2025年タイガース・データ・バンク(25/8/26) |
★タイガース・ニュースinシーズンオフ (25/5/13) |
8/22:石井大智が41イニング連続無失点:ヤクルト戦で石井は同点の8回に登板。1死から岩田のバントを一塁へ悪送球し、1死二塁を招いた。後続を封じ、42試合連続無失点とし、自らの日本記録を更新。41イニング連続無失点で球団歴代3位の69年・レジェンド江夏豊に並んだ。 8/19:石井、メジャー記録超え!41戦連続0封:中日戦で石井大智がメジャーも超えた。八回に登板した石井はまた「0」を刻み、41試合連続無失点を達成した。これでプレスリー(アストロズ)、ヘイダー(ブルワーズ)が持つ米大リーグ記録の40試合連続無失点を上回った右腕。 8/19:井坪陽生、プロ初打席初安打:中日戦で井坪は打球が三塁前を転がった瞬間、無我夢中で一塁に全力疾走した。ベース前、最後の一歩を懸命に伸ばして到達。待望の「H」ランプが点灯した。泥くさい形でも、記念すべきプロ初安打が生まれた。球団の高卒野手が1軍初打席で初安打を記録するのは11年7月26日の中日戦で代打本塁打を放った森田一成(高卒4年目)以来だった。 8/19:栄枝裕貴スタメンマスクで初の2安打:中日戦で栄枝裕貴捕手(27)がバットで貢献した。この日1軍復帰して「7番捕手」で今季3度目の先発マスク。0-1の2回1死一、二塁で同点の適時右前打を放った。3年ぶりの通算2打点目。安打も23年以来の通算3本目。4回にも中前打を放って初のマルチ安打。 8/17:5年目の高寺望夢プロ初の決勝打:巨人戦に高寺が4回2死一、三塁から右前へ先制適時打。赤星が投じた低めのフォークを巧みなバットコントロールで攻略した。右翼・丸の失策も重なり、三塁走者・森下に続いて一塁走者・大山までも本塁へ迎え入れた。 8/17:石井大智がNPB新記録の40試合連続無失点:巨人戦で石井大智投手(28)が無失点投球を披露し、40試合連続無失点のプロ野球新記録を達成した。2点リードの8回に登板。1死から4番岡本に遊撃内野安打を浴びたが、後続を断って無失点で切り抜けた。石井はプロ野球史上唯一の高専卒業選手で、四国IL高知を経て、20年ドラフト8位で入団。支配下では12球団で最下位となる74番目の指名だった男が、日本プロ野球の歴史を塗り替えた。 ▼石井が4月5日巨人戦から40試合連続無失点。21年平良(西武)の39試合を抜いて連続試合無失点のプロ野球新記録となった。メジャー記録は18~19年プレスリー(アストロズ)21~22年ヘイダー(ブルワーズ)の40試合。メジャーの連続無失点はシーズンをまたいだ記録も採用しており、2人とも2シーズンでマーク。石井はメジャー記録にも並んだが、1シーズンで40試合は日米通じて初めてだ。石井の無失点イニングは39。次は、藤川監督が06年につくった連続イニング無失点の球団記録の47回2/3が目標となる。 8/16:中川勇斗プロ初3安打:巨人戦で中川が、プロ初の3安打猛打賞をマークした。高卒4年目の21歳らしく、思い切りがいい。2回は井上のカーブを左前へ運び、4回先頭では代わったばかりの菊地の直球を左翼線二塁打とした。いずれも初球から積極的に仕掛けた。9回はフルスイングの空振りをした直後のボールを右前打。 8/16:阪神が東京ドーム巨人戦で球団タイのシーズン8勝目:巨人戦で阪神が今季25度目の完封勝利で優勝マジックを一気に2個減らして24にした。 ▼阪神が東京ドームで巨人に勝ち、今季同球場で8勝3敗とした。88年の開場以来、東京ドームの巨人戦は昨季まで通算184勝263敗12分と大きく負け越しており、シーズン8勝は球団最多タイで、04、07、22、23年に次いで5度目。同球場では今季あと2試合が予定されており、球団記録更新の可能性がある。 8/16:森下翔太がキャリアハイ17号:森下翔太外野手(25)が、巨人戦の初回に左翼スタンド最上段のバルコニー席へ、キャリアハイを更新する17号先制2ランを放った。猛虎不動の「3番」打者が7月15日の中日戦以来22試合ぶりの一発。両リーグ単独トップとなる16度目の勝利打点を挙げた。 8/15:近本光司が入団7年連続130安打:巨人戦で近本光司外野手(30)が初回に安打を放ち、今季130安打に到達した。1年目から7年連続でシーズン130安打は史上2人目。6月3日に89歳で亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんの12年連続に続く記録だ。 8/13:石井大智がプロ野球記録記録タイ39試合連続無失点:石井大智投手(28)が、前人未到の偉業を成し遂げた。巨人戦で2点リードの8回に4番手で登板。1安打1奪三振の快投で、プロ野球新記録となる40試合連続無失点を達成した。13日の広島戦(マツダ)では、2点リードの9回に1安打、3奪三振で西武・平良に並ぶプロ野球記録の39試合連続無失点記録を達成。4月4日の巨人戦に失点して以来、約4ヵ月間スコアボードにゼロを刻み続けている。 8/12:前川右京の4番初安打初打点で先制:広島戦で前川右京外野手(22)が「4番・左翼」で出場。三回に先制打を放った。プロ初となる4番に抜てきされた前川だ。カウント2-1から速球をとらえると、打球はマウンド上の床田に直撃する痛烈なライナー。これが適時内野安打となり、先制の1点をもたらした。阪神の第111代4番となった中、きっちりと結果を出した。 8/10:才木浩人が完投でリーグ首位タイ&2年連続2ケタ勝利:ヤクルト戦で才木が10安打を浴びながらも126球2失点で完投。リーグトップタイの10勝目で、2年連続2ケタ勝利に到達した。真夏の9連戦の6試合目。守護神・岩崎は登録抹消されており、中継ぎエースの石井、今季48登板で防御率0・77の及川は連投中。湯浅はベンチ外で、才木には何よりも長いイニングが求められていた。「中継ぎも頑張ってくれている。完投できたら、と」。言葉通りの投球でヒーローになった。チームは連勝で今季最長の6カード連続勝ち越し。マジックは1つ減り「29」となった。 8/10:大山悠輔、7年連続100安打達成:ヤクルト戦で大山が7年連続のシーズン100安打以上を達成した。99安打で迎え、3回に左前打を放ってクリアすると5回には無死一塁から中前打。6回は2死三塁で左腕・石原のカーブを左翼線に運ぶ適時二塁打で今季6度目の猛打賞とし、一気に102まで伸ばした。 8/10:高寺望夢、プロ初の猛打賞&3戦連続マルチ:ヤクルト戦で高卒5年目の高寺が赤丸急上昇中だ。2試合連続の複数安打でこの試合を迎えた勢いのままに、プロ初の3安打猛打賞をマークした。試合前時点で、先発左翼選手の打率は・220で、守備別で最も低かった。チームの泣きどころが、シーズン終盤に来て解消しようとして打率は・282まで上昇した。 8/9:石井大智がセ・リーグ記録到達!38試合連続無失点:石井大智投手(28)がヤクルト戦で1回を3者凡退に封じて38試合連続無失点となり、06年藤川球児が持つセ・リーグ記録に並んだ。9回から5番手として救援。わずか10球で2三振を奪う完全投球で、節目を飾った。藤川監督が持つセ・リーグ記録の38試合連続無失点に並んだ。9回の1イニングを無安打無失点。これで4月5日の巨人戦から38試合連続無失点とし、06年藤川球児(神)に並ぶセ・リーグ最長記録になった。プロ野球最長は21年平良(西)の39試合で、次回無失点なら並ぶ。なお連続イニング無失点は37回で、球団記録は06年藤川の47回2/3。 8/8:近本光司が300度目マルチ:ヤクルト戦で2点劣勢の延長12回2死一、二塁。この日6打席目を迎えた近本はフルカウントから星の外角直球を三遊間へ運んだ。一塁へ全力疾走も一歩及ばずアウト。それでも、この日の2安打で、一つの節目に到達していた。通算300度目のマルチ安打だ。906試合目で300度目のマルチ安打を記録。実に3.02試合に1度のペースだ。これは通算2351安打を放ち「打撃の神様」と呼ばれた、あの川上哲治(巨人)の2.95試合に1度ペース(1979試合671度)に匹敵する数字。張本勲(2752試合855度)や長嶋茂雄(2186試合694度)、王貞治(2831試合736度)ら、あまたの名選手をも上回るハイペースと言える。 