【ことわざ:ら】
「あ行」「か行」「さ行」「た行」「な行」「は行」「ま行」「や行」「ら行」「わ行」

楽あれば苦あり=楽しい事があると、その後には苦しい事がある。「人生、楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」という事。
落花枝に帰らず、破鏡(はきょう)再び照らさず=散り落ちた花は二度と枝に戻ることがなく、壊れた鏡は元のように照らすことがないの意。一度失われたり破れたりしたものは再び元に復することはない。転じて、一度過ぎ去った時間は再び帰らない。また、死んだ者は再びこの世に生き返らない。
李下(りか)の冠=李とはスモモの事。〔スモモの木の下で冠を直すと、人からスモモの実を盗んでいるように疑われるということから〕 疑われやすい行いはするな、という教え。
俚耳に入りやすい=普通の人に分かりやすい。
類は友を呼ぶ=同じ傾向を持つ者は自然に集まるものだ。
礼に始まり乱に終わる=宴会の席では、始めこそ礼儀正しく振る舞われるが、終わりの頃になると礼儀作法を忘れてしまう程乱れてしまう。
老骨に鞭を打つ=まるで年老いた体にムチを打つようにして、力の限り、精魂込めて事に当たる事。

「あ行」「か行」「さ行」「た行」「な行」「は行」「ま行」「や行」「ら行」「わ行」

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