タイガース・ニュースinシーズンオフ'25/10/6~12/9


12/5:大竹耕太郎、4000万円増1億3000万円で更改:育成入団から年俸1億円の大台を突破した。大竹耕太郎投手(30)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸1億3000万円でサイン。春季キャンプ中に下半身の張りを訴えて開幕に間に合わず、初勝利は5月17日の広島戦(甲子園)。今季は16試合に登板して9勝2敗、防御率2・85。3年連続での2桁勝利はならず。
12/4:戦力外の漆原大晟が現役引退を発表:今オフに戦力外通行を受けた漆原大晟投手が引退を発表しました。漆原投手は2018年育成ドラフト1位で新潟医療福祉大からオリックスに入団。今季7年目を迎えた29歳右腕です。2020年に支配下登録を勝ち取ると同年は22試合にリリーフ登板。その後も1軍での登板を重ねていましたが、2023年オフに行われた現役ドラフトで阪神に移籍しました。新天地での初年度は躍動。開幕1軍を勝ち取ると、難しい場面での起用にも応えキャリアハイとなる38登板をこなしました。しかし今季はケガなどの影響もあり、なかなか1軍定着とはならず。それでも11登板で防御率0.00と好成績をマークしましたが、戦力外となりました。
12/3:及川雅貴、7000万増の年俸1億円で更改:及川雅貴投手(24)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、7000万円増の年俸1億円でサインした。高卒6年目の今季は両リーグ最多の66試合に登板し、6勝3敗1セーブ、46ホールド、防御率0・87をマーク。ホールドポイント2差で最優秀中継ぎ投手を逃した左腕は来季、自身初タイトル獲得をにらんだ。オールスターに初出場し、18試合連続ホールドのプロ野球新記録も樹立。3連投やイニングまたぎ、イニング途中での登板など、数字以上にチームに貢献した。
12/3:中野拓夢 107%増の3億円更改:中野拓夢内野手(29)が球団事務所で契約交渉に臨み、来季年俸3億円でサインした。今季の1億4500万円から2倍以上のアップとなった。全143試合に出場してリーグ5位の打率・282を残し、昨年の・232から大幅上昇させてベストナイン、ゴールデングラブ賞をダブル受賞するなどリーグ優勝に貢献した。
12/1:デュプランティエ、ヘルナンデス、ネルソンが保留者名簿から外れる:ジョン・デュプランティエ投手(31)、ラモン・ヘルナンデス内野手(29)、ニック・ネルソン投手(29)の外国人3人が、保留者名簿から外れたことが分かった。2日に自由契約選手として公示され、今後は阪神以外の国内外の球団と交渉が可能となる。
12/1:西勇輝は現状維持の年俸3億円:西勇輝投手(35)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸から現状維持の3億円でサインした。23年から4年契約を結んでおり、来季が最終年になる右腕。4月12日の中日戦(甲子園)で登板も「右膝内側側副じん帯の変性」のため、翌13日に出場選手登録を抹消。6月5日にウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦(SGL)で約2カ月ぶりに実戦復帰したが、1軍昇格は果たせなかった。
12/1:湯浅京己が62%増の6000万円で更改:湯浅京己投手(26)が球団事務所で契約更改に臨み、今季年俸3700万円から2300万円増の6000万円でサインした。入団7年目の湯浅は国指定の難病である胸椎黄色靱帯骨化症の手術からの復帰を目指した今季、4月29日の中日戦(バンテリン)でレギュラーシーズン684日ぶりとなる1軍登板を果たすと、17試合連続無失点。5月23日の中日戦(バンテリン)では3番手で延長10回に登板し無失点に抑え、997日ぶりの勝利投手となった。今季は40試合登板で4勝4敗22ホールド、防御率2・52と結果を残した。
11/28:阪神、来季選手会役員発表:阪神は来季の選手会役員について発表しました。
2024年度から2年間にわたって中野拓夢選手が選手会長をつとめていましたが、来季は村上頌樹投手が就任。村上投手は5年目を迎えた今季、26試合に先発登板し14勝4敗、防御率2.10をマーク。最多勝、最高勝率、最多奪三振の投手三冠を獲得したエース右腕が、6年目を迎えチームをまとめます。
さらに、選手会副会長には湯浅京己投手と榮枝裕貴選手が就任。役員には石井大智投手と森下翔太選手が就任します。なお、榮枝選手、石井投手、森下選手は新任となります。
▼阪神の選手会役員(敬称略)
選手会長:村上頌樹
選手会副会長:湯浅京己、榮枝裕貴
役員:石井大智、森下翔太
11/28:新助っ人快速左腕ルーカスと大筋合意:阪神が来季の先発候補として、150キロ台の直球を武器にする快速左腕イーストン・ルーカス投手(29=ブルージェイズ)と契約が大筋で合意に達していることが分かった。同投手はブルージェイズの40人枠ロースターから外れ、条件面での契約は合意。ルーカスは身長1メートル93から150キロ台の直球を武器に、チェンジアップ、スライダー、カットボールを織り交ぜる本格派左腕。メジャー通算42回2/3を投げ40三振。高い奪三振率を誇る。
11/28:トレード加入の伏見寅威が会見:日本ハムからトレードで阪神に移籍した伏見寅威捕手(35)が球団事務所で入団会見に臨み、高校の後輩である門別をはじめ、若手投手の能力を引き出すことへ意欲を示した。単年契約で年俸1億円、背番号は17。
11/27:桐敷拓馬は300万円減の8500万円で更改:桐敷拓馬投手(26)は300万円減の年俸8500万円で更改した。最優秀中継ぎ投手賞に輝いた昨年の70試合からから43試合に登板数が減った。球団6人目の通算100ホールドまで残り33。心身ともに万全な状態をつくり、大台到達を狙う。
11/27:伊藤将司は現状維持の1億4000万円で更改:
伊藤将司投手(29)が球団事務所で契約更改に臨み、今季年俸1億4000万円から現状維持でサインした。入団5年目の伊藤将は今季6月18日のロッテ戦(甲子園)から7月13日のヤクルト戦(甲子園)まで1完封を含む4戦4勝をマークし、先発の救世主的な存在となったが、後半戦は勝ち星を挙げることはできずに、14試合登板4勝3敗、防御率3・07に終わった。
11/27:岩貞祐太、現状維持の1億円で更改:岩貞祐太投手が球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億円から現状維持でサインした。今季は3年契約の最終年。今オフは取得した海外FA権を行使せず残留を表明していた。今季は29登板で3勝1敗、防御率2・12をマークした。
11/26:木浪聖也、1000万減の5500万円で更改:木浪聖也内野手(31)が球団事務所で契約交渉に臨み、1000万円減の5500万円で更改した。小幡、熊谷らと遊撃の定位置を争ったが、3年ぶりの2桁72試合の出場にとどまり、7年目で初めて本塁打ゼロに終わった。
11/26:富田蓮、300万円減の2500万円で更改:富田蓮投手(24)は300万円減の2500万円で更改した。開幕2戦目の3月29日広島戦に先発し、4月5日巨人戦で2年ぶりの勝利を挙げたが、登板数は昨年の13試合から9試合に減らした。
11/26:熊谷敬宥、1100万円増の3000万円で更改:熊谷敬宥内野手(30)は1100万円増の3000万円で更改した。8年目の今季は自己最多の85試合に出場し、18打点も最多。9月2日の中日戦(バンテリンドーム)ではプロ初本塁打も放った。さらに遊撃、三塁、中堅、左翼を守り、無失策。
11/26:小幡竜平、1500万円増4000万円で更改:小幡竜平内野手(25)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、1500万円増の年俸4000万円でサイン。今季は89試合に出場。5本塁打、17打点はキャリアハイだったが、満足はしていない。
11/26:畠世周、現状維持の2000万円サイン:畠世周投手(31)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2000万円でサインした。阪神移籍1年目、シーズン前半は故障で出遅れたものの、今季は12試合に登板し、防御率0・00をマーク。存在感を示した。
11/26:伊原陵人、2000万円増3600万円で更改:ドラフト1位左腕の伊原は、2000万円増の3600万円でサインした。救援で開幕1軍をつかみ、シーズン途中に先発に転向。28試合で5勝7敗、防御率2.29の成績を残した。
11/26:「NPB AWARDS 2025」近本光司、新人年から7年連続獲得:プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2025」が東京都内で行われ、近本が今季もこの場所へ帰ってきた。昨年の時点でNPB初の「新人年から6年連続のタイトル獲得」となっていたが、今季も盗塁王(32盗塁)となり「7年連続」に更新。