8/8:佐藤輝明が球団40年ぶり30号:ヤクルト戦で佐藤輝明内野手(26)が4回に2試合連発となる30号ソロを右翼席に運んだ。両リーグでぶっちぎりの一番乗りの大台クリア。球団の生え抜きでは、日本一になった85年の掛布雅之、岡田彰布以来、40年ぶりの数字だ。 ▼佐藤輝が5年目で初のシーズン30号。阪神で両リーグ30号一番乗りは10年ブラゼル以来6人、7度目で、日本人では74、75年田淵、82年掛布に次いで43年ぶり3人、4度目になる。佐藤輝は10、20号も両リーグ一番乗り。10~30号を両リーグ一番乗りで記録したのは21年村上(ヤクルト)以来で、阪神では初めて。 ▼現在本塁打リーグ2位は森下(阪神)と牧(DeNA)の16本で、佐藤輝とは14本差。30号到達時に2位と差をつけたのは、66年王(巨人)と2位江藤(中日)の17本差に次ぎ、09年中村(西武)と2位山崎武(楽天)の14本差に並ぶ史上2番目の大差となった。 8/7:中川勇斗 うれしいプロ初本塁打:中川勇斗捕手が中日戦でプロ1号となる本塁打を放った。期待を集めていた21歳の一発は、左翼席への完璧なアーチ。京都国際出身の21歳は、2021年ドラフト7位で入団。1年目は2軍で50試合で打率.295をマーク。3年目の昨年は.321の高打率を記録し、ついに今季1軍デビューを果たした。 8/5:新外国人ハートウィグ来日初登板初勝利:中日戦で新助っ人右腕、グラント・ハートウィグ投手(27=メッツ3A)は初登板初勝利を飾った。虎の助っ人の来日初登板初勝利は22年ウィルカーソン以来。救援登板では球団史上初の快挙となった。 8/5:佐藤輝明が逆転3ラン!アーチを架ければ9連勝中:中日戦で佐藤輝明内野手(26)が0-2の八回に逆転3ランを放った。この回からマウンドに上がった3番手左腕・橋本に対し、先頭の中野が右前打で出塁すると、森下は四球を選んで無死一、二塁。ここで4番は146キロを振り抜くと、広いバンテリンDで、外野手が打球を追わないほどの大飛球で、右中間スタンド中段へ放り込んだ。佐藤輝は8月2日のヤクルト戦(神宮)以来2試合ぶりの今季28号。アーチを架ければ9連勝中という中で、値千金の逆転弾だった。 8/3:大山、6号ソロで7年連続50打点:ヤクル戦で大山悠輔内野手(30)が0-5の6回に左翼ポール際に運ぶ6号ソロを放ち7年連続の50打点に到達した。試合は1-8の大敗で連勝ストップも頼れる男が意地の一撃をお見舞いした。このソロで、プロ3年目の19年から7年連続の50打点に達した。並んでいたDeNA牧を抜いて再びリーグ単独3位に。 8/3:森下翔太、2年連続100安打:ヤクルト戦で森下翔太外野手が3回2死から右翼線にポトリと落ちる三塁打を放った。3年目も節目の3ケタに達した森下翔太外野手が2年連続のシーズン100安打に到達した。 8/2:阪神、ヤクルト戦で1試合4本塁打以上は35年ぶり:阪神が3年ぶりの1試合4発でヤクルトを突き放し、5ー1で快勝した。阪神の1試合4本塁打以上は2022年5月18日のヤクルト戦(4本=マルテ、西純、大山、佐藤輝、神宮)以来3年ぶり。ソロ本塁打を4本以上を放ったのは、11年5月12日の広島戦(4本=城島2、金本、マートン、甲子園)以来14年ぶり。対ヤクルトでは1990年5月13日(5本=パリッシュ2、田尾、八木、中野、長崎市営)以来35年ぶり。 8/2:近本光司が97試合目でシーズン規定打席443に到達:ヤクルト戦で近本光司外野手(30)が5打数1安打で今季446打席に到達し、リーグ最速でシーズン規定打席(443打席)をクリアした。新人から7年連続での規定打席に到達。球団では50年の2リーグ分立後、吉田義男(13年連続)、藤井栄治(8年連続)に次ぎ3人目だ。打率は打率2割8分7厘でチームトップに返り咲いたが、リーグトップは広島小園が1厘上回っている。 入団から7年連続は球団3人目 8/1:及川、6年目でプロ初S:ヤクルト戦で1点優勢で迎えた延長10回に及川は4番手として登板。危なげなく2アウトまでこぎ着けると、神宮球場には虎党の「あと一人」コールが鳴り響いた。先頭の赤羽を低めのスライダーで遊ゴロに仕留めると、続く内山は初球の低め変化球で二ゴロ。最後は今季初対戦となった4番・村上を低めのスライダーで空振り三振に斬った。これで通算の対戦成績は7打数2安打。わずか10球で3者凡退に封じ込め、高卒6年目にしてプロ初セーブ。 7/31:中野拓夢、新人から5年連続100安打達成:広島戦で中野が5回の投手強襲ヒットで、この試合2本目の安打をマークし、入団から5年連続で100安打に到達した。球団では8年連続の吉田義男、7年連続で継続中の近本光司、5年連続の後藤次男、佐藤輝明に次いで5人目。佐藤輝とは同じ21年入団で、同期2人の達成は球団史上初。 7/29:阪神、1981年以来の広島戦年間9連勝:広島戦で阪神が今季8度目の「1-0勝利」で、1981年5月23日―8月23日の12連勝(2分挟む)以来の広島戦年間9連勝を飾った。 ▼阪神が勝ったが、自力優勝の可能性を残す中日も勝ったため、阪神の優勝へのマジックナンバーの点灯は30日以降に持ち越しとなった。30日に阪神(対広島)が勝った場合は中日(対巨人)が引き分けもしくは負け、阪神が引き分けなら中日が負ければ優勝マジック39が出る。 ▼対広島は5月17日(甲子園)から9連勝。対広島で9連勝以上したのは、1981年(5-18回戦=12連勝、2分けを挟む)以来44年ぶり。引き分けを挟まない9戦9勝は76年(15-23回戦)以来49年ぶり。 7/28:新助っ人・ハートウィグが入団会::新助っ人グラン・ハートウィグ投手(27=メッツ3A)が、西宮市内で入団会見を行い、「非常にうれしく思っています。昨日はあいさつをして温かく迎えてもらえましたし、このメンバーの一員となれることがうれしいです」と笑顔で話した。身長196センチ、体重106キロと大柄な体格から放たれる150キロ超えのツーシームやスイーパーが持ち味のサイドスロー右腕。リリーフとしての活躍が期待される。 7/29:高橋遥人が317日ぶり白星:高橋遥人投手が、DeNA戦で5回2/3を1失点とし、今季初勝利を挙げた。左手首のプレート除去手術から復帰2戦目での白星。鉄壁の先発ローテーションにさらに厚みを持たせる左腕の復活。「みんなに置いて行かれないように頑張ります」。控えめながら、優勝への貢献を誓った。 7/26:猛虎、後半戦初戦で完封勝利:阪神がDeNAにリーグ後半戦初戦で完封勝ちし、ゲーム差を10・5ゲーム差に広げた。先発の阪神才木が、散発4安打でDeNA打線を沈黙させ、完封で8勝目をマークした。打線は1回に相手ミスも絡み、2死一、三塁の好機をつくり、大山悠輔内野手(30)が先制の適時打。1点リードの6回には佐藤輝明内野手(26)がリーグ独走の26号ソロを放った。シーズン後半戦を9・5ゲーム差で迎え、独走状態だが、大事なシーズン後半戦初戦を白星で飾った。 7/21:大山悠輔、公式戦通算1000本安打記録達成:大山悠輔内野手(30)が巨人戦で通算1000安打を達成した。3回1死で先発・井上から左前打し、球団生え抜き選手としては18人目の金字塔。続く5回無死一塁では、1001安打目となる5号2ランを左翼席へ。 ▼大山が巨人18回戦(東京ドーム)3回、井上からの左前打で通算1000安打に到達。プロ野球324人目。プロ初安打は17年7月1日ヤクルト戦3回、原樹から左越え3ランで記録。阪神在籍中の選手の達成は今季6月7日の近本に続く26人目。生え抜き選手では18人目。同一年度に2人の達成は70年遠井吾郎と鎌田実、84年真弓明信と佐野仙好、05年今岡誠と矢野輝弘以来20年ぶり4組目、ともに生え抜き選手は70年以来55年ぶり2組目になる。 7/20:球団史上初の球宴前巨人戦勝ち越し:阪神が球団史上初となる、オールスター前の巨人戦勝ち越しを決めた。今季ここまで17試合を戦い13勝4敗。この日は連勝で2カードぶりの勝ち越しを決め、21日の第3戦に勝てば、17年ぶり3度目の貯金20で折り返しとなる。 7/19:佐藤輝明、自己最多25号:巨人戦で佐藤輝明内野手(26)が延長十一回、右中間に自己最多を更新する決勝の25号2ランを放ち、連敗を「2」で止めた。2位・巨人とのゲーム差を今季最大の「10」とし、宿敵の自力優勝の可能性を消滅させた値千金の一撃。