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平成30年7月豪雨 (18/7/15)

 梅雨のさ中、西日本に甚大な被害をもたらした歴史的豪雨は、気象庁によって『平成30年7月豪雨』と名付けられた。
 尊い家族の命も思い入れのある家財も、濁流が全てを飲み込んだ悲惨すぎる映像が目に焼つく。
 大多数の人が犠牲となった上に、日を増すごとに死者の数が加算されていくニュースを見るたびに胸を痛める。
 特に親が子供を亡くして悲しみに暮れる光景を見ると、娘を亡くしている私にとっては同情の念を抱く。
 14年前、26歳の誕生日を前にして早すぎた愛娘の人生の幕引きに大きな悲しみを覚えた。
 その時は意思の疎通が殆んど出来なかったものの、1か月余り、病床の娘を見舞えたのが多少の救いだった。
 それに引き替えて、昨日まで元気だった我が子の突然の死に、親御さんの悲しみや喪失感は計り知れないものがある。
 現在は被災地で救助隊やボランティアの方々が、この炎天下で行方不明者の捜索や復旧作業に全力を挙げている。
 被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げますと共に、一日でも早く平穏な暮らしに戻れることを願っています。




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