11/26:「NPB AWARDS 2025」特別賞は石井大智:プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2025」が東京都内で行われ、コミッショナー特別表彰の特別賞を受賞した石井は、きらびやかな舞台に立ち背筋を伸ばした。今季は「50試合、49イニング連続無失点」の記録を打ち立てるなどと強力リリーフ陣の核として躍動。
11/26:「NPB AWARDS 2025」才木浩人、初タイトル:プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2025」が東京都内で行われ、自身初タイトルとなる最優秀防御率を獲得して壇上に立った才木は、支えてくれた人々に感謝した。今季は24試合に先発して12勝6敗、防御率1・55。
11/26:佐藤輝明がセ・リーグMVP:プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2025」が開催され、セ・リーグMVPに佐藤輝明が選出された。佐藤は今季は139試合に出場し、打率.277、40本塁打、102打点で打撃2冠を獲得した。
11/26:早川太貴がウエスタン優秀選手賞:今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰する「NPB AWARDS 2025」が東京都内で開かれ、早川太貴(25)がウエスタン・リーグ優秀選手賞に輝いた。昨秋のドラフトでくふうハヤテから育成ドラフト3位で入団すると、ウエスタン17試合に登板して8勝1敗、防御率2・83を記録。7月に支配下登録を勝ち取ると、背番号31をまとって1軍で3試合に登板し2勝0敗、防御率0・00と結果を残した。
11/25:阪神勢がベストナイン7人受賞、セ・リーグ史上最多タイ:セ・リーグのベストナインが発表され、近本は不動のトップバッターとしてチームを引っ張り、32個を決めて6度目の盗塁王を獲得した。5度目の受賞で並んでいた金本知憲、マートンを抜いて外野手では球団最多。5年連続は吉田義男の6年に次ぐ数字だ。投手・村上、捕手・坂本、三塁手・佐藤輝、外野手・森下は初受賞。大山は一塁手で2年ぶり、2022年に遊撃手で受賞した中野は二塁手としては初めて選出された。7人受賞は球団最多で、1953年巨人に並ぶセ・リーグ最多記録。今季はゴールデングラブ賞でもセ・リーグ史上最多の7人が選出されており、藤川虎の強さを示す結果となった。佐藤輝は40本塁打、102打点をマークし、セ最多の269票を集めて5年目で初受賞した。
11/25:近本光司、外野手で球団最多の5度目ベストナイン受賞:セ・リーグのベストナインが発表され、阪神の近本光司外野手(31)が外野手部門で5年連続の5度目の受賞となった。5年連続での受賞は田淵幸一に並ぶ球団歴代3位タイ。来季も受賞し、6年連続となれば球団歴代最多の藤村富美男、吉田義男と肩を並べる。さらに外野手に限ると5度目の受賞は球団歴代最多。昨季までは4度で金本知憲、マートンと並んでいた。球団の歴代外野手で見れば頭一つ抜けた形となる。
11/25:中野拓夢、球団初の二遊間でベストナイン受賞:セ、パ両リーグのベストナインが2発表され、二塁手として初受賞した中野拓夢内野手(29)は22年に遊撃手としても受賞しており、二遊間での受賞は球団初となった。
11/25:佐藤輝明、森下翔太の3、4番コンビがベストナイン初受賞:セ・リーグのベストナインが発表され、佐藤輝明内野手(26)と森下翔太外野手(25)が自身初となるベストナインに選出された。セ・リーグの三塁手で佐藤輝、外野手で森下が選出。40本塁打102打点で打撃2冠の佐藤輝は、ゴールデングラブ賞に続いて4つ目のタイトル。同じくゴールデングラブ賞を獲得した森下も、今季2つ目のタイトルとなった。
11/25:大山悠輔が2年ぶり2度目のベストナイン:セ、パ両リーグのベストナインが発表され、阪神・大山悠輔内野手(30)は一塁手部門で2年ぶり2度目の受賞となった。打率・264、13本塁打、リーグ3位の75打点でリーグ優勝に貢献。
11/25:村上、坂本、ベストナイン初受賞:日本野球機構(NPB)は25年度のベストナインを発表した。セ・リーグでは阪神から投手部門で村上頌樹、保守部門で坂本誠志郎捕手が選ばれ初受賞した。村上は「取れて良かったなと思います。1年間活躍していないと取れない賞。1年間しっかり頑張って取れたっていう証しだと思う」と手応えをにじませ、「落ち着いたらしっかり練習してやっていきたい」と来季を見据えた。
 坂本は「そういう風に賞をいただける選手になりたい。そういう風になっていけたらいいなって思いもあった」と話した。続けて「トータルで見てもらった。守備だけじゃない違った部分も評価していただけたと思うと素直にうれしいですね」と攻守での躍動に手応えをにじませた。
11/25:村上頌樹、坂本誠志郎が最優秀バッテリー賞を受賞:プロ野球最優秀バッテリー賞の表彰式が東京都内で行われ、村上頌樹投手と坂本誠志郎捕手、日本ハムの伊藤大海投手と伏見寅威捕手が出席した。4人とも初受賞。村上は今季、14勝4敗、防御率2.10の好成績を残し、2年ぶりのリーグ優勝に貢献。
11/24:佐藤輝明が球団制定「若林忠志賞」受賞:阪神は社会貢献活動に取り組んだ選手をたたえる「若林忠志賞」に佐藤輝明内野手(26)を選んだと発表した。2023年から小児がんの支援団体に公式戦1本塁打につき10万円の寄付活動を行っており、地元・西宮市を中心に野球教室も実施。
11/22:育成1位東農大オホーツク神宮僚介仮契約:阪神育成ドラフト1位の東農大北海道オホーツク・神宮僚介投手(22)が群馬・高崎市内のホテルで仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸300万円。最速148キロのサイド右腕。大学入学時にトレーナーからの助言で横手投げに転向し、同大学で3学年先輩の中日伊藤を参考にした。トミー・ジョン手術を受け、長期リハビリを乗り越えて平均球速4~5キロアップの経験もある。「最速150キロは到達しないといけないし平均球速をもっと上げたい」。変則右腕が育成から成り上がる。
11/22:佐藤輝がJERAセ・リーグAWARD年間大賞」初受賞:佐藤輝明内野手(26)が「JERAセ・リーグAWARD年間大賞」を初受賞し、甲子園球場内で授賞式が行われた。同賞の選考委員の一人で、OBの鳥谷敬氏が同席。2人が並んでの会見で「レジェンドの方に選んでいただける賞なので、また違った喜び(がある)。先輩に認めてもらえたのかなという思いですごくうれしい」と声を弾ませた。
11/21:ドラ1創価大・立石正広が仮契約:ドラフト1位の創価大・立石正広内野手(22=高川学園)が東京・八王子市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金1億円、出来高5000万円、年俸1600万円。今年のドラフトでは最多の3球団競合。三塁や二塁などを守り、50メートル6秒0の俊足も備えている。大学2年春に東京新大学野球リーグ3冠王に輝くと、3年秋には明治神宮大会で2本塁打、10安打(大会新記録)の活躍。4年春には12試合で5本塁打をマークし、2年連続で大学日本代表に選ばれ、4番を務めた。
11/20:高橋遥人、500万円増の3000万円で更改:高橋遥人投手(30)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2500万円から500万増の3000万円でサインした。昨秋に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受け、今季は7月15日に復帰。8試合に登板し、3勝1敗で防御率2・28の成績を残した。
DeNAとのCSファイナルS・第3戦では7回2/3を3安打無失点に抑え、日本シリーズ進出に貢献した。
11/20:岩崎優は現状維持2億円で更改:岩崎優投手(34)が球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の2億円で更改した。守護神としてリーグ最強を誇るブルペンの軸を担い、登板53試合で1勝3敗31セーブ、8ホールド。2年ぶりリーグ制覇の立役者の1人だ。
11/20:島田海吏が200万減の3000万円で更改:島田海吏外野手(29)が球団事務所で200万円減の3000万円で来季契約を更改した。今季は開幕こそ1軍でスタートしたものの、4月14日に登録を抹消されると、1、2軍の往復を繰り返した。出場は28試合にとどまり、31打数4安打の打率・129、わずか1盗塁と自慢の走力を発揮することもないままだった。
11/19:中川勇斗が倍増1000万円で更改:高卒4年目の中川が、来季は2桁本塁打を目標に掲げた。「10本打ちたい」。ほぼ倍増となる1000万円でサインし、誓いを立てた。今季は、捕手から外野手に配置転換されたことで、初めて1軍を経験した。プロ初アーチを含む2本塁打をマーク。打率は・268を残した。
11/19:長坂拳弥が現状維持1200万円で更改:現状維持の1200万円で契約を更改した阪神長坂拳弥捕手(31)は、来季だけを見つめた。8月の1軍昇格直後に、練習中のボールが頭部に当たって出場選手登録を抹消される不運もあり、9年目の今季は出場1試合にとどまった。
