愛netコミュニティ・生活知恵(食べ物)
●するめのおいしい食べ方 ●オススメ漬物 ●ハチミツのアレンジ ●ビールのおつまみ 
●山椒の葉保存法と料理 
●するめのおいしい食べ方
お菓子風の天ぷら】お正月に姉妹が集まった時に、するめの天ぷらを作ったところ、好評でした。市販のホットケーキの粉を牛乳で少しゆるめに溶いたものを、するめに絡め、油で揚げるだけです。少し甘くてふっくらとして柔らかくなり、すぐ火も通ります。粉にゴマなどを入れても、おいしいのではないでしょうか。
常備菜に】するめ、ニンジン、出し昆布をそれぞれ4、5cm長さに切りそろえてタッパーに入れ、みりん、酒、うす口しょう油を適量入れて上下に3、4回ひっくり返した後、2、3日、冷蔵庫で貯蔵して下さい。するめも柔らかく、ニンジン、昆布も粘りが出て味がほどよくつき、お酒にも合いますし、ご飯にそえて食べてもおいしいです。
細切りサラダ】するめをサッとあぶって細くさいて、細切りにしたタマネギ、ピーマン、セロリ、トマトなどとイタリアンドレッシングであえます。しばらく時間をおくと柔らかくなり、おいしく食べられます。2、3日は十分持ちますので、たっぷりドレッシングをかけてマリネ風にしてもいいです。
だしとして】大根など淡泊な野菜の煮物で、するめをだし代わりに利用します。はさみで一口大に切り、そのまま野菜と共に煮るだけです。するめは柔らかくなり、イカの味が野菜に染みておいしくなります。足はおでんに利用しています。
水でもどして】ボールに水を張り、その中にするめを浸して、2、3時間ほどおきます。するめが水分を含んで柔らかくなったところで水から上げて、サッと水気をふき取り、焼きするめにすればとても柔らかくて美味です。また、かたいするめのまま食べやすい大きさに切り、カボチャと一緒に煮付けにすれば、とても柔らかくて歯の悪い人でも安心して食べられます。
●食料の保存

多めに作って】一人暮らしの人にお勧めなのが、煮炊きは多めにする事です。多めに作った方が、味がおいしく、材料も燃料費も時間もかえって節約できます。その際は保存法がポイント。例えば多めに炊いたご飯は、炊き立てを一食分ずつラップして、冷めたら冷凍します。食べる時にレンジでチンすると、炊き立てご飯と同じです。おかずもできたてを金属製のバットに汁ごと入れて、木ブタをします。また、梅干しを数個入れて、和紙でフタをしてもよい。涼しい時期なら冷蔵庫に入れなくても2日位はおいしく保存できます。
すぐにアレンジ】効果的な保存法ではありませんが、料理を翌日にアレンジして食べ切る事がお勧め。いわば料理のリサイクルです。
例えば肉ジャガの残りはコロッケに。すき焼きは卵でとじると、丼に変身します。カレーもカレーチャーハンやカレーうどんに。野菜の煮物などは味噌汁の具になります。シチューは牛乳を足して温め、スープにしてしまいます。アイデア次第でいくらでも応用できます。あと、どうしてもアレンジできない時は冷凍保存する事になりますが、その時は調理した日付をマジックなどで書いておく事。
材料を小分けに】食材を無駄なく使い切るには、買ってきた直後の処理が大きなポイントになります。お肉ならポリ袋に1回分ずつ小分けし、野菜はゆでて冷凍保存。魚も、アジなどは背を開いて塩をふり、干物にしたり、シラスやチリメンジャコなどの小魚は小分けにして保存します。うどんや焼きソバ、油揚げも冷凍保存できます。冷凍したものは冷凍したものは、いずれもレンジでチンしてすぐに調理しましょう。
●オススメ漬物