1年目から24本塁打を放ち、20本、24本と打ってきた。昨季は16本。右肩上がりの成長曲線を期待されながら、3年間は新人時代を超えることができなかった。今年は前半戦で自己最多を軽々と更新。 7/19:ネルソンが来日初勝利:巨人戦で新助っ人、ニック・ネルソン投手(29)=前フィリーズ=が来日初勝利をあげた。これで登板13試合連続無失点と安定感は抜群。防御率0・60と中継ぎ右腕としての立ち位置を確立してきた。 7/16:中野拓夢が球宴プラスワン選出:「マイナビオールスターゲーム2025」に出場するセ、パ各リーグの「最後の1人」を決めるプラスワン投票の結果が発表され、セは5度目の阪神・中野拓夢内野手(29)、パは初出場のロッテ・山本大斗外野手(22)が選ばれた。阪神は12球団最多の9選手が選ばれ、ファン投票、選手間投票、監督選抜と合わせたセ、パの出場各31選手が出そろった。中野は入団1年目から5年連続となる祭典への出場。 7/15:及川がキャリアハイに並ぶ39試合目登板:中日戦に及川雅貴投手(24)が39試合目の登板で、21年の自己最多に並んだ。中継ぎで防御率0点台(0・96)をキープしての自己最多登板に「自分なりにいろいろ試行錯誤しながら毎試合、という感じです。もうちょっと内容良くというか…」と向上を誓った。 7/15:阪神が打撃部門のトップをジャック:阪神が、2位の巨人に今季最大タイの9・5ゲーム差、3位のDeNAに10・5ゲーム差、4位の広島に11・5ゲーム差をつけ、首位を快走する。現在、阪神は貯金19で、2位の巨人が勝率5割、3位のDeNAは借金2、4位の広島は借金4で、阪神がセ・リーグの貯金を独占する。強さの秘訣は打撃部門である。打率は中野拓夢内野手(29)は、打率3割4厘でリーグトップ。本塁打は佐藤輝明内野手(26)が24本塁打で2位に9本差をつける。打点でも、佐藤輝が62打点で、2位の阪神森下翔太外野手(24)と3打点差でトップ。盗塁では、近本光司外野手(30)23盗塁でトップに立つ。中野は犠打、出塁率でもトップに立ち、長打率は佐藤輝、得点数は森下、安打数は近本、四球数では大山悠輔内野手(30)が、2位の近本と1個差でトップに立つ。他に安打では近本、犠打では中野、四球では大山、得点では森下、出塁率では中野、長打率では佐藤輝と打撃部門のトップをジャックした。 7/13:佐藤輝が自己タイの24号2ラン:ヤクルト戦で両軍無得点の6回無死二塁、佐藤輝が右翼へ自己最多タイの24号となる先制2ランを放った。1、3年目のキャリアハイに85試合目で到達した。3戦ぶりの一撃でシーズン40本ペース。球団の40発以上は、入団が阪神の日本人選手に限れば、85年の掛布以来になる。 7/13:育成3位・早川が支配下入り:阪神は育成ドラフト3位の早川太貴投手(25)=くふうハヤテ=と支配下選手契約を締結したと発表した。契約金は1000万円、年俸は420万円で、背番号は「129」から「31」に決定。くふうハヤテからは初の支配下選手となり、1軍での活躍で恩返しすることを誓った。藤川監督はロングリリーフとして起用する方針を明かした。 7/13:日曜の阪神は主砲が爆発、佐藤&森下ともに6発:日曜日の阪神は佐藤輝明と森下翔太のコンビに注目。ここまで日曜日に佐藤輝が6本塁打、森下も6本塁打をマーク。阪神で日曜日に本塁打を打っているのはこの2人だけで、今季の両リーグを見ても日曜日に5本以上は佐藤輝と森下しかいない。しかも、2人そろって打ったのが6月1日広島戦、同8日オリックス戦、同29日ヤクルト戦、7月6日DeNA戦と、日曜日にアベック本塁打を4度も記録している。 7/12:岩崎4年連続20セーブ:ヤクルト戦で岩崎優投手が3点リードの9回を無失点で締め、4年連続20セーブをマークした。4年連続20セーブは、球団では6年連続の藤川監督以来。 7/12:小幡、プロ7年目で初の2桁打点:ヤクルト戦で小幡竜平内野手(24)が価値ある2本の適時打で、チームを今夏ウル虎初勝利へ導いた。この試合の2打点で、プロ7年目にして初の2桁打点に到達した。 7/12:阪神、両リーグ最速50勝到達は4年ぶり4度目:ヤクルト戦で阪神が50勝に一番乗り。0―2の四回に大山が2点打、小幡が勝ち越し適時打を放ち、八回は小幡の適時二塁打などで2点を加えた。デュプランティエは7回2失点で6勝目。岩崎が20セーブ目。ヤクルトは石川が四回につかまった。阪神のデータは以下のとおり。 ▼阪神の両リーグ50勝一番乗りは、2003年(同年の最終順位は優勝)、08年(同2位)、21年(同2位)に次いで4年ぶり4度目。リーグ優勝した23年は両リーグ最速50勝到達はオリックスで、セでは広島に次いで阪神は2番目だった。 ▼2リーグ制(1950年)以降、チーム84試合以内で50勝に到達したのは08年(74試合目)以来17年ぶりで、84試合目は05年(同年の最終順位は優勝)と並ぶ5番目のスピード。最速は03年の72試合目。 7/12:デュプランティエがシーズン100奪三振に到達:ヤクルト戦でジョン・デュプランティエ投手がシーズン100奪三振に到達した。試合前時点でリーグ2位の95奪三振だった右腕。初回から2三振を奪うと、4回2死三塁で石川から見逃し三振。球団の外国人投手では2018年のメッセンジャー(149奪三振)以来となる100奪三振に到達した。DeNA・バウアーの98奪三振を超え、リーグトップにも浮上した。 7/10:佐藤輝、球団初の新人から5年連続60打点:広島戦で佐藤輝は球団初の新人から5年連続60打点以上で、86〜98年に13年連続でマークした清原和博(西武、巨人)以来8人目。投手陣が11戦ぶりに3失点したが、6戦連続2ケタ安打と打線の奮起で、同一シーズンの広島戦44年ぶりの8連勝とした。佐藤輝明が今季81試合目で60打点に到達。これで5年連続の60打点をマークし、阪神の選手としては史上6人目、デビューからはチーム初の快挙となった。 7/10:森下翔太が15度目V打:広島戦で阪神は6―3で逆転勝ちし、2年ぶりで2リーグ制後の球団記録に並ぶ11連勝を飾った。七回に森下翔太外野手(24)が決勝2点打で、視察に訪れた侍ジャパン・井端監督に来年のワールド・ベースボール・クラシックでの代表入りもアピールした。チャンスに強い森下が今季15度目の決勝打となる2点二塁打で、球団記録に並ぶ11連勝をもたらした。 7/10:阪神、23年9月以来9度目11連勝:広島戦で阪神が2リーグ制後の球団最長タイとなる、怒濤の11連勝とした。 ▼阪神が6月28日ヤクルト戦から11連勝。阪神の11連勝以上は23年9月以来9度目。藤川監督は1年目で、新人監督の11連勝は21年中嶋監督(オリックス)以来となり、セ・リーグでは82年安藤監督(阪神)以来43年ぶり。阪神では46年に14連勝の藤村監督、前記の安藤監督に次いで3人目。なお、6回に3失点し、連続試合2失点以下の記録は10試合で止まった。 ▼7回の森下の勝ち越し打が決勝点。森下の勝利打点(V打)は両リーグ最多の15度目。前半戦までにV打を15度もマークしたのは、昨季の岡本和(巨人)以来5人目。セ・リーグで15度は83年原(巨人)と前記岡本和に並ぶ最多タイ。 ▼広島戦は8連勝となった。阪神の広島戦8連勝以上は、同一シーズンでは81年に引き分け2つをはさみ12連勝して以来だが、引き分けなしの8連勝以上は76年の9連勝以来。 ▼7月4日のDeNA戦から、6試合連続2桁安打。6試合連続2桁安打は14年以来。球団最長は08年の10試合連続。 7/10:近本光司が12球団一番乗りで100安打到達:広島戦で近本光司外野手(30)がシーズン100安打に到達した。チーム82試合目での到達で、12球団一番乗り。過去6シーズンの年間最多は21年の178本。今年6月7日のオリックス戦で通算1000安打をマークしている。新人年から7年連続は吉田義男以来球団2人目 7/9:阪神が10連勝!全て2失点以下はチーム初:広島戦で佐藤輝明内野手(26)が2夜連続のV撃で2年ぶりの10連勝を導いた。2回に広島大瀬良から右翼へ先制22号ソロ。1-1に追いつかれて迎えた3回は、併殺崩れを呼ぶ一塁激走で勝ち越し決勝点をもぎ取った。森下と並んでいた打点を58に増やし、本塁打と合わせて単独2冠に浮上だ。