11/19:高寺望夢が1350万円増の2000万円で更改:高寺望夢内野手(23)が約3倍の昇給を勝ち取った。契約更改交渉に臨み、今季の650万円から1350万円増となる年俸2000万円でサイン。アップ率208%は、阪神では今オフ最高となり「すごく評価していただきました」とほくほく顔だった。今季は3年ぶりに1軍出場を果たすと一気に飛躍。内外野を守れるユーティリティーぶりで67試合に出場した。5月13日DeNA戦(ハードオフ新潟)では9回2死から同点のプロ初アーチを放つなど、非凡な打撃センスを発揮した。
11/19:小野寺暖が現状維持1500万円で更改:小野寺暖外野手(27)は現状維持の1500万円で更改した。今季は19試合出場で2年連続打点0。「4カ月間ファームで、こんな長い間いたことがなかった。一番悔しいシーズンでした」と振り返った。
11/19:豊田寛、300万円増の1130万円:豊田が球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸1130万円でサイン。4年目の今季は主に代打や左翼手として自己最多の33試合に出場して初打点をマークしたが、定位置奪取とはならなかった。
11/19:マルティネス&コンスエグラと来季の育成契約を締結:阪神はアンソニー・マルティネス投手(25)、スタンリー・コンスエグラ外野手(25)と、来季の育成選手契約を締結したと発表した。また、ともにこの日に帰国した。マルティネスは24年1月に球団が初めてドミニカ共和国で行ったトライアウトで入団。育成2年目の今季は、2軍戦で主に先発として9試合に登板し0勝1敗、防御率2・95だった。昨年12月に同じくトライアウトで入団したコンスエグラは、藤川監督が期待を寄せる注目株。秋季キャンプの練習試合では指揮官の要望で「2番右翼」でスタメン起用された身長190センチの長距離砲だ。
11/19:岡留英貴は100万円減の1900万円で更改:4年目の岡留英貴投手(26)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円ダウンの推定年俸1900万円でサインした。中継ぎとして10試合に登板して1勝0敗、3ホールドで防御率1・93の成績。8月末に登録抹消となった以降は1軍で出番のないままシーズンを終え、昨年の35試合から大きく登板数を減らした。
11/19:工藤泰成が倍増の年俸840万円で更改:工藤泰成投手(24)が、球団施設で契約更改を行い、倍増の840万円でサインした。今季は3月に支配下登録を果たし、18試合に登板して防御率3・31だった。課題は制球力で、フェニックス・リーグ、安芸キャンプでは投球フォームを試行錯誤しながらブルペン投球を繰り返した。
11/19:門別啓人、330万円増の1200万円で更改:門別啓人投手(21)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、330万円増の来季年俸1200万円でサインした。3年目の今季は12試合に登板し、2勝3敗、防御率4・43。4月6日の巨人戦(東京ドーム)では念願のプロ初勝利を果たした。
11/19:早川太貴が300万円増の年俸720万円で更改:早川太貴投手(25)が、球団施設で契約更改を行い、300万円アップの年俸720万円でサインした。今季は7月に支配下登録を果たし、3試合に登板してプロ初勝利を含む2勝を挙げた。その中で、1軍のレベルの高さを感じた部分もあった。来季はその1軍に定着することが目標。
11/19:前川右京は100万円減の3100万円で更改:前川右京外野手(22)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万減の3100万円でサイン(金額は推定)。プロ入り後、初の減俸となり「非常に悔しい1年」と率直な思いを語った。今季は多くの打撃フォームを試したが、なかなか結果につながらず。昨季から出場数を大きく減らし、成績も落とした。
11/18:大山悠輔、現状維持の3億4000万円で更改:大山悠輔内野手(30)が球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。昨オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使して残留し、5年契約1年目を終えて現状維持の年俸3億4000万円でサインした。今季の打率・264、13本塁打、75打点の成績には到底満足できていない。
11/18:糸原健斗、1500万減の5500万円で更改:糸原健斗内野手(33)が球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から1500万円減の年俸5500万円で単年契約を結んだ。巻き返しを狙う来季はオフに〝眼力〟を鍛え、代打稼業での本領発揮を目指す。
11/17:育成ドラ2位・山崎が支度金300万円で仮契約:
育成ドラフト2位で指名を受けた兵庫ブレイバーズ・山崎照英内野手が西宮市内のホテルで支度金300万円、年俸300万円で仮契約を行った。24年にはリーグ新記録となる40試合74盗塁をマークした韋駄天。
11/17:ドラ4・早瀬朔が契約金4000万円で仮契約:ドラフト4位の神村学園・早瀬朔投手(18)が鹿児島市内のホテルで契約金4000万円、年俸480万円で仮契約を結んだ。185センチの長身から角度のある最速151キロ直球を投げ込み、将来的な伸び代も十分。今秋には高校日本代表入り。U18ワールドカップ(W杯)はリリーフで3試合に登板し、防御率0・00をマーク。
11/17:ハートウィグ、ビーズリーが自由契約:ハートウィグとビーズリーが自由契約選手公示された。ハートウィグは今季途中から加入し、16試合に登板して、2勝5ホールド、防御率3.65だった。
ビーズリーは23年に阪神に加入し、移籍1年目の23年は18試合に登板して1勝2敗、防御率2.20、2年目の昨季は14試合・76回2/3を投げ、8勝3敗、防御率2.47と好成績を残したが、今季は8試合に登板して、1勝3敗、防御率4.60。
11/17:秋季キャンプ打ち上げ:阪神は高知県安芸市で今月1日から行っていた秋季キャンプを打ち上げた。全体練習終了後、グラウンドでは藤川球児監督ら選手、スタッフらが円になり、小幡竜平内野手(25)が選手を代表して安芸市や球場関係者、スタッフに感謝を述べた。大役を務めた小幡は「昨日の練習後に(マネジャーから)言われて。あんまり夜も眠れずに、朝もアラーム前には目が覚めた。無事に終わってよかったです」と振り返った。
11/17:梅野隆太郎、4000万円減で更改:梅野隆太郎捕手(34)が17日、西宮市内で契約交渉に臨み、今季年俸1億6000万円(推定)から4000万円減の年俸1億2000万円で更改した。21年オフにFA権を行使せず結んだ4年契約最終年の今年はわずか52試合の出場に終わり、打率・220、本塁打も2年続けて0本だった。今回も海外権利を行使しなかった。
11/17:戦力外の楠本泰史、SNSで現役引退表明:花咲徳栄高、東北福祉大を経て2018年にドラフト8位で入団したDeNAで7年プレーし、戦力外を受けたのちに今季は幼少期からあこがれていた阪神に入団。しかし、武器の打撃で苦しみ、16試合出場で打率・133(15打数2安打)、1打点と苦しみ、10月に自身2度目の戦力外通告を受けていた。
11/15:育成の川崎俊哲は現状維持の300万円で更改:育成でプロ1年目を終えた川崎俊哲内野手(24)が球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の300万円で更改した。2軍戦48試合に出場し、打率1割4分3厘、1打点。
11/15:小川一平は200万円減でサイン:阪神の契約更改交渉で育成の小川一平投手(28)は200万円ダウンの650万円でサインした。2023年9月に受けた右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)からの復帰に向けてリハビリ生活を過ごし、今年8月2日のウエスタン・オリックス戦(SGL)で実戦復帰。最終的にウエスタンで5試合に登板し
11/15:町田隼乙が20万円減で更改:町田隼乙捕手(22)が球団事務所で契約交渉を行い、20万円減の730万円で更改した。プロ1年目は故障に苦しみ、10月17日に「左示指PIP関節内骨折観血的手術」を受けたことが球団から発表された。今季は1軍戦力になれなかったが「まずはケガを治すところが最優先なので、できる限り早く直して。そこから1歩づつ。
11/15:栄枝が220万アップの1000万円でサイン:栄枝裕貴捕手(27)が球団事務所で契約更改に臨み、220万アップの1000万円でサインした(金額は推定)。今季は8試合に出場し、キャリアで最も長く1軍に同行。フェニックス・リーグ出場時に死球を受けた影響で、10月24日には「右尺骨折観血的手術」を受けた。現在、ギプスは外れており、春季キャンプまでの復帰を目指している。
11/15:23年D1位の下村が350万円減で更改:
2023年のドラフト1位で入団した下村海翔投手(23)が球団事務所で契約更改に臨み、今季年俸1450万円から350万円ダウンの1100万円でサインした。24年4月に右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、2年間リハビリに取り組み、1軍はもちろん2軍でもまだ実戦登板をしていない下村は「去年手術して順調なら今年投げられていた。近いところまでは行ったけど、結局投げられなかったのはすごく悔しい」とシーズンを振り返った。
