もう一度 


哀愁ただよう 秋の夜
星を眺めて 佇(タタズ)めべば
愁いを湛(タタ)えた 蒼い瞳(メ)が
夜空の銀幕に 浮かび出る
遠いいにしえ あの時の
共に過ごした 懐かしい日々
楽しい事で 笑い合った
悲しい事で 涙した
悲喜こもごもの 思いを巡らせる

ただ一つの 心残りは
仕事にかまけて
十分に 構う事が出来ず
寂しい思いをさせた
頑(カタク)なな考えで
乙女心 理解をしてやれず
考えを押しつけていた

だからもう一度 会えたなら
もっと色々 話しして
私の思いを 伝えたい
だからもう一度 会えたなら
娘ファーストに 考えて
楽しいメモリー いっぱい残したい
冷気ただよう 秋夜長
反省しきりの 悔いる夜
悲喜こもごもの 思いを巡らせる




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