酒の上の話

【大阪編】大阪人の与太話はダジャレの宝庫
★くいだおれ太郎    08/7/13
 くいだおれの最後の日に行ったと言うお客さんが来た。行ったのは夜9時ぐらいだったが人がいっぱいで、特に店の前の方は報道陣が陣取っていて、くいだおれ太郎人形はまともに見られなかったとか。
 私 「そんだけ人が来るんやったら、経営者は店を閉めんといたらよかったと思たんと違うか?」
 お客「いや、閉店て言うたからみんな来たんやで」
 私 「あ、そうか。普段行けへん人でも閉店セールやったらみんな行くもんな」
 お客「そうやろ、その時だけの人も多い」
 私 「閉店を寂しいと言うてる人でも、くいだおれに食べに行った事がない人もいてるなあ」
 一句:人形が 芸人よりも 売れっ子に
★阪神、快進撃   08/07/6
阪神が昨日も横浜に勝ち、交流戦後は負けなしの5連勝。2位中日とのゲーム差は今シーズン最大の10.5差。阪神がシーズン半分を経過した73試合目で49勝をマークしたのは、2003年に9月15日に優勝決めた時とほぼ同じペース。
 お客「阪神、強いなあ」
 私 「それにくらべ、横浜はめっちゃ弱いなあ」
 お客「(横浜ファンの)みのもんた、怒るで」
 私 「トレードで補強せんとアカンなあ」
 お客「一人や二人補強しても間に合わんで」
 私 「秘策があるわ」
 お客「一体、誰を?」
 私 「野村監督や!」
※野村克也監督は弱体チームの南海やヤクルトを優勝に導き、現在は創設以来最下位だった楽天を建て直して首位を競えるるチームに強くした。
 一句:名将と 呼ばれてひさしい 野村さん
大阪人は漫才師? No70810
私の店の近くにビジネスホテルがあるので出張のお客が時々来る。昨日のお客は関東からの出張だ。
会話の中で彼は「京都の人はみんな着物を着ていると思っていた。そして大阪の人はみんな漫才師だと思っていた」と言った。
確かに大阪の人間は二人揃ったら「なんでやね〜」とそれらしい事をしている。
私もお客の期待?に応えギャグを飛ばす。ギャグが高等なのかヘタなのか、たまにすべることがある。するとすかさず横にいる妻が説明してお客に気付かせる。
長年連れ添った夫婦の絶妙のコンビネーションである。
ちなみに妻の喋り口調は自他共に認める「上沼笑美子」である。
偽装、お前もか!  07/12/12
 今年はあちこちで食品の賞味期限改ざんや産地偽装でかなり世間を賑わした。
 お客さんも品質に敏感になり、当店でもそういう話題が時たま出る。
お客「この間、百貨店で果物を買(コ)うたけどちょっと傷んでた。賞味期限改ざんしてんのと違うか、腹立つわ」
私  「それは可哀想に。スーパーと違(チゴ)うて割高やから余計に腹が立つな」
お客「百貨店は割高でもブランドやからと思て安心してたのに…」
私  「特に吉兆みたいなブランドは騙されへんと思て高かっても買う。そやから騙されたら腹が立つ。スーパー○△は騙されてると思ても格安やから買う。傷んでても仕方ない」
お客「安かってもスーパー○△では生モンは買われへんで。腹をこわしたら何にもならんからな」
私  「ホンマなや。腹をこわしたら腹も立てられへんしなぁ」
お客「あちこちで賞味期限改ざんや産地偽装ばっかりや。イヤになるわ」
私  「そうそうマンションも耐震の偽装が多かったな」
お客「何を信用して、どこで買うたらええか分からんわ」
私  「自分で作るしかないなぁ」
お客「そりゃムリやわ」
一句:今どきは 偽装改ざん あたりまえ
食品に限らず政界、省庁、産業・商業界、色んなところで偽証、偽装、改ざんをしている。
大阪市長選  07/11/20
昨日は大阪市の市長選挙の話になった。
市政の話が絡むだけに普段に無い中身の濃い話になった・・・?
お客「大阪の市長、平松邦夫さんになったね」
ママ「平松さんて毎日放送のアナウンサーやったんやで」
私「毎日放送?“ほう、そう”か」
ママ「ほうそうか、てシャレ言うてる場合と違うやん。(平松さんの事)あんた知ってるか?市長になったんやで」
私「うん、しっちょうる、しっちょうる」(※市っ長る)
ママ「しっちょうる、しっちょうるて、あんた、私に喜ばしてもアカンやん。お客さんを喜ばさんな」
お客「平松さん大変やなあ。大阪市は2兆円以上もの赤字を抱えているんやで」
ママ「2兆?すごいな」
私「豆腐2丁と違うで」
ママ「わかってるがな、ゼロが…、えーと、十、百、千、万、十万・・・12個やわ」
私「そんなけあったらタコ焼き何個買えるやろな」
ママ「そんなけタコ焼き焼いたら手にタコできてしまうわ」
私「ほんだらそのタコ、タコ焼きに使えるやん」
ママ「食材偽装になるやんか。船場吉兆みたいに訴えられるで」
私「地蛸とか但馬蛸とか三田蛸とか…」
ママ「そんなもんあれへん!あんたがしょうもないこと言うさかい、話が逸れてしもたやん」
私「ごめんちゃい」
お客「あんたら面白いな、漫才夫婦やな」
どこが中身が濃いねん!