11/15:前西武・元山飛優の獲得を発表:阪神は今季限りで西武を戦力外となった元山飛優内野手(26)を獲得すると発表した。同日に兵庫県西宮市で記者会見した元山は「拾っていただけたので、しっかり頑張ろうという気持ち」と意気込みを語った。年俸は1200万円。二遊間を中心に内野の全ポジションをこなせることが強み。「しっかり準備して、大勢のファンの前でプレーできる喜びを味わえるように頑張りたい」と決意を示した。
11/14:椎葉剛は50万円増の1000万円:椎葉剛投手(23)が高知県内のチーム宿舎で50万円増の推定年俸1000万円で更改した。2年目の今季は6月12日の西武戦(ベルーナ)で1軍デビュー。優勝決定後の2試合にも救援登板して、ともに無失点と好投した。
11/14:井上広大100万円減の1000万円で更改:井上広大外野手(24)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、100万円減の年俸1000万円でサインした。19年ドラフト2位で履正社(大阪)から入団。高卒5年目の昨季は23試合でプロ初本塁打含む3本塁打を放ったが、今季は1試合のみの1軍出場で3打席無安打に終わった。ファーム公式戦は88試合で打率2割3分8本塁打34打点だった。
11/14:木下里都が200万円増の年俸1200万円:木下里都投手(24)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、200万円増の年俸1200万円でサインした。昨年ドラフト3位でKMGホールディングスから入団。ルーキーイヤーの今季は1軍11試合に登板し、0勝0敗の防御率3・29だった。1軍の舞台で自己最速タイの157キロを計測した。
11/14:石黒佑弥、100万増900万円でサイン:石黒佑弥投手(24)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、100万円アップの900万円でサインした。2年目の今季は8試合に登板し、防御率4・50。開幕1軍入りを果たすも、6月9日に「脇腹の筋損傷」で離脱となった。1年間を通して直球の精度には手応えを感じつつ、反省を口にした。
11/14:井坪陽生が100万円増の年俸700万円:来季4年目を迎える井坪陽生外野手(20)は100万円増の年俸700万円(推定)でサインした。高卒3年目の今季は8月19日の中日戦(京セラD)で8番・中堅手でプロ初出場し、初安打もマーク。計6試合に出場して3安打を放った。
11/14:藤田健斗が現状維持540万円:藤田健斗捕手(24)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸540万円でサインした。19年ドラフト5位で中京(岐阜)から入団。高卒6年目の今季はファーム公式戦45試合で打率1割8分2厘だった。
11/14:山田脩也が現状維持の年俸600万円:来季高卒3年目を迎える山田脩也内野手(20)は現状維持の推定年俸600万円でサインし、2年間かなわなかった1軍出場への強い決意を語った。2年目の今季はウエスタン・リーグで100試合に出場し打率・198、3本塁打、36打点。グラブさばきなど持ち味であるはずの守備でも21失策を犯し、アピール不足に終わった。
11/14:津田淳哉、現状維持720万円:津田淳哉投手(24)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸720万円でサインした。23年ドラフト6位で大経大から入団。2年目の今季はファーム公式戦で24試合に登板し防御率3・89の3勝1敗1セーブで、7月以降は全19試合でリリーフ登板した。救援時は21試合で防御率0・84の好成績を残した。
11/14:育成戸井零士、20万円減の年俸480万円で契約:阪神は戸井零士内野手(20)と育成選手の契約交渉を行い、合意に達したと発表した。背番号は「44」から「121」に変更となった。秋季キャンプ休日のこの日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉。20万円減の年俸480万円でサインした。天理(奈良)から22年ドラフト5位で入団。高卒3年目の今季は2軍86試合の打率1割6分8厘で、特に6月以降の月間打率は最高で8月の1割5厘と苦しみ、プロ初の1軍昇格を果たすことはできなかった。
11/14:育成伊藤稜が50万円増の年俸350万円:育成伊藤稜投手(26)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、50万円増の年俸350万円でサインした。21年育成ドラフト1位で中京大から入団。故障等に苦しんだが、4年目の今季はファーム公式戦で自己最多の23試合に登板し、18先発のチーム最多タイ8勝で7敗の防御率2・63。4年目で初めて1シーズンを投げきった。
11/14:島本浩也、日ハム・伏見寅威と交換トレード:阪神は島本浩也投手(32)と日本ハム・伏見寅威捕手(35)の交換トレードが成立したと発表した。東海大からドラフト3位で2013年にオリックスに入団し、22年オフにFAで日本ハムに移籍。今季は64試合に出場し、打率2割4分1厘、2本塁打、11打点。通算成績は633試合出場で打率2割3分3厘、21本塁打、142打点。一方の島本は育成ドラフト2位で11年に阪神入りし、今季は16試合で防御率1・88。通算204試合で13勝4敗、1セーブ、39ホールド、防御率2・97の成績を残している。
11/14:今朝丸は現状維持の720万円で契約更改:今朝丸裕喜投手(19)が高知県内のチーム宿舎で契約更改に臨み、現状維持の年俸720万円でサインした。今季は高卒1年目で1軍登板こそかなわなかったものの、ウエスタン・リーグで12試合に登板し防御率4・24、4勝を挙げ、黒星はなかった。
11/14:百崎蒼生が現状維持の年俸500万円:秋季キャンプで期待値を上げている百崎蒼生内野手(20)が高知県内のチーム宿舎で契約更改に臨み、今季年俸500万円から現状維持でサインした。23年ドラフト4位入団の百崎は今季2軍で79試合に出場、打率・294と打撃での成長を示していた。8月1日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で死球を受け、下顎骨折で手術を受けたが、今は回復し、秋季キャンプで持ち前のパンチ力をアピールしている。
11/14:野手転向・西純矢、半減1500万円で育成契約:野手転向の西純矢(24)と育成選手の契約交渉を行い合意に達したと発表した。背番号は「15」から「120」に変更となった。高知県内のチーム宿舎で契約交渉。1500万円減の年俸1500万円でサインした。創志学園(岡山)から19年ドラフト1位で入団した。投手として高卒2年目の21年にプロ初登板や初勝利。通算37試合に登板し12勝7敗の防御率3・23だった。22、23年は2年連続で10試合以上を投げて5勝以上を挙げたが、昨季は1軍4試合にとどまり勝利はなし。今年2月に右肘手術を受け、実戦復帰できず10月に野手転向が発表された。
11/14:育成1年目・嶋村麟士朗が現状維持300万円:育成嶋村麟士朗捕手(22)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸300万円でサインした。24年育成ドラフト2位で四国IL高知から入団。ルーキーイヤーの今季はファーム公式戦で、捕手ではチーム最多の58試合に出場した。打撃では打率2割6分6厘1本塁打22打点。守備でも盗塁阻止率は3割5分5厘を記録した。
11/14:育成・福島圭音が現状維持300万円:育成福島圭音外野手(24)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸300万円でサインした。23年育成ドラフト2位で白鴎大から入団。2年目の今季はファーム公式戦で111試合に出場し、打率2割3分1厘2本塁打19打点で33盗塁はウエスタン・リーグトップだった。
11/14:育成の松原快が現状維持の300万円:育成選手の松原快投手(26)が高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸300万円でサインした。23年育成ドラフト1位で日本海L富山から入団。2年目の今季はファーム公式戦で34試合に登板し、0勝1敗の防御率4・69だった。
11/14:戸井が育成契約で更改:22年のドラフト5位で天理高から入団した戸井零士内野手(20)が高知県内のチーム宿舎で契約更改に臨み、今季年俸500万円から20万円ダウンの年俸480万円の育成契約でサインした。
11/13:D5位・能登嵩都が契約金3500万円で仮契約:ドラフト5位で指名された能登嵩都投手(24)=オイシックス=が新潟市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3500万円、年俸660万円で仮契約した(金額は推定)。最速150キロの直球とカーブを武器に今季イースタンで12勝4敗、防御率2・60。最優秀防御率、最多勝利、最高勝率、最多奪三振の4冠を獲得した本格派右腕。