老酒ラオチュウ】大根を老酒で漬けるのがまた格別です。大根は拍子切りにし、ザルに広げて一昼夜、陰干しに。カップ4杯の老酒にしょう油大さじ3、粒の山椒小さじ1、赤トウガラシ1本を加え混ぜ、重石をして一晩漬け込みます。深みのある味が出来上がり。卓上の漬物器を使うと簡単にできます。
塩昆布で簡単漬物】手軽にユニークな漬物を楽しみたい時にオススメ。細切りの塩昆布に、キャベツを混ぜ合わせるだけ。ビニール袋の中に、塩昆布と乱切りにしたキャベツを入れて、モミモミします。塩昆布は安いものでOK。経済的なのに以外においしくて、食欲の落ちる夏でもご飯がすすみ、特にお茶漬けによく合います。
スイカの皮を漬物に】スイカビニール袋に入れての皮を再利用した漬物です。スイカに皮は緑色の固い部分は、薄く緑を残すようにむきます。赤い実の部分も少し残してください。これを冷蔵庫で冷やします。食事の直前に2、3_にスライスし、塩をふりかけてもみます。水分をギュッと絞ってトウガラシとしょう油を少しかけて出来上がり。皮の緑、実の赤、間の白と三つの色が美しく、味もアッサリ、サッパリ。
野菜の酢漬け】材料は、キュウリ、ニンジン、ピーマン、セロリなど。食べやすい大きさの乱切りや千切りにし、塩少々でサッと混ぜます。1時間ほど置いて水洗い。これで、酢漬けの準備は万端です。酢と砂糖に塩少々を入れて甘酢を作り、材料を漬け込みます。好みでトウガラシを入れてもよい。ただ、2、3日で食べないと味が変わってしまうので、作る分量には気をつけましょう。
●ハチミツのアレンジ
ハチミツにはレモン】あまりにオーソドックスな方法ですが、ハチミツには何よりレモンが一番相性が良いと思います。レモンの果汁をミネラルウオーターやソーダ水で割って、ハチミツを溶くだけ。レモンは輪切りにして飾ってもOK。また、レモンの上にハチミツを垂らせて、冷蔵庫で凍らせてもおいしいですよ。お風呂上りや、スポーツ、レジャーのお供にはもってこいだと思います。
ハチミツ漬け】我が家では、毎日の料理にハチミツが大活躍。甘酢で味をつけるものは、砂糖の代わりに、体に良い蜂蜜を使います。一番のお勧めは、ラッキョウ。まろやかな甘味が魅力的です。また、市販の梅干もハチミツで頂けると、まろやかに変身。おやつ代わりにどんどん食べられ、おいしいです。でも、梅干は塩分が強いので、食べすぎには注意。
きな粉と練って】ハチミツをそのままトーストに塗ってもおいしいですが、トーストによく合うのは、ハチミツにきな粉を加えててよく練って、ピーナツバター状にし、トーストに塗るのです。意外な組み合わせですが、おいしいうえに栄養たっぷり。ハチミツだけでは練りにくかったり、甘すぎたりする場合は、牛乳か水を少しずつ加えると練りやすくなります。また、ゴマを加えてもおいしい。
ジャムに変身】我が家では、ハチミツを使ったジャムが大人気。例えばオレンジを皮ごと薄く切って、鍋にハチミツと砂糖、オレンジを入れて火にかけます。弱火でコトコト煮るのがポイント。皮が透明になったら出来上がりです。完熟の梅やイチゴ、レモンなど沢山のバリエーションを楽しんで下さい。
赤シソジュース】シソの香りとハチミツのまろやかな甘味がよく合うジュース。赤ジソ約300gをよく洗い、1gの水を沸騰させてゆがきます。2分ほどゆがいてシソを取り出し、ハチミツ約400gを入れて一煮立ち。火を止めてからレモンの絞り汁をたっぷり入れて出来上がり。冷ましてから布巾でこして、冷蔵庫で冷やします。好みによってはソーダ水で割ってもおいしい。