チームは2位広島とのゲーム差を今季最大の8・5に拡大。17まで増やした貯金はセ独り占め状態で、絶好調の4番が首位独走を加速させている。 ▼阪神が6月28日ヤクルト戦から10連勝。阪神の2桁連勝は23年9月の11連勝以来13度目。藤川監督は1年目で、2桁連勝した阪神の新人監督は46年藤村監督の14連勝、58年田中監督の10連勝、82年安藤監督の11連勝に次いで4人目だ。この10連勝はすべて2失点以下。阪神が2失点以下を10試合以上続けたのは41年4~5月の11試合、56年6~7月の13試合に次いで3度目だが、勝敗は41年が8勝3敗で56年は8勝5敗。オール2失点以下の2桁連勝は41年7~8月阪急の12連勝(1分け挟む)43年5~6月巨人の10連勝、55年9~10月巨人の10連勝に次いで史上4度目の快挙となり、阪神は初めて。 7/9:デュプランティエが6月度の月間MVP受賞:6月度の「大樹生命月間MVP賞」が日本野球機構(NPB)から発表され、セ・リーグの投手部門で阪神のジョン・デュプランティエ投手が受賞した。デュプランティエは4試合に先発し、3勝1敗。防御率1・01で36奪三振と抜群の安定感を誇っていた。この日の試合前までチームは6月28日のヤクルト戦から9試合連続で2失点以下とし、63年以来、62年ぶりの快挙を達成。投手部門での阪神からの受賞は、24年5月度受賞の村上頌樹投手以来となった。 7/8:阪神、セ・リーグ通算5000勝:阪神が広島戦に勝ち、1950年の2リーグ制以降のセ・リーグ通算5000勝に到達。4859敗319分けで通算勝率・507。セ初勝利は50年3月11日の大洋戦。2リーグ制以降の通算5000勝到達は巨人、ソフトバンク、西武、中日、オリックスに続く6球団目で、セ3球団目。なお1リーグ時代からの通算成績は5730勝5331敗352分けの勝率・518。 7/8:阪神、62年ぶりの快挙!投手陣が9試合連続で2失点以下:広島戦で阪神が1963年以来、62年ぶりとなる9試合連続2失点以下の快記録を達成した。阪神は6月28日のヤクルト戦から9連勝とし、全試合で2失点以下。2リーグ制以降のNPB記録は1956年に阪神が記録した13試合で今週残り5試合で継続できれば歴史の扉が開ける。 7/5:デュプランティエ、また完封!25イニング連続0封:DeNA0戦で球団90年の歴史に、輝かしくその名が刻まれる。デュプランティエがDeNA打線を抑え込み、今季2度目の完封勝利。最後は〝伝家の宝刀〟カーブで佐野を三球三振に斬り、右腕は横浜の空へ指を突き上げた。9つの三振を奪い、今季95奪三振。DeNA・バウアー(93個)を抜き、リーグトップに躍り出た。来日1年目の球団助っ人によるシーズン2完封は2002年のムーア以来、右腕に限れば1987年のキーオ以来、38年ぶりの快挙だ。 7/5:熊谷敬宥、プロ初三塁打&3打点:DeNA0戦で熊谷敬宥内野手(29)が0-0の4回2死一、三塁。真ん中付近の126キロスライダーを捉え、この日花火も上がったハマの夜空へ飛ばした。「いい感じで当たったので『越えてくれ』と思いながら走っていました」。願い通りに打球は左翼フェンスに直撃。プロ初の三塁打が先制の2点適時打となった。ケガで少し出遅れるもシーズン自己最多の11安打で打率3割4分4厘。準備の鬼が先発出場で快音を響かせている。 7/3:豊田 プロ初サヨナラ打:巨人戦で豊田寛外野手(28)がプロ4年目で初のサヨナラ打を放った。2-2の9回無死満塁、カウント3-2からの7球目。巨人の守護神マルティネスの高めの直球を捉えて中犠飛で試合を決めた。 7/2:阪神今季18度目完封、チーム75試合目で防御率1点台:巨人戦に阪神が今季18度目の完封勝ちで、チーム防御率が1・98となった。阪神はこの日が75試合目。開幕から75試合以上消化してチーム防御率1点台は62年阪神以来、プロ野球63年ぶり。62年阪神は90試合消化時点で1・99だった。また、開幕75試合以内で18完封は65年阪神以来で、この時は71試合目に18完封を記録した。 7/2:森下翔太が“神回避”で勝利もぎ取る:巨人戦で森下翔太が衝撃のホーム生還を見せた。0-0で迎えた巨人戦の8回、相手守備のミスをついて本塁へ突入。捕手のタッチを何度もかわし、先制のホームを踏んだ。プロらしい紙一重の攻防。球審の判定はアウトとなり、甲子園は悲鳴が起きたが、すぐさま藤川球児監督がリクエスト。数分の中断を経て、セーフに判定が覆り、聖地は大歓声が包まれた。一方で判定に納得ができなかったのか、阿部慎之助監督がベンチを飛び出して抗議。その後、退場処分が下された。 7/1:阪神が球宴ファン選出5選手:「マイナビオールスターゲーム2025」のファン投票結果が発表され、阪神タイガースからは、先発投手部門で村上頌樹選手、一塁手部門で大山悠輔選手、三塁手部門で佐藤輝明選手、外野手部門で森下翔太選手と近本光司選手の5名が選出されました。 7/1:森下翔太がファン投票12球団トップの得票数で球宴初選出:今月下旬に行われるプロ野球、オールスターゲームのファン投票の結果が発表され、両リーグトップの52打点をマークしている阪神の3年目、森下翔太選手が最多の77万を超える票集め、初めて選出されました。 6/29:森下翔太、両リーグ断トツ勝利打点「13」:ヤクルト戦で、森下翔太外野手(24)の2戦連続となる決勝弾で、カード勝ち越しをもぎ取った。2戦連発の13号ソロでそのまま勝ちにつなげて、2位の大山らの7度に大きく差をつける、両リーグ断トツの今季13度目の決勝打となった。 6/29:佐藤輝、41年ぶり両リーグ最速20号:ヤクルト戦で佐藤輝明内野手(26)が8回にダメ押しの20号ソロを放った。球団日本選手では84年掛布雅之以来となる両リーグ最速20号で、ルーキーから5年連続50打点もクリア。 ▼佐藤輝(神)が8回のソロでシーズン20号両リーグ一番乗り。自身初で阪神の選手では10年のブラゼル以来15年ぶり6人目。日本選手では75年田淵幸一、84年掛布雅之に続く41年ぶり3人目。過去5人のうち田淵と掛布、85年バースはタイトルを獲得。目下39本ペースの佐藤輝はどうか? ▼佐藤輝はこれでシーズン50打点目。新人の21年から5年連続到達(64→84→92→70→50)は自身の持つ球団記録を更新。NPBでは長野(巨)が15年まで6年連続で到達して以来16人目。最長は長嶋茂雄(巨)の17年連続(58~74年)がある。 6/28:森下翔太が12球団最速50打点突破:ヤクルト戦で森下翔太外野手(24)が先制2ランを放ち、両リーグ最速で50打点を突破した。試合開始前時点で49打点で並んでいた佐藤輝明内野手(26)に2打点の差をつけ両リーグ単独トップとなった。また昨季に続いて2年連続での50打点超えとなった。 6/24:佐藤輝が交流戦本塁打王が確定:ロッテ対巨人の交流戦ラストゲームを終え、佐藤輝明内野手(26)の交流戦本塁打王が確定した。交流戦最初のカードとなった日本ハム3連戦では、1試合2発を含む3本塁打と大暴れ。その後はオリックス、西武、ロッテ戦でそれぞれ1発ずつ放ち、計6本塁打で12球団単独トップとなった。阪神の選手が交流戦で本塁打王となったのは、22年に7発を放った大山悠輔内野手(30)以来、2人目となった。 6/22:高寺望夢プロ初のマルチ安打:交流戦・ソフトバンク戦で高寺望夢内野手(22)がプロ入り初のマルチ安打を決めた。守備から途中出場し7回無死一塁、犠打を決められなかったが、バスターエンドランで右前打を放ち、好機を演出した。9回にも遊内野安打を放ち、この日は2打数2安打。 6/21:大竹、育成出身初の12球団勝利:交流戦・ソフトバンク戦で大竹耕太郎投手(29)が、5回0/3を1安打無失点で今季3勝目を挙げ、育成出身投手ではプロ野球史上初となる12球団勝利を飾った。同史上21人目で、通算87試合目での達成は同史上最速。 ▼大竹が古巣のソフトバンクから初勝利し、現行の全12球団から勝利をマークした。セ、パ12球団となった58年以降に全球団から勝利は、23年の西勇(神)以来21人目。阪神在籍時の達成は83年野村収、09年久保康友と前出の西勇に続く4人目。育成ドラフト出身投手(17年ソフトバンク育成4位)では初の達成。 ▼大竹は18年8月1日、西武戦でのプロ初登板初先発初勝利を皮切りに、9チームから初対戦で勝利。足踏みした3チーム(日=2試合目、オ=4試合目、ソ=2試合目)も初勝利までは無傷で、全カード白星先行での達成は史上初。交流戦が現行の18試合制となった15年以降のプロ入りながら限られたチャンスをモノにし、通算87試合目の達成は09年久保の110試合を大幅に更新するスピード記録となった。 6/21:岩崎優が甲子園50セーブ:交流戦・ソフトバンク戦に出場した岩崎優投手(34)が甲子園で区切りの50セーブを挙げた。9回に登板し走者を出しながらも無失点リレーを締め、5月28日DeNA戦以来の今季14セーブ目をマークした。 6/19:デュプランティエ、来日初完封:交流戦・ロッテ戦でジョン・デュプランティエ投手(30)が、被安打4、12奪三振の来日初完封勝利を飾り、3勝目を挙げた。球団外国人投手の甲子園完封勝利は、14年5月17日DeNA戦のメッセンジャー以来11年ぶり。新助っ投の好投で3カードぶりの勝ち越しを決めたチームは、22年6月1日以来3年ぶりに交流戦“独り勝ち”となり、2位以下を一気に引き離した。 ▼デュプランティエが自己最多に並ぶ12三振を奪い、来日初完投初完封で3勝目。球団外国人投手の完封は、19年5月26日DeNA戦(横浜)のガルシア以来。甲子園に限ると14年5月17日DeNA戦でメッセンジャーがマークして以来11年ぶり。2桁奪三振&完封も、メッセンジャーが16年9月24日中日戦(ナゴヤドーム)で記録して以来になる。また、交流戦完封は11年6月19日楽天戦(甲子園)のスタンリッジ以来、球団2人目。来日1年目で完封は、02年にムーアが2度マークして以来。 6/19:森下がJERAセ・リーグAWARD5月度月間大賞受賞:森下翔太外野手(24)が、JERAセ・リーグAWARD5月度月間大賞を受賞し、プレゼンターの阪神OB・鳥谷敬氏(43)とともに授賞式に臨んだ。 6/18:伊藤将、今季初勝利&甲子園通算19勝:交流戦・ロッテ戦でチームの連敗ストップに貢献したのは、苦闘を続けてきた5年目左腕だ。伊藤将が、6回9安打1失点の力投で今季初勝利。昨年7月6日のDeNA戦(甲子園)以来347日ぶりの白星。“思考革命”が復調へ導いた。4勝に終わった昨季は、10勝を挙げた23年など過去の投球映像を繰り返し見てフォームを模索。ただ、最後まで納得のいくボールは投げられなかった。今季も春先は不調で結果が振るわず開幕は2軍。ただ、過去の映像は「もう2年前の良かった映像とかは、ほとんど見なかった」と高い理想を追い求めることはなくなった。代わりに大きく変えたのは意識。“失投”を引きずらなくなった。 6/17:才木浩人が連続無失点の自己記録更新ならず:交流戦・ロッテ戦で才木浩人投手(26)の連続無失点記録が止まった。1-0の7回に失点し、自己最長タイの35回1/3で止まった。試合前時点で連続無失点は29回1/3。自己最長は昨年記録した35回1/3だった。6回を無失点に抑えた時点で、35回1/3連続無失点の自己最長記録に並んでいた。しかし、7回にまさかの3失点。連続無失点の自己最長記録の更新はできなかった。 6/15:2戦連続サヨナラ負けで今季最長6連敗:交流戦・楽天戦で阪神が今季ワースト6連敗を喫した。同点に追い付いた7回から及川雅貴投手(24)、岩崎優投手(33)、湯浅京己投手(25)を回またぎで投入。連敗ストップへの執念も延長12回に湯浅が力尽き2試合連続のサヨナラ負けを喫した。楽天には23年から7連敗。 6/14:49年ぶり5試合連続の逆転負け:交流戦・楽天戦で阪神が5試合連続で逆転負けを喫した。チームは負のスパイラルが抜け出せず、今季最多のワーストタイ5連敗。阪神の5試合連続逆転負けは76年8月1日広島戦~6日中日戦にかけての5試合連続以来、49年ぶり。貯金も1桁「9」まで減らすことになった。 ▼阪神が10日西武戦から5試合続けて逆転負け。阪神の5試合連続逆転負けは76年8月1日巨人戦~6日中日戦以来、49年ぶり2度目の球団ワースト記録だ。同年は首位に立っていた7月下旬から5戦連続逆転負けを含む9連敗。 6/13:阪神、2006年以来19年ぶり連続逆転負け:交流戦・楽天戦で阪神は楽天に2-3で敗れ、今季2度目の4連敗。4戦連続逆転負けは2006年以来、19年ぶりとなった。 6/12:椎葉剛がプロ初登板を1回無失点と上々のデビュー:交流戦・西武戦で2年目右腕の椎葉剛投手(23)がプロ初登板を迎え1回無失点。先頭への四球と内野安打で1死一、二塁を背負ったが、後続を断った。 6/11:村上頌樹、2度目の月間MVP受賞:村上頌樹投手(26)が、5月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。23年3、4月度以来、自身2度目となった。5月は5試合に先発し、防御率0・69で3勝0敗。2度の無四死球完封勝利を挙げた。5月10日中日戦(甲子園)ではマダックス(100球未満での完封)を達成。同月は39回を投げてわずか2四球で無死球。 6/10:佐藤輝が「100本塁打&30盗塁」に到達:交流戦・西武戦で佐藤輝は3打数無安打に終わったが、球団生え抜き11人目となる「100本塁打&30盗塁」に到達した。3回1死無走者の2打席目に隅田から四球を選ぶと、続く大山の4球目に好スタートで今季6個目の盗塁を決めた。 6/10:及川雅貴、3試合連続となる14ホールド目:交流戦・西武戦で及川雅貴投手(24)が3試合連続となる14ホールド目を挙げた。2-0の7回に2番手で登板し、3人で西武打線の攻撃を片付けた。 6/8:佐藤輝、12球団本塁打、打点トップに:交流戦・オリックス戦で関西ダービー3連勝を締めくくったのは8回の佐藤輝のグランドスラム。17本塁打、そして45打点はセ・リーグだけでなく、12球団もトップ。最強打者を目指して、佐藤輝は進化していく。 6/7:近本、球団日本人最速の通算1000安打:交流戦・オリックス戦で近本光司外野手(30)が日本人では球団最速となる861試合目で通算1000安打に到達した。 6/5:デュプランティエ来日最多12Kで2勝:交流戦・日本ハム戦でジョン・デュプランティエ投手(30)が、7回途中2安打無失点で来日2勝目を挙げた。来日最多の12奪三振。力のパ・リーグ相手にも、豪腕ぶりを見せつけた。先発8試合で46回2/3を投げ、奪三振はイニング数を大きく上回る62個の量産ぶりだ。 6/5:佐藤輝が通算100号達成:佐藤輝明内野手がエスコンフィールドで行われた日本ハム戦の8回に今季16号を放った。この一発でプロ通算100号を達成。球団では田淵幸一氏の424試合、掛布雅之氏の553試合につぐ史上3番目で節目に到達した。 6/5:新外国人ヘルナンデス来日初打点:交流戦・日本ハム戦で新助っ人、ヘルナンデスが来日初打点を挙げた。日本通算14試合、34打席目で初の適時打だ。 6/4:佐藤輝が2発 11球団制覇弾:交流戦ではセ・リーグ全球団が黒星を喫し、阪神の連勝も「4」で止まったが、佐藤輝明内野手(26)が北の大地を盛り上げた。四回に11球団制覇弾となる14号ソロを放つと、八回にも1点差に迫る15号2ラン。今季3度目の1試合2本塁打で節目の通算100号に王手をかけた。これで佐藤はプロ5年目で通算98号のソロで11球団制覇。 6/4:阪神、連続無失点は27イニングでストップ:交流戦・日本ハム戦。0―0で迎えた初回2死三塁。先発の門別が4番・郡司に中前への適時打を許して阪神の連続無失点は27イニングでストップした。5月31日の広島戦から続いていた零封勝利。失点は喫したものの、門別は後続を断って最少失点で抑えた。 6/3:石井大智が20試合連続無失点で3セーブ:交流戦・日本ハム戦で1―0の九回に登板した石井が3セーブ目をマークした。これで石井は20試合連続無失点。また、阪神の1―0勝利は5月28日のDeNA戦以来の今季5度目。 6/3:阪神、球団史上最長タイ3戦連続完封勝ちで4連勝:日本ハム戦で阪神が大山悠輔内野手の1発で交流戦開幕を制し、4連勝でリーグ首位を堅守した。5月31日、6月1日の広島戦に続いて3試合連続完封勝ちとなった。阪神の3試合連続完封勝利は23年4月以来、2年ぶり12度目の球団タイ記録。