11/12:中野拓夢、2年連続2度目のゴールデン・グラブ賞:中野拓夢内野手がセ二塁手部門で2年ぶり2度目の戴冠。「素晴らしい方々がいる中で受賞できたことをとてもうれしく思います」。今季はわずかに2失策と抜群の安定感を示し、虎のセンターラインをより強固にした。
11/12:大山悠輔、最多得票で2度目のゴールデン・グラブ賞:大山悠輔内野手は、両リーグ最多244票を集めての2年ぶり2度目の受賞に「シーズンが始まる前から目標の一つとして掲げていたので、非常にうれしいです」と喜びを表した。
11/12:村上頌樹、初のゴールデン・グラブ賞:村上頌樹投手がゴールデン・グラブ賞初受賞を喜んだ。レギュラーシーズンで最多勝、勝率1位、最多奪三振の投手3冠を手にしたが、またひと味違う思いがあったようで、「獲りたいと思っていた賞だったので、とてもうれしいですし、他にもたくさん好投手がいる中で選んでいただいたことを光栄に思います」とコメント。
11/12:打撃2冠の佐藤輝明がゴールデン・グラブ賞初受賞:佐藤輝明内野手(26)が、セ・リーグの三塁手部門で220票を獲得し、初の栄誉に輝いた。昨年は両リーグ最多23失策に泣いたが、今年の失策数は6と激減。再三の好守でバッテリーを助け、2年ぶりのリーグ制覇に貢献した。佐藤輝は「田中コーチとキャンプから取り組んできたことがひとつ形になったと思います。田中コーチだけではないですが、支えてくれたすべての方に感謝したいです。まだまだ課題も残っているので、さらに上を目指して頑張りたいと思います」と、初受賞の喜びを語った。
11/12:近本光司、5年連続ゴールデン・グラブ賞:近本光司外野手(31)は外野手部門で受賞し、5年連続は新庄剛志に並ぶ球団最長となった。11日に国内フリーエージェント(FA)権を行使せず阪神残留を決めてから一夜、京セラドームで行われた社会人日本選手権のレジェンド始球式に登板。新たなスタートをストライク投球で飾った。
11/12:坂本誠志郎、2度目のゴールデン・グラブ賞:坂本は捕手部門で2年ぶり2度目の栄誉を手にした。「名誉なこと。何回でも取れるように」と笑みを浮かべた。規定以上ではリーグトップの守備率・997を誇り、扇の要としてリーグ優勝に貢献。
11/12:森下翔太、初のゴールデン・グラブ賞:森下翔太外野手(25)は、自身初となるゴールデングラブ賞・外野手部門の選出に「素直にうれしい。来年以降も狙っていきたい賞なので、守備面ではしっかり鍛え上げていきたい」と表情を引き締めた。
11/12:D2・谷端が契約金7000万円で仮契約:ドラフト2位指名を受けた日大・谷端将伍内野手(21)が、東京都内のホテルで契約7000万円、年俸1200万円で仮契約を行った。3年時には東都リーグで春秋連続の首位打者に輝くなど、対応力のある打撃が魅力の内野手。
11/12:ゴールデン・グラブ賞、阪神球団史上最多の7選手:「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が発表され、阪神では佐藤輝明内野手(26)がセ・リーグ三塁手部門で初受賞した。今季は主に三塁手として、昨年の23失策が劇的に改善し、6失策。本塁打王&打点王に輝いた打棒とともに、守備でも2年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
阪神では他に、投手部門で村上(初受賞)、捕手部門で坂本(2年ぶり2回目)、二塁手部門は中野(2年ぶり2回目)。一塁手部門の大山は、セ・パ両部門で最多得票数となる244票で2年ぶり2回目の受賞。外野手では森下が初受賞し、近本は5年連続5度目の受賞と、2023年の5選手選出を超えて球団史上最多の7選手が同賞に名を連ねた。同一球団から7選手の選出は2004年の中日の6選手を超えてセ・リーグ最多。受賞選手一覧は以下の通り。
【セ・リーグ】
投手 村上(阪神)初受賞
捕手 坂本(阪神)2年ぶり2回目
一塁手 大山(阪神)2年ぶり2回目
二塁手 中野(阪神)2年ぶり2回目
三塁手 佐藤輝(阪神)初受賞
遊撃手 泉口(巨人)初受賞
外野手 岡林(中日)4年連続4回目
近本(阪神)5年連続5回目
森下(阪神)初受賞
【パ・リーグ】
投手 伊藤(日本ハム)初受賞
捕手 若月(オリックス)2年ぶり2回目
一塁手 ネビン(西武)初受賞
二塁手 牧原大(ソフトバンク)初受賞
三塁手 村林(楽天)初受賞
遊撃手 紅林(オリックス)初受賞
外野手 周東(ソフトバンク)2年連続2回目
辰己(楽天)5年連続5回目
西川(西武)初受賞
11/11:近本光司の残留決定:近本光司外野手(31)が来季も残留することが決まった。近本は8月に取得条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することになったと球団が発表。条件面では出来高払い込みの5年総額25億円(金額は推定)といい、球団も最大級の誠意で交渉に臨み、残留にこぎつけた。
11/11:D3位・岡城が契約金6000万円で仮契約:ドラフト3位で指名された岡城快生外野手(22)=筑波大=が東京都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸960万円で仮契約した(金額は推定)。50メートル走を5秒82で駆け抜ける俊足とパンチのある打撃、広大な範囲をカバーする守備と3拍子に加え、名門・筑波大に一般入試で合格した頭脳も魅力のひとつだ。
11/10:藤川監督 地元高知で万感Vパレード:藤川球児監督(45)は、石井大智投手(28)ら選手9人とともに高知市内での「高知県阪神タイガース優勝記念パレード」に参加した。子供の頃から慣れ親しんだアーケード街に1万3000人の観衆が詰めかけた。万感の地元凱旋になった。
11/10:コミッショナー特別表彰は阪神石井:日本野球機構(NPB)は10日、今季のコミッショナーとセ、パ両リーグによる特別表彰を発表した。コミッショナー特別表彰は、プロ野球新記録の50試合連続無失点を達成した阪神・石井大智投手(28)に決まった。セ・リーグ特別表彰の最優秀監督賞は、2年ぶりリーグ制覇に導いた阪神・藤川球児監督(45)、同カムバック賞は今季11勝を挙げ5年ぶりの2桁勝利を達成した中日・大野雄大投手(37)が選ばれた。パ・リーグ特別表彰の最優秀監督賞は、リーグ2連覇を果たしたソフトバンク小久保裕紀監督(54)に決まった。
11/10:侍ジャパン、森下翔太が豪快2ラン:練習試合:侍ジャパン-広島戦で森下翔太外野手(25)=阪神=が宮崎の地で特大2ランを放った。
11/10:コーチングスタッフを発表:阪神は2026年シーズンのコーチングスタッフを発表した。2年目を迎える藤川球児監督のもと、1・2軍打撃巡回コーディネーターだった和田豊氏がヘッドコーチに配置転換。新たな体制でリーグ2連覇、日本一を狙う。
就任1年目だった“藤川阪神”はヘッドコーチのポストは不在だったが、10日に和田氏のヘッドコーチ就任を発表。2012~2015年にはチームを指揮。1年目は5位だったものの、2年目の2013年から2年連続で2位。2014年はCSファーストステージを1勝1分けで突破すると、巨人とのCSファイナルは4連勝で球団初のCS制覇を果たし、日本シリーズ進出に導いていた。
 そのほかファーム投手コーチだった江草仁貴氏が1軍の投手コーチに、同じくファームバッテリーコーチだった日高剛氏が1軍のバッテリーコーチに配置転換。ブルペン捕手兼任からコーチ専任だった片山大樹氏がブルペンコーチ専任となる。
 今季85勝54敗4分けと圧倒的な強さ誇り、9月7日にNPB史上最速のリーグ優勝を果たした。日本シリーズではソフトバンクに1勝後からの4連敗で終戦していた。新たなスタッフとともにリーグ連覇と、悲願の日本一を目指す。
 2軍では桑原謙太朗氏が振興部アカデミーコーチから投手コーチに異動。野村克則氏が1軍バッテリーコーチから、2軍のバッテリーコーチに配置転換された。
11/10:梅野隆太郎はFA権行使せず残留:阪神は梅野隆太郎捕手(34)が保有している海外フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留すると発表した。梅野は球団を通じ、「日本一を奪還するために、チーム一丸となって頑張る」などとコメントした。今季は52試合の出場で打率2割2分、2打点の成績だった。
11/9:植田海、FA行使せず残留:今季取得した国内FA権を行使せず、残留した阪神植田海内野手(29)がSGLで軽快に汗を流した。2日に400万円増の推定年俸2500万円の2年契約を結んだばかり。プロ11年間で、通算523試合で代走などに特化し67盗塁を決めてきたスペシャリストは、来季も連覇への貴重なピースだ。
11/7:近本が「ゴールデンスピリット賞」を受賞:報知新聞社ゴールデンスピリット賞事務局は7日、第26回ゴールデンスピリット賞に阪神・近本光司外野手(30)が選ばれたことを発表した。受賞理由として「近本選手は、入団2年目の2020年から甲子園球場の年間予約席を購入し、地元・兵庫県淡路市在住者を年間240人招待する“近本シート”を継続実施している(21年はコロナのため中止)。オフには淡路島や自主トレ先の鹿児島・沖永良部島の子どもたちを対象にした野球教室や学校での講演会など、離島を中心とした社会貢献活動と野球・スポーツ振興活動に注力している。24年には離島支援・地方創生活動を目的とした一般社団法人“LINK UP”を設立し、自ら理事を務めている。今回、同選手の独創的な活動内容と継続性、法人を設立するほどの熱意、そして優勝チームの中心選手としてグラウンドでの活躍が評価され、受賞が決まった」としている。