熱湯で溶かす】私はよくハチミツを使いますが、溶けにくいのが難。そこで、いつでも使いやすい状態にしておくポイントです。200ccの溶器にハチミツをを入れ、上から熱湯を注ぎます。容器を振ってよく溶かし、冷まして冷蔵庫で保管しておきます。このは状態だと、少しサラサラして使いやすく、水やソーダー水、ホットレモンなどでも簡単に溶けます。
ヨーグルトに】ハチミツは体にとっても良いので、我が家ではプレーンヨーグルトにかけて食べるようにしています。お肌に良いみたいです。ヨーグルトは砂糖の入っていないタイプのものを選んで下さい。おしゃれなグラスに入れると、お客様のおもてなしにもなります。
果実酒に】梅酒にも利用しますが、レモンや夏ミカン、カリン、パイナップル、イチゴなどそれぞれの季節に合った果実酒は一年中いつでも作れます。一般に使われる氷砂糖の代わりにハチミツを利用。夏は氷を浮かべ、冬はお湯で割って飲みます。果実のビタミンやクエン酸、ハチミツの成分が疲れを癒してくれます。お酒が弱ければジュースにして下さい。
●ビールのおつまみ
耐熱皿でチン】耐熱皿に好きな材料をのせて、電子レンジで調理するだけでオリジナルのおつまみを簡単に作ることが出来ます。例えば生シイタケをスライスし、マヨネーズであえたものを耐熱皿にのせ、上からピザ用チーズをかけてチンするだけ。辛党の人は、一味や七味をかけて食べます。茹でたブロッコリーやちくわの輪切りなども同じように調理するとおいしいです。
定番の枝豆】ビールには何といっても枝豆が一番。塩水で茹でるだけなのですが、ポイントは一度沸騰したら、火を止め、その後40分位フタを閉めたまま放置すること。余熱で完全に茹で上がります。あったかいまま食べると、とてもおいしいです。保温効果の高い厚手の鍋を使うのが肝心。
ゴマとモヤシ】まず、豆モヤシをサッと茹で、ザルにあげてギュッと絞って水気をきります。そこにポン酢とゴマ油で味付けし、上から白ゴマをふるだけ。好みで七味唐辛子をかけてもおいしいです。あっという間にできるし、安くて経済的。ゴマ油は入れすぎず、あくまでも隠し味程度にしておいた方が無難です。
イガグリチキン】まず、チキンの空揚げを作る要領で下準備して味付け。空揚げこの代わりに長さ2cmほどに砕いたそうめんを付けてしまうのです。そうめんは塩分が強いので、しっかり味がつくため、塩分は控えめに。また、そうめんの代わりにスライスアーモンドでも香ばしくて、とってもおいしいです。
●山椒の葉保存法と料理
つくだ煮で保存しアレンジ】山椒の葉を湯がかずに、しょう油と酒、みりんを少しだけ入れて鍋で煮ます。水は入れないでコトコトと弱火で3時間位煮るとつくだ煮の出来上がり。ビンに入れて冷蔵庫で1年位は保存できます。お茶漬けやおにぎりの具にピッタリ。さらに、煮魚などの煮物を作る時に少し入れると、香りづけや臭み取りになります。つくだ煮を作る時は、湯がかない方が香りがあり、おいしいです。
乾燥させて】山椒の葉は、乾燥させて保存します。摘んだ葉はザルの上に薄く広げて、日陰干しに。パリパリに乾燥させた後、手でもんだり、ミキサーにかけたりして、粗めの粉末にします。保存方法は、ビンに乾燥剤を入れて。味噌汁や漬物、煮物等を作る時に大活躍。調味料感覚で気軽に使えます。
山椒味噌】ご飯によく合う味噌の作り方です。まず、湯がいた山椒の葉を細かく刻み、ニンニクとショウガのみじん切り、タカノツメ1本の輪切りを用意。フライパンを熱し、サラダ油でニンニクとショウガ、タカノツを炒め、砂糖、みりん、酒をそれぞれ大さじ2程で味付け。最後に山椒の葉を加えて出来上がりです。ピリッと辛く、ご飯によく合います。小ビンに入れておくと保存食として便利です。