一句:吉本で馴らされ育つ大阪人
子供の頃から吉本のギャグで飼い馴らされているので、二人よるとついボケとツッコミをする。
漢字の組み合わせ  07/11/13
当店で50代の女性客でコブクロの熱狂的なファンがいる。
コブクロが堺東商店街で路上ライブをしている時から応援していて、当店でコブクロを広めた第一人者だ。
その彼女がコブクロのコンサートで聞いたいい話を教えてくれた。
コブクロは若いのに言葉をよく知っていて次のような事を話してくれたそうな。
『聞』=「門」だけでは大切な事が通り抜けてしまうので「耳」をつけて「聞き」逃さない。
『聴』=「十四」の「心」で「耳」を傾けて「聴く」ともっと相手を理解できる。
『涙』=「涙」を流しスッキリして元に「戻り」再スタートしよう。
『泣』=思いっきり「泣いて」そして「立ち」あがろう!
『はたらく』=自分が働くと「はた」が「らく」になる。
なるほど、タメになる話や。
その話を聞いて昔、あるビジネスの事業説明会に行った時の事を思い出した。
『儲』=「人」の「言」う事を「信」じる「者」がお金を「儲け」られる。
私はその講師の話を信じて入会し、結局ダマされた。
一句:お人好し信じる者は掬(スク)われる
お人好しは人を見抜けない。何のためらいもなく人を信じては足元を掬われるので気をつけよう。
賞味期限   07/11/2
今年は1月の「不二家」に始まり最近の「ミートホープ」「白い恋人」「赤福」「比内鳥」「名古屋コーチン」「船場吉兆」「御福」「ミスタードーナツ」など次から次へと食材の偽装、消費期限偽装、賞味期限改ざんが暴かれている。
昨日はその話題をお客さんにした。
私は「次から次に食材の偽装や賞味期限切れのニュースが出てきて何も信用でけへんな」と言うと、
妻が「赤福のお餅好きやったのに食べられへんわ。私は絶対に賞味期限を見るからね」と言った。
私は「そうやねん、ママは神経質やからな。そやけどママも賞味期限切れてるやん」
妻は「あんたもやん、(あっちの方が)役に立たんくせに」
突っ込んだつもりが突っ込まれた。
私たちのやりとりに若いお客さんは鼻で笑っていた。
一句:年老いて乳繰り合いも期限切れ
年には勝てない。他に楽しみを求めよう。
身がもたん  07/10/19
昨日のお客さんは60歳前だけどタフだ。
会社では同僚や部下が沢山いるのでしょっちゅう飲み会がある。
時々得意先の接待で飲む席に招待されることもあるとか。
また近所の町会の役員をしているのでお酒を飲む機会が多いとか。
そして家庭持ちだが、お気に入りのママさんがいてほとんど毎日飲み行く。
でも仕事はきっちり働く。だから睡眠時間はいつも2、3時間だとか。
彼の遊びっぷりにママは「みのもんた、みたいやね」と感心。
私は「いや、みがもたん、やで」と思わず言葉が出た。
ホント、身体も大変だがフトコロも大変だ。
体力も甲斐性もない私には羨ましい限りだ。
一句:みのもんた彼をマネてはみがもたん
仕事っぷりも遊びっぷりも超人的な彼には脱帽。マネは出来ません。
世界陸上大阪大会   07/9/3
世界陸上が終わった。開催国日本は当初メダル5個以上を目指していたが、候補者がことごとく敗退。女子マラソンの土佐礼子が銅を獲得した。
そのマラソン、昨日妻と見ていたのだがゴールの長居陸上競技場を目前にした39km付近で土佐選手が先頭集団から引き離された。アゴが上がっている、しんどそうだ。
妻は「頑張れ!頑張れ!」とテレビに向かって応援。
私は「どうでもええ、どうでもええ」と手に汗を握りながら声を荒げた。
妻は「あんた、投げやりになったらアカンやん」と咎(トガ)めた。
私は「メダルの“銅”の事や。銅でもええから取ってくれと言う事や」
妻は「あっ、そうか!ややこしいなぁ」
私達の珍エールが届いたのか40km過ぎてから2人を抜いて3位になった。
彼女が主催国のメダル“ゼロ”の屈辱から、かすかながら守ってくれた。「よう頑張った。ありがとう!」
★カン違い
「やっぱりビールは“カン”やで」と唐突に言い出したお客さん。「“燗”なんて…熱いビ
ールなんか飲まれへんで」と言うと「“缶”ビールの事やがな、カン違いしたらあかんで」
と笑わせた。最後には「ビール1本、キープ」と言ったので、こちらも笑いに乗じてビール
にマジックを添えて出すと、す まし顔でビール瓶に名前と日付を書いた。おまけに4分
の3ぐらい飲んだ後、瓶に残量の目印線を書き込み「今度来る時まで、勝手に飲んだら
アカンで」とマジな顔で言った。
★お腹の調子
この間、お客さんが「お腹の調子が悪いから、何か胃薬でもないか」と言いました。
引き出しの中を探してみましたが、あいにく胃薬がありませんでした。だが、バンドエイ
ドがあったので冗談で差し出すと、お客さんはそれをお腹に貼り、マジメな顔で「あ、効
いてきた、これはエイド、胃い調子」だって。
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