【月別情報】
<3月>(弥生)桜月、花見月、桃月、季春、晩春、暮春、殿春、嘉月、花つ月、早花咲月、春惜しみ月、夢見月、祓月、竹の秋、姑洗
<1月><2月><4月><5月><6月><7月><8月><9月><10月><11月><12月>
行事 ひなまつり、春分の日、卒業祝い
植物 桃、桃の花、黄水仙、あんず、木蓮、パンジー、白木蓮、蒲公英(タンポポ)、猫柳、蕨、葱坊主、烏豌豆、菫、枝垂れ桜、チューリップ、
辛夷(こぶし)、著莪(しゃが)、沈丁花、土筆(ツクシ)、杉菜、ほうれん草
動物 ひばり、瑠璃鶲(るりびたき)、雀、目白、紋白蝶、蝶、めだか、かえる、どじょう
色彩 黄、ピンク、若草グリーン
誕生石 サンゴ
風物 ひな人形、ひし餅、桃の花、学生服、入学・進学の学生、卒業生、卒業証書、フレッシュマン、お彼岸、春祭り、桃畑、春風、鳥の巣、
水車小屋、苗田、流し雛、遍路
季語 上巳、啓蟄、春分、社日、春社、春暁、春の暮、朧夜、春月、春風、春宵、春の夕、陽炎、春一番、春嵐、春疾風、春の雪、淡雪、
雪の果、雪間、雪代、雪濁り、雪解水、菜種梅雨、彼岸西風、彼岸、麗らか、日永、遅日、若緑、佐保姫、引鶴、鶴帰る、帰雁、
春の雁、残る雁、鳥雲、匂い鳥、春告鳥、汐干、加茂川、暁、山霞、さわらび野守、薄かすみ、佐野の渡り、若草、いかだ流し、
長閑、青柳、朝日、花橘、笛の音、呉柳、巣立ち、春の野、山桜、初桜、生野、朧月、貝寄風、佐保姫、春日、雛の宵、土筆、初花、
初櫻、曲水、羽衣、暁雲、花暦、雪洞、春茜、巣立、若鮎、早蕨、うららか、のどか、春めく、水ゆるむ、花ぐもり、春の川、春の空、
春の月、春の海、春雨、若草、木の芽吹く、遠足、野遊び、初出勤
手紙の
文頭語
早春の候 、軽暖の候、春暖の候、
春分のみぎり、麗日のみぎり、春色のみぎり
きびしかった寒さもやわらいで
風の中に春の匂いがします
ポカポカと暖かく各地の花だよりが聞かれます
一雨ごとに春めいてまいりました
いよいよ春です、菜の花もそろそろ咲きはじめます
空の色も春めいて木々の芽吹く今日この頃
日増しに暖かさを増してきました
重い服装から開放される季節です
菜の花が黄色いじゅうたんを敷きつめたように丘の段々畑は
風はまだ寒く、
日増しに暖かさを増し、
寒さも緩み
春寒しだいに緩み、
春色とみに濃く
つぼみも膨らむころ、
桃の蕾もふくらみ 、
急に春めいて
木々の緑日ごとに色めく季節
日毎にのどかになり
菜の花は今が盛り
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、
真っ白なこぶしの花が飛び立とうとする鳥のよう
桃の花香るこの季節、少女のころを懐かしく思い出します。
今日、通りかかった花屋さんに春の色と香りがあふれていました。
ひと雨ごとに春を呼ぶと思えば、雨降りの日も心楽しく、
ゆうべはふきのとうのてんぷらが食卓にのぼりました。
●字典
弥生(やよい)=草木がいやがうえにも生い茂るという意味。弥生(いやおい)が転化したもので、いよいよ生い茂ること、つまり草木が勢いよく成長し始める月という意味である。
上巳(じょうし)=3月の節句、陰暦3月初めの巳みの日、後に3月3日。主に女児の祝う節句で、雛祭をする。桃の節句。5節句。
啓蟄(けいちつ)=3/6〜3/20頃。冬眠していた地虫類が目ざめ活動を始める。24節気。
春分(しゅんぶん)=3/21〜4/4頃。彼岸の中日。昼と夜の長さが等しくなる。寒さもすっかりやわらぐ。 24節気。
社日(しゃにち。しゃじつ)=春分・秋分に最も近い戊つちのえの日。立春・立秋の後の第5の戊の日。また、旧暦2月・8月の甲きのえの日。土の神を祭って、春は五穀豊穣を祈り、秋は収穫のお礼参りをする。雑節。
春社(しゅんしゃ)=春の社日。
春暁(しゅんぎょう)=春のあかつき。春の夜明け。
春の暮(はるのくれ)=春の日の夕暮れ。
朧夜(おぼろよ)=おぼろ月の夜。朧月夜
春月(しゅんげつ)=春の季節。春の夜の月。
春風(しゅんぷう)=はるかぜ。春に吹く風。
春宵(しゅんしょう)=春のよい。春の夕。
陽炎(かげろう)=春のうららかな日に、野原などにちらちらと立ちのぼる気。
春一番(はるいちばん)=立春以後はじめて吹く強い南風。
春嵐(はるあらし)=2月から3月に吹く烈風。春忘れ。春疾風。
春の雪(はるのゆき)=春になって降る雪。
淡雪(あわゆき)=大きな雪片の牡丹ぼたん雪。淡く消えやすい。
雪の果(ゆきのはて)=春になって最後に降る雪をいう。雪の名残。雪の別れ。
雪間(ゆきま)=山などの雪が解け始め地肌が斑にみえてきたさま。班雪(はだれ)。
雪代(ゆきしろ)=雪が解けて川や海に流れ出す水。
雪濁り(ゆきにごり)=雪が解けて川や海に流れ濁ること。雪解水。
菜種梅雨(なたねつゆ)=菜の花が咲くころの長雨。
彼岸西風(ひがんにし)=彼岸のころ吹く風。
彼岸(ひがん)=春分の日を中心にその前後各3日間とあわせて7日間。
麗らか(うららか)=空が晴れて、明るくおだやかなさま。うらうら。うらら。
日永(ひなが)=日が長くなってきたことをいう。永き日。
遅日(ちじつ)=夕方の気色が長くなってきたことをいう。暮れ遅し。遅き日。
若緑(わかみどり)=松の新芽をいう。松の芽。緑立つ。
佐保姫(さおひめ)=春をつかさどる女神。佐保山は平城京の東に当り、方角を四季に配すれば東は春に当るからいった。
引鶴(ひきつる)=春が来、鶴が北方に帰ること。鶴帰る。
帰雁(きがん)=春が来、雁が北方に帰ること。帰る雁。
春の雁(はるのがん)=雁は春になると北方に帰るが、とどまって帰らない雁をいう。残る雁。
鳥雲(とりぐも)=北方に帰る鳥の姿が雲に入ってみえなくなっていくさま。
匂い鳥(においどり)=鶯のこと。春告鳥。
汐干(しおくみ)=春先から海潮がとおく干るようになる。


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