11/6:和田豊氏がHC就任:阪神が和田豊氏(63)のヘッドコーチ就任を発表。和田氏は12~15年に阪神の1軍監督も務めており、退任後に同一球団のヘッドコーチに就任するのは球界でも異例だ。今季の同職は空位で、藤本敦士総合コーチ(48)を置き、各ポジションのチーフコーチ制を敷いていた。来季はそこに和田ヘッドが加わる盤石体制で、藤川球児監督(45)の就任2年目を後押しする。
11/5:26年シーズンのセ日程発表:2026年度セントラル・リーグ選手権試合の試合日程を発表しました。
 開幕は3月27日(金)で、読売-阪神、横浜DeNA-東京ヤクルト、広島東洋-中日の対戦カードで行われます。(開幕カードのホームチームは2024年の上位3球団だが、阪神が開催球場の都合により辞退したため、4位・広島東洋が開幕戦主催となる) 1球団あたりの試合数は、リーグ内対戦が25回戦総当たりの125試合、パ・リーグ6球団との交流戦が各3試合で18試合、合計143試合となります。
11/4:岩貞祐太が残留会見:岩貞祐太投手(34)が西宮市内で会見し、FA権を行使せず残留を決めた理由を明かした。今季、中継ぎで29試合に登板し3勝1敗の成績でリーグ制覇に貢献した左腕は「タイガースでもう1度日本一になりたいという気持ちが一番強かったです」と12球団の頂点に立つ思いをモチベーションに、来季も阪神で腕を振ることを決めた。球団とは単年契約を結ぶ見込みだ。
11/4:阪神の秋季キャンプがスタート:阪神の秋季練習が尼崎市のSGLで始まった。10月30日に日本シリーズを終えてから5日目。日本一奪回に向けた再始動となる。投手では高橋遥人(29)、伊藤将司(29)、及川雅貴(24)らが参加。野手は熊谷敬宥内野手(29)、前川右京外野手(22)らが姿を見せた。
11/2:植田海は2年契約で推定年俸2500万円:植田海内野手が甲子園球場に隣接する球団施設で会見に臨み、今年6月に取得した国内FA権を行使せず残留すると表明した。推定年俸2500万円の2年契約。「高卒で入ってきて11年間ずっとお世話になってので、すごく愛着があるチーム。シンプルに来年以降もこのチームに貢献したいという思いが強かった」と明かした。植田は近江高校から2014年ドラフト5位で阪神に入団。走塁のスペシャリストとして今季も42試合に出場し、2年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
10/31:阪神が秋季キャンプの参加選手を発表:阪神は11月1日から高知・安芸で行う秋季キャンプの参加メンバーを発表した。昨年ドラフト2位の阪神今朝丸裕喜投手(19)ら若手選手25人が名を連ねた。野手転向の西純矢投手(24)は外野手として発表された。
 ◆投手(13人)
 工藤、椎葉、今朝丸、門別、茨木、富田、木下、石黒、津田、小川、松原、伊藤稜、マルティネス
 ◆捕手(2人)
 藤田、嶋村
 ◆内野手(5人)
 戸井、佐野、山田、百崎、川崎
 ◆外野手(5人)
 井上、井坪、福島、コンスエグラ、西純
10/30:敢闘選手賞に佐藤輝明!シリーズ初の初戦から5戦連続打点:日本シリーズの表彰選手が発表された。阪神からは敢闘選手賞に佐藤輝明内野手(26)が選ばれた。この日の試合で5回に中前適時打を放ち5試合連続打点。昨年のDeNA桑原に並び日本シリーズ最長で、初戦からの5戦連続は初だ。5試合で打率3割6分8厘の5打点と活躍していた。
10/30:ヘルナンデス残留へ:ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が残留する方針であることが30日、分かった。来日1年目の今季は47試合に出場して打率・229、1本塁打、8打点と低調だったが、球団は明るい性格と勤勉な姿勢を評価し、2年目の成長を期待する。ニック・ネルソン投手(29)、途中加入したものの故障で帰国したグラント・ハートウィグ投手(27)の去就は、いずれも流動的になっている。
10/30:逆転負け4連敗で2年ぶり日本一ならず:日本シリーズで阪神が逆転負けで4連敗。1勝4敗で2023年以来の日本一はならなかった。2-2の延長十一回、前の回から5番手で登板した村上が、ソフトバンク・野村に右越えソロを被弾し勝ち越された。打線は二回に2死一、二塁の好機で坂本が左前へ先制適時打。試合前までシリーズ4試合で1安打と苦しんでいたが、価値ある一打を放った。五回は2死一、二塁で佐藤輝が中前へ適時打。これで第1戦から5試合連続打点とし、昨年のDeNA・桑原と並ぶ日本シリーズ最長タイ記録。5試合連続適時打はシリーズ初の記録となった。
 先発の大竹は古巣相手に好投。四回まではパーフェクト投球で、五、六回も走者を出しながら二塁すら踏ませなかった。七回は及川がマウンドへ。2死一、二塁で代打・近藤との勝負となったが、最後は外角いっぱいの直球で見逃し三振に取った。
 しかし、八回に石井が1死一塁から柳田に左翼ポール際に同点2ランを被弾。4月4日以来、209日ぶりの失点で追いつかれた。
10/30:近本が球団記録更新の日本S10戦連続安打:日本シリーズで近本が自身の持つ球団記録を更新する日本シリーズ10戦連続安打を放った。1点リードの五回、有原から先頭の大竹が中前打を放ち無死一塁に。近本はカウント2-2と追い込まれてからの6球目、内角へのボールを右前に運び、好機を拡大した。これが日本シリーズ10戦連続安打となった。前夜には五回に中前打をマークし日本シリーズ9戦連続安打に。八回では先頭で中前打を放ち、2得点を呼んでいた。
10/30:楠本泰史、2度目の戦力外:プロ野球の第2次戦力外通告最終日となった30日に阪神が楠本泰史外野手(30)に来季契約を結ばないことを通告した。昨年10月にDeNAから戦力外通告を受け、阪神に加入。16試合に出場するも、打率.133で2軍暮らしが続き、2年連続の通告となった。
阪神・他の戦力外=川原陸投手(24)=現役続行を希望、佐藤蓮投手(27)、渡辺諒内野手(30)、野口恭佑外野手(25)、※森木大智投手(22)、※鈴木勇斗投手(25)、※ホセ・ベタンセス投手(26)、漆原大晟投手(29)、楠本泰史外野手(30)が戦力外通告を受けた。(※は育成選手)
10/29:石井、ポストシーズン14戦連続無失点:日本S第4戦で石井大智投手が短期決戦でも失点していない。1点ビハインドの9回に登板し、海野、川瀬を2者連続三振。柳田に中前打を浴びるも最後は周東を中飛で無失点に抑えた。23年から続くポストシーズン無失点記録を14試合連続に伸ばした。日本シリーズでは4試合中3試合に登板。レギュラーシーズンではNPB最長50試合連続無失点を記録した右腕は「あしたも頑張ります」と力を込めた。
10/29:佐藤輝、バース超えの4戦連続打点:日本S第4戦で佐藤輝明内野手(26)が4試合連続となる打点を挙げた。4試合連続打点は球団新記録。阪神選手の日本シリーズ3試合連続打点は、85年バース第1~3戦、03年金本知憲第3~5戦、03年桧山進次郎第4~6戦、23年森下翔太第3~5戦の5人で、初戦からは85年のバースだけだった。佐藤輝は伝説の助っ人・バースをも超え、ついに球団史に名を刻んだ。
10/28:近本光司、球団最長の日本S8戦連続安打:近本が、日本シリーズの連続試合安打を8に伸ばし、球団の最多記録を更新した。オリックスと戦った23年の同シリーズ第3戦から連続試合安打を継続。これで試合前の時点で球団記録だった吉田義男(62年)、鳥谷敬(05、14年)の7試合を上回った。
10/27:フェニックス・リーグ終了:フェニックス・リーグ最終戦で阪神は日本ハムに1ー1で引き分けた。これで全日程を終え、15試合で6勝5敗4分けという成績だった。先発・石黒佑弥投手(24)は5回2安打1失点と好投。26日の広島戦(天福)でワンバウンドした打球が右目に当たって交代した山田脩也内野手(20)は試合前の練習で軽めに体を動かし、大事をとって試合は欠場した。
10/27:戦力外の川原陸、現役引退:今月に戦力外通告を受けていた川原陸投手(24)が、自身のインスタグラムで現役を引退することを発表した。投稿では自身の登板時の写真とともに「現役を引退することに決めました 7年間ありがとうございました」と表明。2019年D5位で入団した左腕は相次ぐけがにも苦しんで育成契約の時期も経験し、昨年9月30日のDeNA戦(甲子園)でようやくプロ初登板を果たしたが、今季は1軍登板がなかった。
10/26:佐藤輝明が2戦連続適時打:日本S第2戦で阪神が佐藤輝明内野手(26)の2試合連続適時打となる先制打でいきなり試合を動かした。初回1死二、三塁で4番佐藤輝が甘く入った変化球を捉え先制の右前適時打を放った。今季は主に「4番三塁」で本塁打、打点のリーグ2冠に輝いた虎の主砲。前日25日の同戦には6回に勝ち越しの適時二塁打で決勝点を入れた。早くも日本シリーズ2打点目で前回の23年を超える自己最多となった。