連続試合完封勝ちのプロ野球記録は10年中日、11年日本ハムの5試合連続。 ▼今季のチームの完封勝ちは12度目で、そのうち1-0完封は5度目。交流戦の1-0完封勝利は10度目で、22年から4年連続(22年は2度)。23年からの1-0完封3試合は、すべて才木が先発。才木は交流戦6連勝。 5/31:湯浅、6試合連続ホールドで13戦連続無失点:広島戦で最後の踏ん張りどころに投入された湯浅京己が期待に応える力投を見せ、貫禄の火消しで零封。13試合連続無失点とし、チームの勝利をたぐり寄せた。難病からの復帰を目指す1年。今季初登板だった4月29日の中日戦から着実に結果を積み重ね防御率はいまだ0.00と抜群の安定感を誇り今季6ホールド目。 5/31:大竹耕太郎、敵地で無傷の7連勝中:大竹耕太郎が広島戦に先発。このカードはソフトバンク在籍時に対戦がなく阪神移籍後に初対戦。通算成績は14試合に登板して10勝1敗、防御率1・35で、そのうち敵地マツダスタジアムでは23年5月5日から無傷の7連勝中だ。 5/30:豊田寛、プロ初打点:広島戦に代打で登場した豊田寛外野手(28)が、リードを3点に広げコイの息の根を止める中越え適時二塁打。プロ4年目での初打点をたたき出したが、「待望の“代打男”が誕生したとです」と意外な言葉が飛び出した。代打で6打数4安打1打点の成功率・667の勝負強さ。 5/28:石井、17戦連続無失点:DeNA戦で連投となった石井大智は七回に3番手で登板。1安打無失点で切り抜け、17試合連続無失点とした。 5/28:門別が甲子園初先発で勝利:憧れの場所で、また1つ記念のボールが増えた。門別啓人投手(20)が甲子園でのDeNA戦に初先発。粘りに粘って聖地初星をつかんだ。 5/27:森下で今季初サヨナラ:阪神がDeNA戦で、延長11回の末に1―0で今季初のサヨナラ勝ち。負ければ首位陥落だった一戦を制し、貯金を今季最多タイの7とした。森下翔太外野手(24)は11回無死満塁のフルカウントから押し出し四球。勝利打点は両リーグトップを更新する「8」となった。 5/27:佐藤輝、通算1000塁打達成:DeNA戦で佐藤輝がゆかりのある地で気を吐いた。2回にバウアーから左越え二塁打を放って、通算1000塁打を達成すると、9回にはウィックから右前打。複数安打で打率・298と伸ばし、3割目前に迫った。年に1度の倉敷での開催で、岡山県内に住む母方の祖父母の前で好調な打撃を披露した。 5/25:佐藤輝、プロ初左翼で猛打賞:中日戦で佐藤輝が5年目で初めて左翼守備に就いた。定位置の三塁をヘルナンデスに譲り、「4番・左翼」で先発。慣れないポジションながら、第1、3、5打席に単打を放った。3日ヤクルト戦以来今季3度目の猛打賞をマークし、通算999塁打。前川の2軍再調整の引き金にもなった「先発左翼の無安打」の呪縛を、7試合20打席でようやく断った。 5/25:湯浅、997日ぶりの白星の次は2日ぶり白星:中日戦で湯浅京己投手(25)が、登板2試合連続で勝利投手となった。1-1の7回に2番手で登板して国指定難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」からの復帰後初の回またぎで2回無失点だった。997日ぶりの白星を挙げた23日の同戦に続き、今度は2日ぶりの白星をつかんだ。 5/20:近本、入団から7年連続2桁盗塁:巨人戦で虎のリードオフマンが甲子園を駆ける。目にもとまらぬスピードで、今年も当然のごとく到達した2桁盗塁。近本光司外野手(30)が走った。走攻守で躍動し、G倒に貢献だ。これで入団から7年連続の2桁盗塁。 5/20:才木、G戦初完封&5連勝:巨人戦の9回2死一、二塁。129球目のフォークでリチャードを遊ゴロに仕留めると、終始、張り詰めていた才木の表情が一気にほぐれた。5安打完封で4勝目。巨人戦は通算11勝(4敗)。これで昨年7月30日から5連勝とキラーぶりを発揮するが、意外にも完封は初だった。 5/20:森下、球団26年ぶり巨人戦4戦連発:巨人戦で森下翔太外野手(24)が決勝の7号2ランを放ち巨人戦4戦連発とした。阪神では99年ジョンソン以来、26年ぶりとなる巨人戦での4試合連続本塁打。 5/17:近本が自身初の1試合5安打:広島戦で近本が、自身初となる1試合5安打を放った。初回先頭で右前打、3回1死無走者で左前打、5回先頭で中前打、6回2死無走者で中前打し、8回2死二塁でも5点目の左前適時打を放った。球団では18年9月16日DeNA戦(横浜)で大山が放った6安打以来の5安打で、節目の通算1000安打まで残り17本。 5/17:岩崎が通算100セーブ!100ホールド:広島戦で岩崎優投手(33)がプロ入り通算100セーブを達成した。3点リードの9回に登板。広島打線を1イニング無失点に抑え、今季11セーブ目を挙げ、プロ12年目で大台に到達した。すでに100ホールドは21年に達成済み。NPBでは史上8人目となる通算100セーブ、100ホールドも達成した。球団では藤川球児以来、2人目。プロ初セーブは20年9月3日ヤクルト戦。1点リードの9回にガンケルをリリーフして、クローザーデビューを飾った。 5/13:高寺望夢、起死回生のプロ1号:DeNA戦で0-1で迎えた九回2死。「6番・遊撃」で2022年のヤクルト戦以来954日ぶりのスタメン出場した高寺望夢内野手(22)が打席に向かった。2球目、直球を振り抜くと打球は弾丸ライナーで右翼席へ。まさかの一撃に全力疾走していた高寺も驚きの表情で喜びを爆発させた。高卒5年目、36打席目にして放った待望のプロ初アーチ。起用した藤川監督の期待に結果で応えた。 5/11:阪神がセ・リーグ一番乗りの今季20勝目:中日戦で阪神が2戦連続の完封勝ちしてセ・リーグ最速の20勝を挙げた。前回の4月29日~5月1日の3連戦(バンテリンドーム)で3連敗を喫した中日に、本拠地で連勝し首位をキープした。これで3カード連続の勝ち越し。一時は開幕5戦ホーム未勝利と苦戦したが、5月に入って5試合で4勝1敗と勢いに乗ってきた。 4/10:村上が自身初マダックス達成!2戦連続完封勝ちでトップ:中日戦で村上頌樹投手(26)が2戦連続の完封勝ちしてリーグ単独トップの6勝目を挙げた。9回を投げて98球と自身初のマダックス(100球未満での完封)も達成した。前回の4月29日~5月1日の3連戦(バンテリンドーム)で今季初の同一カード3連敗を喫した中日に、本拠地甲子園で一矢報いた。9回5安打無失点だった前回2日ヤクルト戦(甲子園)に続く完封勝利となった。 ▼阪神で100球未満の完封勝ちは21年10月2日中日戦で97球の高橋以来となり、村上は初めて。同投手は2日ヤクルト戦も与四死球0で完封勝ちしており、2試合連続無四死球完封勝ちは20年9月11日広島戦、同17日巨人戦で記録した西勇(阪神)以来でセ・リーグ10人目。阪神では69年5月7日広島戦、同11日巨人戦の若生、20年西勇に次いで3人目だ。これで村上は4月18日広島戦の3回から28回連続与四死球0と、抜群の制球力を見せている。 5/7:森下、2年連続4戦連発:森下翔太外野手(24)が巨人戦で5回1死一塁から左翼席へ4試合連続本塁打となる6号2ランを放った。昨年9月8~13日に続く4戦連発で自身2度目。球団の右打者で2年連続でマークするのは72、73年の田淵幸一以来、52年ぶり2人目。東京ドームでの巨人3連戦全てで一発を放ったのは球団の日本選手では初めてだ。チームは4―6で敗戦。開幕から続いた東京ドームでの連勝は「5」で止まっても、森下の勢いに陰りは一切見えない。 ○阪神で4試合以上連続本塁打を2度以上は、ブラゼルが09年(4試合)、10年(5試合)に記録して以来。右打者では新庄剛志の96、00年(4試合)以来25年ぶり。右打者の連続シーズンは田淵幸一の72、73年(4試合)以来52年ぶり。 ○阪神選手の巨人戦同一カード3連戦で3連発は03年4月11~13日、東京ドームでのアリアス以来で日本選手では91年4月9~11日、甲子園での八木裕以来34年ぶり。日本選手が東京ドームで達成は森下が初めて。 5/6:阪神、11年ぶりの7イニング連続得点:巨人戦で打線は3回まで2得点ずつし、巨人・井上を攻略。前日5日の6回から14年9月以来となる7イニング連続得点だった。