【ど】
獰悪(どうあく)=―な。―に。「荒あらしくて強い」意の漢語的表現。
動因(どういん)=事を引き起こす直接の原因。動機。
堂奥(どうおう)=〔「堂の奥」の意〕「芸術・技術などの奥深い所」の意の漢語的表現。
道学(どうがく)=道家の学問。道教。道徳を説く学。〔狭義では儒学中の宋学を指し、広義では心学をも指す〕道学者=人情の機微にうとい儒者。道学先生=世事にうとい学者をからかっていう語。
恫喝・恫?(どうかつ)=―する。相手の弱みにつけこんだりして、おどすこと。
憧憬(どうけい)=―する。〔もと、正音ショウケイの誤読に基づく〕「あこがれる」意の漢語的表現。
洞見(どうけん)=―する。物事が展開する先の先まで見通すこと。
同工(どうこう)=作り方(趣向)が大体同じであること。
洞察(どうさつ)=―する。普通の人が見抜けない点までを、直観やすぐれた観察力で見抜くこと。
堂堂巡り=〔もと、祈願のため(儀式として)本尊や仏堂の回りを数多く回る意〕同趣旨の議論のやりとりが繰り返されるだけで、進展が一向見られないこと。〔議会で〕重要案件の採決の時、議席から立った議員が一人ずつ順番に進んで演壇上の投票箱に白票や青票を入れること。
髑髏(どくろ)=「されこうべ」の意の漢語的表現。


≪他ページ記載文字≫
「ア」童顔(どうがん) 慟哭(どうこく) 動作(どうさ) 瞠若(どうじゃく) 動転(どうてん) 道塗(どうと) 「タ」怒濤(どとう)  
【諺】
怒髪冠を衝く(どはつかんむりをつく)   
【四字熟語】
同工異曲(どうこういきょく) 同床異夢(どうしょういむ) 党同伐異(とうどうばつい) 

●作例
堂奥に入る。 彼の素晴しさに憧憬した。
両者の話し合いは堂堂巡りだ。 

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