10/26:デュプランティエが一回に3失点で逆転許す:日本S第2戦でジョン・デュプランティエ投手が先発し、1点リードの初回に乱調。レギュラーシーズンでは防御率1.39と抜群の安定感を誇っていたが、ソフトバンク打線に4安打で3点を奪われ、逆転を許した。
10/25:石井大智、好救援でセーブ:日本S第1戦に石井がピンチで登板し、イニングをまたいで日本シリーズ初セーブを挙げた。レギュラーシーズンではプロ野球記録を大きく更新する50試合連続無失点を記録。3試合連続無失点だったクライマックスシリーズに続き、日本一を懸けた短期決戦でも好投を見せた。
10/25:阪神「鬼門」博多で先勝!村上、仁王立ち:日本S第1戦で阪神が2-1で競り勝った。先発の村上が2回に持ち味である超遅球の59キロスローボールを披露。パ・リーグの首位打者・牧原大もさすがに手を出さず、ストライク球を見送るなど、持ち味を発揮し、7回1失点にまとめてセ・リーグ3冠投手の底力を発揮した。ソフトバンクが博多に本拠地を移してから、阪神が日本シリーズで戦うのは3度目。過去の2年間(03年、14年)は、博多では通算0勝7敗と一度も勝てないジンクスがあったが、ついに破った。
10/24:D1位指名の創価大・立石正広「打撃でタイトルを」:阪神からドラフト1位指名された創価大・立石正広内野手(21)が、東京・八王子市の同大で阪神の担当スタッフから指名あいさつを受けた。タテジマに袖を通すことが決まった運命の日から一夜明け、世代ナンバーワンスラッガーは集大成の秋に向かう。立石はさわやかな表情で、指名あいさつを迎えた。「自分を評価してくださったポイントをしっかり聞くことができたので、自信にもなりました。打っているときの打球のインパクトの音とか、小さいところから評価してくださっていたのでうれしかったです」
10/25:D2位指名の日大・谷端将伍、目標は「2000安打」:ドラフト2位指名された谷端将伍内野手(21)=日大=が、同校のキャンパスで、阪神の担当スタッフから、指名あいさつを受けた。東都大学リーグで、3年春、秋と連続で首位打者を獲得した、右の安打製造機。球団からの話として「打撃面で振れるところを評価してくださった。僕の中でもフルスイングはモットーにしてたので、よかったです」と笑顔で語った。
10/24:D3位指名の筑波大・岡城快生は「一番の武器は走力」:阪神に3位指名された筑波大・岡城快生外野手(22)は、茨城県つくば市の同大学で取材に応じた。50メートル走5秒82を誇る俊足が一番の強みだ。無名の高校時代から一般入試で合格し、筑波の韋駄天へと成りあがった秀才は、根っからの明るい性格も武器に〝ポスト近本〟としてプロの世界も駆け上がる。
10/23:D4位指名の神村学園・早瀬朔投手が“才木2世”目指す:阪神からドラフト4位指名された神村学園・早瀬朔投手(3年)は、プロの夢をかなえて里帰りだ。「プロ野球の球団の中で、阪神タイガースが一番ファン。まず選んでいただいてすごくうれしい気持ちです」。阪神のお膝元、兵庫出身の最速150キロ超右腕は、タテジマに袖を通す日を心待ちにした。
10/28:D5位指名の能登嵩都「使い勝手のいいピッチャーに」:阪神からドラフト5位指名を受けたオイシックス・能登嵩都投手(24)が新潟市内で指名あいさつを受けた。最速150キロの直球とカーブ、チェンジアップを組み合わせ、入団2年目の今季はイースタンで12勝4敗、防御率2・60を記録。「最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振」の4冠に輝いた。
10/23:育成1位・神宮僚介「必要とされるサイドスローに」:阪神は育成ドラフト1位で、東農大北海道の神宮僚介投手(22=桐生第一)を指名した。計6球種を操る最速148キロのサイド右腕で、同大学からの指名は22年の伊藤茉央投手(中日)以来3年ぶり。北海道網走市内のキャンパスで会見し「今はホッとしている気持ちが1番大きいです。育成でも支配下でもどちらでも自分の中ではもう、とにかく行けるだけで大きいことだと。育成1位という形で阪神さんに取っていただいてすごく感謝しています」と胸をなで下ろした。【サンスポ】【ドラフト】阪神育成D2位指名の関西独立L兵庫・山崎、目標は盗塁王「近本さんのように率も残せて盗塁もできる選手に」
10/23:育成2位・山崎照英外野手「周東を追い越せるような選手に」:阪神から育成2位指名を受けた山崎照英外野手(22)=関西独立リーグ・兵庫=が、自慢の快足を生かして盗塁王を目標に設定した。50メートル5秒8の韋駄天で今季は51盗塁を決めて、2年連続でリーグ最多盗塁。
10/21:漆原大晟が戦力外:
阪神は漆原大晟投手に来季契約を結ばないことを通告した。漆原は新潟医療福祉大から育成ドラフト1位でオリックスに入団。5年間で72登板し、23年オフの第2回現役ドラフトで阪神に加入した。移籍1年目の昨季は38試合に登板するなど存在感を発揮したが、今季は11登板にとどまっていた。
10/19:秋季キャンプ日程を発表:阪神タイガースは11月1日から17日間の日程で、安芸タイガース球場(高知・安芸市)で秋季キャンプを行うと発表しました。休日は11月5日(水)、10日(月)、14日(金)です。参加メンバーは決定次第、発表されます。
去年は地元・高知出身、藤川球児監督の就任後初のキャンプとなり、佐藤輝明選手や中野拓夢選手ら1軍選手も参加し注目を集めました。
阪神は今季、2位DeNAに13ゲーム差をつけ優勝、クライマックスシリーズでもDeNAに3連勝し、2年ぶりの日本一奪還を目指します。日本シリーズは10月25日からで、第6戦、第7戦にもつれ込めば同時進行となる可能性があります。
10/17:3連勝で日本シリーズ進出、!2年ぶり8度目:甲子園球場で行われた阪神対DeNAのクライマックスシリーズ ファイナルステージ第3戦は、4-0で阪神が勝利した。
阪神は初回、1死一、二塁のチャンスを作ると、佐藤輝明の3ランが飛び出し先制に成功。3-0の3回には大山悠輔のタイムリーで1点を追加した。投げては先発の髙橋遥人が8回1死まで無安打無失点の快投を披露。8回途中3安打無失点で降板も、あとを受けた石井大智が火消しに成功。9回を岩崎優が抑えてクライマックスシリーズを制した。阪神は2年ぶりの日本シリーズ進出。23年以来2年ぶり8度目で、無敗突破は23年に続き2度目。
10/17:佐藤輝、決勝3ラン!今シリーズ5打点:CS第3戦に4番・佐藤輝が初回に先制の決勝3ラン。CSで阪神の4番打者による本塁打は、14年ファイナルS1戦(東京ドーム)のゴメス、15年ファーストS(2)戦(東京ドーム)のゴメス、17年ファーストS1戦(甲子園)の福留孝介に次いで4本目。生え抜き選手では佐藤輝が初。また、甲子園開催のファイナルSで本塁打を記録したのも初めてだ。
10/17:高橋遥人がセ・リーグ記録を樹立:CS第3戦に高橋が8回1死まで無安打投球。POとCSで7回以上を無安打に抑えた投手は、18年第1S2戦で9回を投げノーヒットノーランを達成した菅野智之(巨)に次ぎ、2人目だ。3、4回には5者連続の奪三振。セ・リーグでは過去5人がマークした4者連続を上回り、13年第1S3戦のウィリアムス(西)、今年第1S1戦での伊藤(日)の5者連続と並んで、プレーオフ(PO)とCSの最多記録になった。::ポストシーズンでは62年の村山実に並ぶ球団最長。
10/17:森下翔太がCSのMVP!打率6割6分7厘3打点:森下翔太外野手(25)が「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」の最優秀選手(MVP)に輝き、賞金100万円が贈られた。大会冠協賛社である「JERA社」から贈られる100万円と併せて、計200万円獲得となった。この日は打点はつかなかったが2度の死球が4得点に絡む活躍。3連勝で突破を決めた同ステージの3試合で計3試合で計9打数6安打の打率6割6分7厘で3打点だった。15日の初戦は先制打を含む3打数2安打1打点で、前16日の第2戦はサヨナラ2ランを含む4打数3安打2得点。レギュラーシーズンでは両リーグ最多タイの勝利打点20の、背番号1が2試合連続で決勝打をマークしていた。
10/17:藤川監督がセ・リーグ史上初の快挙:藤川監督は就任1年目で日本シリーズに導いた。新人監督の日本シリーズ出場は、昨年のソフトバンク・小久保裕紀に続く20人目。そのうち、無敗でプレーオフ、CSを突破したのは、12年の日本ハム・栗山英樹、15年のソフトバンク・工藤公康、21年のオリックス・中嶋聡、昨年のソフトバンク・小久保に次いで5人目で、セ・リーグの監督では初。
10/16:サヨナラの森下翔太、史上初3年連続CS弾で王手:CS第2戦で森下翔太外野手(25)が日本シリーズへ王手をかけるサヨナラ本塁打を放った。「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」のファイナルステージ第2戦のDeNA戦(甲子園)で、3-3で迎えた延長10回、DeNA佐々木から左中間席へ2ランを放った。新人から3年連続のCSアーチは史上初。CS通算4割8分を誇る虎のお祭り男が連夜の大暴れだ。2日間の打率は7割1分4厘と絶好調だ。これで入団から3年連続でCSでの本塁打をマーク。NPB史上初の快挙となり、この日でCS通算打率も4割8分に上昇。