2カード連続の勝ち越しを決め、巨人戦に限れば08年以来となる開幕から3カード連続勝ち越し。巨人戦8回戦を終えた時点で7勝(1敗)は球団史上初となった。 5/6:4年目中川勇斗がプロ初安打:巨人戦で4年目の中川勇斗捕手(21)がプロ初ヒットを記録した。打撃が高く評価されている中川は今季、代打で1軍デビュー。この日は捕手登録ながら「7番左翼」でスタメンに名を連ねた。左翼守備でも前方への飛球をダイビングキャッチ。打ってもプロ初安打を記録した。 5/5:及川雅貴、依然防御率0・00:巨人戦で3番手及川雅貴投手(24)が15試合連続で自責0とした。今季プロ初の開幕1軍入りを果たしてから、ここまで開幕から15回⅓連続で自責0。防御率0・00と抜群の安定感を見せている。 5/4:森下、今季甲子園初アーチを含む2安打でリーグ首位打者:阪神はヤクルトに2―5で敗れて連勝が2で止まり、2位に後退した。四回に今季甲子園での初アーチとなる3号ソロを放った森下翔太外野手(24)が、2安打で打率・317として3年目で初めてセ・リーグ首位打者に立った。 5/1:佐藤、両リーグ最速10号到達:中日戦で佐藤輝明内野手(26)が1‐2で迎えた五回の第3打席で左翼席へ同点の10号ソロを放った。これが今季の27試合目で108打席目。プロ1年目の2021年が33試合目、129打席目での10号、2年目の2022年は43試合目、182打席目、2023年は84試合目、296打席目、そして昨年2024年が113試合目、369打席目と、自己最速の10号到達となった。両リーグ最速10号は球団では2006年の浜中治以来、19年ぶり。 4/30:及川、14試合連続0封:中日戦で及川は七回に4番手で登板して三者凡退に抑えると、八回も登板して先頭の山本に安打を許したものの後続を断ち、今季2度目のイニングまたぎで無失点とした。これで14試合に登板して防御率は0・00を継続。 4/30:佐藤が単独2冠王:阪神は30日の中日戦で延長11回の激闘の末、4―5で今季初のサヨナラ負けを喫して2位に後退。そんな敗戦の中にあって、主砲の佐藤輝明内野手(26)は6回に適時打を放って24打点目をマークし、巨人・岡本を上回りリーグ単独トップに躍り出た。すでに9本塁打もセ界トップに君臨。過去最高の3、4月を戦い終えた。 4/29:難病の湯浅京己、復活0封登板:中日戦で湯浅京己投手(25)が国指定の難病からの復活登板を果たした。2シーズンぶりの1軍マウンドで1回を無失点に抑えた。1軍登板は23年11月2日のオリックスとの日本シリーズ第5戦(甲子園)以来544日ぶり。レギュラーシーズンでは23年6月15日のオリックス戦(甲子園)以来、684日ぶり。 4/29:阪神は中日に惜敗しビジター連勝は8でストップ:中日戦で先発・才木が今季ワーストタイの4失点と苦しんだ。5回に連続で適時打を浴びるなど一挙に3点を奪われ、阪神は中日に1―4と惜敗した。これで阪神はビジターでの連勝は8で止まった。 4/29:佐藤がリーグ単独トップの9号!月間自己最多:中日戦で佐藤輝明がリーグ単独トップ9号同点ソロを放った。月間8本塁打は自己最多。5年連続2桁アーチに王手とした。 4/27:ドラ1ルーキー伊原陵人が61年ぶり、開幕から15回連続無失点:巨人戦でルーキー伊原陵人(24)がプロ2度目の先発で、61年ぶりの記録をつくった。2回表で2アウトを奪った時点で、合計15回を無失点。阪神の新人が開幕から15回以上無失点を続けたのは、64年に16回連続の古沢以来、61年ぶりとなった。伊原は開幕から中継ぎ4試合の登板で無失点投球を続け、プロ初先発となった20日広島戦(甲子園)で5回4安打無失点と好投しプロ初勝利。しかし連続記録は15回2/3でストップした。 4/26:及川雅貴、プロ初の開幕から13戦連続自責点0:巨人戦で及川雅貴投手(24)が、開幕から13試合連続自責ゼロの無双投球で6連勝を呼び込んだ。チーム23試合の半分以上、両リーグ最多の13試合に登板。それでも計12回1/3を自責0(1失点)に抑え、開幕から防御率0・00を維持している。 4/26:阪神の巨人戦開幕5戦5勝は77年ぶり3度目:阪神は巨人に勝利して対巨人には開幕から5戦5勝となった。阪神が対巨人開幕5連勝以上したのは、リーグ優勝した2003年(1回戦に引き分け)以来22年ぶり5度目。引き分けのない開幕から5戦5勝以上は2リーグ制(1950年)以降初めてで、1リーグ時代の37年秋(7戦7勝)、48年(5戦5勝)に次いで77年ぶり3度目。 4/26:大山「魚雷バット」で2戦連続V打:巨人戦で5番大山悠輔内野手(30)が8回決勝打を放ち阪神は今季最長の連勝を6に伸ばした。前日25日から「トルピード(魚雷)バット」を使い始めた主砲は2戦連続の決勝打を放った。5度のV打はリーグトップで、6連勝中は4度のV打と勝負強さが際立つ。最近5試合で勝利打点を4度記録した大山のような例は、阪神では福留孝介が15年5月23日のDeNA戦-同28日の楽天戦(5試合中4度)で挙げて以来10年ぶり。 4/26:大山、通算1000試合出場達成:巨人戦で大山悠輔内野手が通算1000試合出場を達成した。NPB史上537人目。プロ9年目で到達した。初出場は2017年6月23日・広島戦。この日は「5番・一塁」でスタメン出場した。 4/24:桐敷拓馬がプロ初セーブ:DeNA戦で桐敷拓馬投手(25)がプロ初セーブを挙げた。2点リードの9回に5番手登板。2安打を許し2死一、三塁のピンチを背負ったが、この日マルチ安打の蝦名を二飛に打ち取った。 4/23:岩崎が吠えた! 球団単独3位の通算97S:1点リードの十回2死二塁。最後の打者・京田を見逃し三振に仕留めた瞬間、阪神・岩崎優(33)が珍しくガッツポーズで喜びを表現した。リーグトップに並ぶ8セーブとなり、通算97セーブ。並んでいたドリスを抜き去り、球団単独3位となった。 4/22:岩崎、球団3位タイの96S目:DeNA戦で岩崎優投手(33)が9回を0に抑え、ドリスの球団歴代3位に並ぶ通算96セーブ目を挙げた。 4/20:ドラ1伊原陵人が初先発で初勝利:ドラフト1位・伊原陵人(たかと)投手(24)=NTT西日本=が、広島戦でプロ初先発初勝利を挙げた。5回を無失点に抑え、救援での6登板を経て、12球団の新人で一番乗りの白星をつかんだ。佐藤輝明内野手(26)が、今季2度目の1試合2発、両リーグトップの7号3ランを含む4安打6打点で援護した。チームは連敗を2で止めて貯金1。2位に浮上した。また伊原は開幕から13回1/3連続無失点だ。 4/19:阪神、57年ぶり球団最悪本拠地開幕4カード勝ち越しなし:阪神は広島戦に0―3で完敗し、勝率5割の3位に後退した。これでチームは今季ホームゲーム1勝7敗1分けと大きく負け越し。開幕からホームで4カード連続勝ち越しなしは、1952年のフランチャイズ制以降では68年以来57年ぶり2度目の球団ワーストタイとなった。 4/15:大山が5番でつなぎクリーンアップ神話健在:ヤクルト戦6回1死三塁で大山は先発・奥川の外角フォークを強振して中前適時打を放った。松山では18年4月24日のヤクルト戦でもタイムリーを記録。通算でも10打数3安打3打点だ。森下、佐藤輝、大山のクリーンアップがそろって打点を挙げれば23年9月8日の広島戦から16連勝だ。 4/15:岩崎が村山実超え、球団単独5位の510試合登板:ヤクルト戦で岩崎優投手が村山実超えを果たした。5点差の9回1死満塁から救援。打者2人を左犠飛と二飛に抑え、リーグトップの6セーブを挙げた。これで通算510試合登板で村山を抜き、球団単独5位に浮上した。 4/12:伊原陵人デビュー6戦連続無失点:中日戦でドラフト1位伊原陵人投手(24)が、回またぎの2イニングを無失点に抑えた。これでデビュー戦3月30日広島戦(マツダスタジアム)から、6試合連続の無失点投球となった。 4/12:阪神が聖地中日戦連勝11で止まる:中日戦で前日11日に今季ホーム初勝利を挙げた阪神は、聖地で連勝とはならなかった。昨季から続いていた甲子園での中日戦の連勝は、引き分けを挟んで11連勝でストップした。 4/11:岩崎、村山実に並ぶ球団5位の509試合登板:中日戦で九回に登板した岩崎優投手(33)は1死から安打を許したが、後続を断って試合を締めくくり、今季5セーブ目を挙げた。