ばしい香りが してきたら、酒、みりんを加えて煮立て、アルコール分を飛ばし、だし、しょう油を加え、一煮立ちさせる。 D・鍋に豆腐だしAの水を沸かし、昆布茶を加える。 E・豆腐を奴に切ってDの鍋に入れ、@のハルサメを加えて弱火で温める。 F・CにかけだれBの水溶き片栗粉でとろみをつけ、器に盛る。 G・食卓でEの鍋から、豆腐とハルサメを取り皿に取り、Fのかけだれをかけ、Bの薬味を乗せて食べる。 ◆豆腐は、グラグラと沸き立つ火加減で煮ると、豆腐にスが入ってしまう。沸いているところに豆腐を入れ、 コトコトと豆腐が動き出したら、弱火にして静カニ温めるだけで充分。 |
F鶏のワンタン鍋 <材料>(4人分) 鶏骨付きモモ肉…2本、小松菜…250g、豚バラ肉(薄切り)…200g、ニラ…70g、干しシイタケ…2枚、 ワンタンの皮…40枚、A(水…6cup、長ネギ…少量、シヨウガ…少量、酒…大さじ2、塩…適量、 コショウ…適量)、B(ショウガ(みじん切り)…小さじ1、塩小さじ…1/2、コショウ…少量、酒…大さじ1、 片栗粉…小さじ1、ゴマ油…小さじ1)、C(トウバンジャン…小さじ2、しょう油…大さじ2、砂糖…小さじ1、 酢…小さじ2、ゴマ油…小さじ2、ショウガ(みじん切り)…小さじ2、ニンニク(みじん切り)…小さじ2) <作り方> @・土鍋にスープAの水を入れて沸かし、鶏骨付きモモ肉、スープAの長ネギ、ショウガを入れ、フタをして 弱火で約1時間煮る。 A・豚バラ肉は細切り、干しシイタケは戻してみじん切り、ニラは小口切り、小松菜は3等分に切る。 B・ボウルにAの豚肉、豚肉下味Bのみじん切りしたショウガ、塩を加えてよく練り、コショウ、酒、片栗粉、 ゴマ油を加えて混ぜ、Aの干しシイタケ、ニラを合わせる。 C・ワンタンの皮で、Bを包む。 D・ピリ辛ソースCを混ぜ合わせる。 E・@から、ショウガと長ネギを取り出し、酒、塩、コショウで調味し、Cのワンタン、Bの小松菜を入れ、 食卓でDのタレをつけながら食べる。 ◆骨付きの鶏モモ肉は長ネギ、ショウガと一緒に湯に入れ、フタをして弱火で1時間煮る。じっくり火を通すと、 鶏モモ肉の身が固くなることなく、おいしいだしが取れる。ショウガと長ネギは鶏肉の臭み取りのため。 |
G幸(さち)寄せ鍋 <材料>(4人分) サワラ(切り身)…400g、豚ロース肉(薄切り)…200g、カキ(むき身)…200g、ハマグリ…8個、白菜…1/4株、 シメジ…100g、春菊…1束、絹豆腐…1丁、青ネギ…4本、塩…適量、七味トウガラシ…適量、 すいとん:A(小麦粉…150g、長イモ…150g、卵…1個、水…1/2cup)、 B(だし…10cup、煮切り酒…1cup、煮切りみりん…1/4cup、しょう油…2/5cup、薄口しょう油…大さじ2) <作り方> @・サワラは薄く塩をして20分、置き、水洗いして水気をよくふき取り、一口大のそぎ切りにする。 A・豚ロース肉は5cm幅に切り、80℃の湯に入れて箸でほぐしながらもサッと火を通し、ザルに上げる。 B・カキは塩をまぶして手早くもみ、水で洗って水気をふき取る。ハマグリは砂出しして殻をこすり合わせて 水洗いする。 C・白菜は熱湯で茹で、ザルに上げて薄く塩をして冷まし、巻きすで巻いて、水気を絞り、食べやすい大きさに切る。 D・シメジは小房に分け、春菊は根を切り落とし、豆腐は奴に切る。 E・ボウルに、すいとんAの長イモをすりおろし、卵を割り入れて、水を加え、小麦粉をふるいながら加え、全体に よく練り合わせる。 