10/16:畠世周 CSでも“無失点男”継続:CS第2戦に畠が2―3の6回から2番手で登板した。先頭の牧を四球で歩かせると1死二塁のピンチを招いたものの、石上を148キロのストレートで空振り三振、続く林も二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。今季は右手中指のコンディション不良で出遅れたが、8月31日に1軍初昇格した後は12試合連続無失点でレギュラーシーズンを終え、CSベンチ入り切符を勝ち取った。
10/15:及川雅貴 回またぎ零封でPS初勝利:CS第1戦に2番手の及川が、1回2/3を無失点で勝利投手。今季の飛躍を象徴する快投でチームの勝利に貢献し、自身のポストシーズン初勝利も手にした。
10/15:石井大智、CSでも無失点継続:CS第1戦で石井大智投手(28)がポストシーズンでも無失点を継続した。2点リードの7回2死一塁で登板。牧に左前打で好機を広げられたが、直後の代打フォードを空振り三振に仕留めた。続く8回もまたいで3者凡退。今季日本新の50試合連続無失点記録をつくった右腕は、ポストシーズンでも23年から9試合連続無失点だ。
10/15:近本、勝利を呼んだ三盗:CS第1戦で近本光司が六回に三盗を決め、試合の流れを変えた。両チーム無得点の六回、ここまで2打席凡退の先頭、近本が遊撃への内野安打で出塁した。無死から俊足の近本が出たことで攻撃の手は増える。続く中野拓夢の犠打で近本は二塁へ。DeNAの先発・東克樹の、3番・森下翔太への初球だった。近本がするするっと三塁方向へ。いったん、牽制を意識してスピードを緩めたがそこから一気に加速し三塁をおとした。CS通算6盗塁はセ最多タイ。
10/15:森下翔太が待望のチーム初安打:CS第1戦で森下翔太外野手(25)が四回に待望のチーム初安打を放った。好投を続ける東の145キロシュートをとらえた。打球は中前で弾み、阪神ファンは大歓声。レギュラーシーズンで今季東との対戦打率・500(6打数3安打)と好相性を誇っていた3番打者がデータ通りの快音を響かせた。
10/15:村上、東との最多勝腕対決で5回無失点:村上頌樹投手(27)が、DeNAとのCS初戦に先発し、5回を5安打無失点で粘りの投球を見せた。村上はレギュラーシーズンでは最多勝、勝率、奪三振と「投手3冠」を獲得。その中で唯一、最多勝タイトルは14勝でDeNA・東と分け合った。その左腕と、CS初戦での投げ合いが実現し、一歩も譲らない粘投を見せた。

10/12:楠本泰史と小野寺暖が猛アピール:フェニックス・リーグ:オイシックス戦で小野寺暖外野手(27)と楠本泰史外野手(30)が、それぞれ先発出場。小野寺は先制の中犠飛を含む1安打2打点。4番出場した楠本は右前適時打を含む3安打1打点と奮闘して猛アピールした。
10/12:今朝丸裕喜が4回6安打1失点:今朝丸裕喜投手(19)がフェニックスリーグ・オイシックス戦に先発。真っすぐ中心の投球で3三振を奪い、4回6安打1失点にまとめた。高さやコースなど、直球の全体的な質向上が目標。この日も捕手の栄枝には事前にテーマを伝えて臨んだ。「空振りとか三振も取れた。今日また収穫ができたので次の登板に生かしたい」と好感触を明かした。
10/11:ドラ1剛腕・西純矢の野手転向を公表:西純矢投手(24)が甲子園球場で行われた全体練習終了後、報道陣の取材に応対。来季からの野手転向が発表されたことを受け、「本当に悩んで、たくさんの方に相談した結果、最後は自分で決めなければいけないと思った。やると決めた以上は打者として活躍できるようにしたい」と心境を明かした。この日行われたシート打撃では左翼&中堅の守備位置に就き、全体メニュー終了後は室内練習場で約1時間、個別で打撃練習に取り組んだ。
10/9:原口文仁、代打同点適時打:今季限りで現役を引退する原口文仁内野手(33)が、最後のフェニックスリーグ・くふうハヤテ戦で同点適時打を放った。9回1死二塁で代打で登場。外低めの直球をはじき返し、左前適時打を放ち打率10割とした。尚、ヘルナンデスはこの日2安打1打点で4戦計12打数6安打3打点。
10/9:高橋遥人が3回1安打4奪三振無失点:フェニックス・リーグくふうハヤテ戦で高橋遥人投手(29)が3回1安打無失点に抑えた。3回に2番手として登板。3、4回の2イニングは2つずつ空振り三振を奪い3者凡退に抑えた。5回は1死走者なしから初の安打を許すも、直後に一ゴロ併殺とし3人で相手の攻撃を終わらせた。無死四死球、4奪三振だった。3試合に途中出場し、3打数3安打1打点と勝負強さをアピール。
10/9:村上頌樹、2回4安打1失点:フェニックス・リーグくふうハヤテ戦で先発の村上頌樹投手(27)が2回4安打1失点で降板した。15日のCSファイナル第1戦(甲子園)で先発する見込みとなっている。村上は今季、開幕投手で26試合で14勝4敗の防御率2・10。勝利数と勝率7割7分8厘、144奪三振で3つのタイトルに輝いた。
10/8:森下、坂本、及川が侍ジャパン選出:
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(50)が都内で会見を行い、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(11月15、16日・東京ドーム)の代表メンバー28人を発表。阪神からは森下翔太外野手(25)、及川雅貴投手(24)、坂本誠志郎捕手(31)が選出された。森下は来年3月のWBCで、メジャー組との“共闘”を熱望し、まずは11月にアピールする意気込みだ。
10/8:才木浩人が6回“ノーノー”快投:フェニックス・リーグ西武戦に先発した才木が6回、76球で無安打無得点とCSファイナルに向け、万全の状態をアピールした。
10/8:フェニックスLチーム1号、豊田寛が先制弾:フェニックス・リーグ西武戦で豊田寛外野手(28)が今年のフェニックスリーグのチーム第1号を放った。「3番右翼」に入り3戦目で初の先発出場。初回の2死走者なしから先制の左越えソロを放った。プロ4年目の今季は33試合に出場し打率2割3分2厘。代打では21打席に立ち打率3割5分と好成績を残した。
10/7:ビーズリー、ハートウィグ帰国:ジェレミー・ビーズリー投手(29)とグラント・ハートウィグ投手(27)が帰国した。ポストシーズンの戦力から外れ、出場の可能性がなくなったための措置。ビーズリーは今季8試合に登板し、1勝3敗。3年間では40試合に登板し、10勝8敗。このまま退団となる見込み。今季途中入団のハートウィグは16試合に登板し、2勝0敗。左脇腹を痛めたための帰国で、今後の去就は流動的になっている。
10/7:伊原陵人、3回1安打無失点:伊原陵人投手(25)が、フェニックスリーグ中日戦に2番手として救援登板し3回を1安打無四死球無失点。15日から開幕するCSファイナルステージ(甲子園)へ向け、状態の良さをアピールした。
10/7:フェニックスL中日戦は8―8引き分け:フェニックス・リーグに阪神が引き分けで初戦からの2連勝とはならなかった。先発の伊藤将司投手(29)は3回を4安打無四死球で2失点。伊原陵人が3回1安打無失点の好投。打線では楠本泰史が代打で適時打、前川右京は2安打、高寺望夢が3打点の活躍。
10/6:小野寺暖、マルチ:フェニックス・リーグの韓国戦で小野寺が右打ちの左翼候補として存在感を見せた。2回2死二塁で中前適時打。5回無死では左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、フェニックス・リーグ初戦を3打数2安打で好発進した。
10/6:前川右京 CS左翼へアピール“先制パンチ”:フェニックス・リーグの韓国戦に「5番・左翼」で先発出場した前川右京外野手(22)は初回に右前へ先制打を記録し、藤川球児監督(45)にアピール。15日に初戦を迎えるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)での左翼獲りへ、先制パンチを放った。
10/6:高寺望夢、左翼争い負けない2安打:フェニックス・リーグの韓国戦で高寺は前川に負けじと2安打を放った。打順は1番で先発出場。初回の初球をいきなり捉えた一打は左翼への二塁打となった。続く2回無死満塁でも右前適時打。3回の中飛も当たりが良く、6回の四球を含めて全4打席で内容が伴った。
10/6:フェニックスL初戦勝利、早川太貴5回無失点:フェニックス・リーグの韓国戦で阪神がリーグ初戦を制した。先発の早川太貴投手(25)は5回を1安打無四死球6奪三振無失点と快投した。3回は味方の失策と左前打で2死一、二塁とするも無失点で切り抜け、1、2、4、5回は3者凡退に抑える投球。指揮官の前でポストシーズンでの登板に向けてアピールした。
打線は初回に前川右京外野手(22)の右前適時打で先制。2回は無死満塁から高寺望夢内野手(22)の右前適時打で追加点。3番楠本泰史外野手(30)、4番ラモン・ヘルナンデス内野手(29)は2者連続の適時二塁打を放つ等、打者10人で7安打6得点の猛攻を見せた。6回には相手の失策で2点を追加し計15安打9得点。6回から8回までは湯浅京己投手(26)らリリーフ陣が無失点。9回に石黒佑弥投手(24)が1点を失った。 






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