これで村山実に並び球団歴代5位の通算509試合登板。球団最多は藤川球児監督(44)の777試合。さらに好リリーフを重ね、大先輩の後を追いかける。 4/11:藤川監督、甲子園初勝利:中日戦で阪神は連敗を2で止めた。村上が初回に背負った2点のビハインドを、打線がその裏にすぐに挽回。5連打で4点を奪って逆転に成功した。藤川監督は「打線がつながりを非常に見せてくれた。反発力も出たゲームということで非常に良かった」と称えた。 4/11:村上頌樹、虎開幕投手・井川以来の快挙:村上は開幕投手を務めた3月28日の広島戦(マツダ、8回⅔無失点)、4月4日の巨人戦(東京ドーム、7回1失点)で2連勝中。11日の中日戦(甲子園)で開幕戦から登板3戦3勝とすれば、球団では2004年の井川慶(3連勝)以来、21年ぶり。右投手では1977年の江本孟紀(3連勝)以来、48年ぶり 4/8:阪神56年ぶり●0-1甲子園開幕:ヤクルト戦で甲子園開幕を迎えた阪神は0-1で零封負け。連勝は3でストップ。甲子園開幕での0-1負けは1969年以来、56年ぶり。 4/6:門別啓人プロ初勝利:巨人戦で高卒3年目左腕の門別啓人投手(20)が、プロ初勝利を挙げた。巨人打線を6回途中5安打無失点。通算5度目となった先発マウンドで、念願の白星を手にした。 4/6:阪神の対巨人開幕3連勝は21年ぶり:阪神の対巨人開幕3連勝は岡田彰布監督就任1年目の2004年4月2-4日(東京ドーム)以来21年ぶり。同年の最終順位は4位だった。 また阪神が2安打以下で勝利したのは昨年5月12日のDeNA戦(○1-0、2安打、横浜)以来。巨人相手に勝利した試合で2安打は最少で、1974年5月22日(○4-2、後楽園)以来51年ぶり3度目。この試合は六回表終了コールドゲーム。9イニングでは71年7月15日のダブルヘッダー第2試合(○1-0、後楽園)以来54年ぶり2度目。 4/6:石井が3連投で1回無失点:石井は巨人3連戦全てでマウンドへ上がり無失点に封じた。石井は及川と並んでリーグトップタイとなる、今季5試合目の登板となった。 4/6:工藤がピンチ封じる:巨人戦で新人・工藤がピンチを封じた。1点リードで迎えた6回2死一、三塁の場面で先発・門別の後を受けて登場。カウント2―2から巨人・甲斐をフォークで空振り三振に封じた。24年ドラフト育成1位で入団し、開幕前に支配下登録勝ち取った23歳。リリーフとして開幕1軍入りを果たした工藤は、プロ初登板だった3月29日広島戦(マツダスタジアム)こそ1失点したが、これで3試合連続無失点となった。 4/5:富田選手、待望の先発初勝利を挙げる:富田蓮投手(23)が憧れの巨人戦でプロ入り以来の先発初勝利を飾った。富田投手は5回を投げ、3安打1失点という安定したピッチングを披露し、この試合でプロ2勝目を掴んだ。 4/5:佐藤輝明、球団通算8500号含む2発:巨人戦で佐藤輝明内野手(26)が球団通算8500号を放ち、2連勝でのカード勝ち越しに貢献した。初回に記念の先制3号ソロ、8回にも4号ソロを運んで巨人戦初の1試合2本塁打。今季4号&8打点のリーグ2冠だ。 4/5:近本、今季1号は球団8501号:巨人戦で近本光司外野手(30)は1号2ランを放ちカード勝ち越しへ導く決勝弾となった。今季は開幕して8試合で33打数10安打、打率・303とまずまずの滑り出しを見せ、虎の切り込み隊長が攻守で躍動し、勝利へ導く。 4/4:木浪 「満塁男」本領発揮:巨人戦の7回2死満塁。3番手右腕・堀田の直球を木浪が左前に運んだ。走者一掃の適時二塁打で宿敵の息の根を止めた。昨季は満塁打率・471(17打数8安打)で16打点とチャンスで勝負強さを発揮していた。23年は同・444(18打数8安打)で19打点を挙げ、「恐怖の8番」として日本一に貢献した。今季は自己最多の3打点を挙げて打点はリーグトップタイ6打点。 4/4:D1伊原が圧巻の巨人戦デビュー:巨人戦でドラフト1位・伊原陵人投手(NTT西日本)が見事な伝統の一戦デビューを果たした。デビュー以来、登板4試合連続無失点で、3月30日の広島戦でのモンテロから打者11人パーフェクト斬りの投球が続いている。 4/4:中野拓夢、強肩の甲斐から2盗塁:巨人戦で2番中野拓夢内野手(28)が足でかき回した。初回中前打で出塁すると、戸郷-甲斐のバッテリーから二盗を決めて好機を拡大。左前打を放った3回にも再び二盗を成功させ、大山の適時打で勝ち越し決勝のホームを踏んだ。強肩の甲斐から2盗塁して自信を深めた。 4/4:阪神、13安打7得点で巨人に快勝:巨人戦で阪神は13安打7得点の猛攻で巨人を7―2で下し、1分けを挟んで3連敗を止めた。特に7回は四球と安打で2死満塁の好機を作ると、木浪が走者一掃の適時二塁打で勝負強さを発揮。8回には2死二塁から佐藤輝が右前への適時打を放ち、先発野手全員安打を成立させた。 4/3:新外国人デュプランティエ、6回1失点好投も:DeNA戦で新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30)が来日初登板で好投した。リーグ屈指の強打を誇るDeNA打線を相手に、6回まで82球3安打1失点。5回までは自己最速で来日最速の157キロをマークするなど毎回奪三振で8つの三振を奪った。6回には先頭森にヒットを許し、犠打で1死二塁のピンチ。梶原に先制適時中前打を許したが後続をシャットアウトした。 4/3:及川雅貴、4試合連続無失点:DeNA戦で七回に2番手として登板した及川雅貴投手(23)がピンチを背負いながらも無失点で抑えた。ボークで二塁に走者を背負う嫌な展開も続く佐野を二ゴロとすると、最後は山本を中飛に抑えてしのいだ。前日も登板していた及川はこれで開幕6試合で4度目の登板。この日も無失点に抑え、役目を果たした。 4/2:森下、4番で初の4安打!今季初の猛打賞:DeNA戦で森下が昨季以来4度目、4番では初の4安打と大暴れした。いずれも中堅から右方向へ響かせた4度の快音。お手本のような安打をさく裂させ、新4番としてチームをけん引した。試合は引き分けに終わったものの、4番としての仕事を全うした。 4/2:岩崎 球団2人目150ホールド:DeNA戦で岩崎が荒れた終盤の流れを、守護神の気合と技術で食い止めた。追いつかれた直後の9回、2番・牧からの攻撃を無失点に封じ、プロ12年目で150ホールドに到達。阪神では藤川監督が19年に達成して以来2人目で、NPB全体でも14人目の大台に到達した。 4/2:D1伊原&育成1位工藤がプロ初連投で好投:DeNA戦でルーキーがそろってプロ初の連投で好投した。延長11回にドラフト1位伊原陵人投手(24)。蝦名、梶原、牧をすべて内野ゴロに仕留めた。延長12回には育成ドラフト1位入団の工藤泰成投手(23)は、1死から迎えたオースティンを抑え、宮崎に右前打を許すも、最後は柴田をフォークで空振り三振に仕留めた。 4/2:新クリーンアップが初の打点そろい踏み:DeNA戦で虎の新クリーンアップが打線をけん引した。1点を追う4回1死一塁で3番佐藤輝明内野手(26)が17打席ぶりのヒット(同点適時二塁打)で長いトンネルを脱出。続く4番森下翔太外野手(24)が右中間へ運ぶ勝ち越し適時二塁打で逆転した。6回には1死から佐藤輝、森下が連打で好機を演出。続く5番大山悠輔内野手(30)が左翼越え二塁打を決め再び同点に。藤川監督が今季から編成した主軸が初の打点そろい踏みを決めた。 4/1:才木が6回途中でKOされる:DeNA戦にホームでの「開幕投手」を任された才木がDeNA打線にKOされた。1―1の6回につかまり、この回3失点。5回2/3を7安打4失点でマウンドを下りてホーム開幕戦を飾れず。 4/1:中野拓夢、15打席目で今季初安打!初マルチ&初盗塁:DeNA戦で中野が15打席目にして今季初安打を放った。2打席目の3回1死一塁。カウント2―1からジャクソンのカットボールを右前へ運び「H」ランプをともした。続く佐藤輝の打席でワイルドピッチを挟み一、三塁のフルカウントから今季初盗塁となる二盗にも成功したが、チームは無得点に終わった。 |
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