F・大皿に@のサワラ、Aの豚肉、Bのカキ、ハマグリ、Cの白菜、Dのシメジ、春菊、豆腐を盛る。 G・鍋だしBのだし、煮切り酒、煮切りみりん、しょう油、薄口しょう油を合わせて一煮立ちさせる。 H・土鍋に、Gを適量入れて火にかけ、Fの豚肉、魚介類、野菜を入れ、Eのすいとんをスプーンで適量すくい取って 加え、煮る。 I・青ネギは小口切りにする。 J・食卓で鍋だしごと取り分け、Iの青ネギ、七味トウガラシを添える。 ◆寄せ鍋に使う白菜は、サッと下茹でして水気を軽く絞り。食べやすい大きさに切っておくこと。この下処理で、 鍋だしの味が薄くなる心配をしなくてすむ。 |
H陳皮風味のシジミ鍋 <材料>(4人分) シジミ…500g、鶏モモ肉…250g、小玉ネギ…8個、干しシイタケ…4枚、ニンニク(みじん切り)…小さじ2、 ショウガ(みじん切り)…小さじ1、青ネギ…3本、ミカンの皮…1個分、油…適量、 A(酒…大さじ3、水…6cup、塩…小さじ1、しょう油…大さじ1、オイスターソース…小さじ1、コショウ…少量) <作り方> @・砂出ししたシジミは、殻をこすり合わせて水洗いし、鍋だしAの水を沸かした熱湯に入れ、口が開いたら ザルに上げ、煮汁はペーパータオルで漉し、取っておく。 A・鶏モモ肉は一口大に切る。 B・干しシイタケは戻して一口大に切り、小玉ネギは、根元に十字に切り込みを入れ、ミカンの皮は、白い部分 を取り除いて細切り、青ネギは斜め切りにする。 C・土鍋に油大さじ2を熱し、Aの鶏肉を煎り焼き、みじん切りしたニンニクとみじん切りしたショウガを加えて 炒め、Bの干しシイタケ、小玉ネギ、ミカンの皮を加えてさらに炒める。 D・Cの土鍋に、鍋だしAの酒、@の煮汁を加え、鍋だしAのしょう油、オイスターソース、塩、コショウで調味 して、約15分煮る。 E・卓上でDの土鍋に@のシジミを加えて温め、Bの青ネギを加える。 ◆シジミを熱湯に入れて口を開いたら、すぐに取り出してペーパータオルなどで煮汁を漉し、シジミからでたエキス を鍋だしに利用する。シジミの身は殻についたまま、仕上げに加えて温めると、身が縮まない。 |
Iタカ菜風味の鶏鍋 <材料>(4人分) 鶏モモ肉(骨付き)…600g、水菜…250g、高菜漬け…80g、干しシイタケ…4枚、絹豆腐…1/2丁、 ニンニク(みじん切り)…小さじ1、ショウガ(みじん切り)…小さじ1、タカの爪…2〜3本、油…適量、 A(酒…大さじ3、水…5cup、塩…小さじ1、コショウ…少量) <作り方> @・タカの爪は種を取り除いて、輪切りにする。 A・鶏肉は、食べやすい大きさに切る。 B・干しシイタケは戻して2〜3枚に薄切り、高菜は粗みじんに切り、豆腐は一口大に切る。 C・水菜は根を切り落としてぶつ切りにし、水洗いしてザルに上げ、しっかり水気を切る。 D・土鍋に油大さじ1を熱し、@の鶏肉を炒め、みじん切りしたショウガ、みじん切りしたニンニク、Aの 干しシイタケ、高菜を加えてサッと炒める。 E・Cに鍋だしAの酒、水を加え、沸いたらアクを取り、@のタカの爪を加え、塩、コショウで味を調え、 約15分煮る。 F・Dに豆腐を加え、豆腐が温まったら、水菜を加えサッと火を通し、適当に鍋だしごと器に取り分けていただく。 ◆鶏肉は水から煮てだしを取るため、必ず骨付きを使い、熱した油で一度炒めてから煮ること。炒めてクセを 取ってから煮ることが大切。 |